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第1回 医学部推薦入試偏差値ランキング|東京医科大学・大阪医科薬科大学・関西医科大学・東邦大学


こんにちは。
メルリックス学院代表の佐藤正憲です。


そろそろ、新生活にも慣れて受験生活も軌道に乗り始めた頃ではないでしょうか。
GWは新入生、新入社員にとっても分岐点になり易い時期です。リズムを崩さずに勉強を継続していきましょう。すぐに夏休みが訪れます。



さて、前回、私立医学部入試一般選抜偏差値ランキングが好評で多くの反響を頂きました。そこで、今回は私立医学部入試推薦入試、総合型選抜入試偏差値ランキングをシリーズでお届けしようと思っております。


全国医学部合同説明会



目次[非表示]

  1. 1.◆私立医学部医学科推薦入試、総合型選抜入試偏差値ランキング
    1. 1.1.1.東京医科大学
    2. 1.2.2.大阪医科薬科大学
    3. 1.3.3.関西医科大学
    4. 1.4.4.東邦大学(総合型選抜)

◆私立医学部医学科推薦入試、総合型選抜入試偏差値ランキング


1. 東京医科大学 大阪医科薬科大学 関西医科大学  
2. 東邦大学(総合型選抜) 近畿大学 
3. 藤田医科大学(ふじた未来枠)
4. 兵庫医科大学 東海大学(希望の星育成)
5. 愛知医科大学 聖マリアンナ医科大学 北里大学 帝京大学
6. 福岡大学 獨協医科大学 埼玉医科大学
7. 久留米大学
8. 岩手医科(推薦・総合型選抜) 
9. 東京女子医科大学
10.川崎医科大学(総合型選抜)
11.金沢医科大学(総合型選抜)


第一回は東日本から東邦大学総合型選抜と東京医科大学推薦入試。西日本からは関西医科大学と大阪医科薬科大学について触れたいと思います。

1.東京医科大学


受験資格は評定平均が4.0以上の現役生のみになります。
今年度、東京医科大学は一般公募については2022年度より10名志願者数が増加しております。推薦入試では志願者数を減らしている大学が多い中、増加している点は東京医科大学人気が回復してきている証左といえましょう。


来年度から東京医科大学は全国を6ブロックに分ける「全国ブロック別」入試を実施します。これにより、東京医科大学一般公募推薦と地域枠推薦、全国ブロック別入試の3種類を同時に受験も可能であります。但し、茨城県地域枠のみ出身高校が茨城県内に存在するか保護者が同県内に居住するか何れかの要件を満たすことが必要になります。


東京医科大学推薦入試の問題自体は理数の基礎学力試験と小論文(英語、日本語2種類)が課せられます。
2023年度は数学が5問、物理が10問、生物が8問、化学が7問でした。医学部受験生は2科目準備されているので、2科目は対応できるはずですが、残りの1科目の過去問を利用して効率よく勉強する必要があります。


2023年度の東京医科大学推薦入試の合格最低点は118/172点で68.6%でした。理科3科目準備する点、英語での小論文が課される点から推薦入試での偏差値ランキングでは上位としました。


2.大阪医科薬科大学


2022年度入試より「建学の精神」入試が「至誠仁術」入試と改称されて募集人員が3名の専願制入試と募集人員5名の併願制入試2種類から構成されるようになりました。それに2023年度より募集人員2名の指定校推薦入試が加わりました。


2024年度入試では「至誠仁術」入試の専願制が廃止され、新たに募集人員10名の公募制推薦入試が行われます。
筆記試験は基礎学力試験(数学)、基礎学力試験(理科)、小論文、面接です。筆記試験に英語がないのは受験資格に英語資格・検定試験が必要だからと思われます。例えば英検ですと1980以上が必要ですから英検2級以上ということになります。
現役生のみが受験でき、評定平均4.0以上、それに英語の資格・検定試験が必要で専願制の入試です。


これまでの「至誠仁術」入試では大学入学共通テストを4教科6科目(国語、数ⅠAⅡB、理科2科目、英語)受験して、専願制では概ね75%以上、併願制では概ね80%という高い得点率が必要でした。
出願資格も専願制は現役生のみ、併願制は1浪までなら誰もが受験することができました。


公募制推薦入試では他大学と同じように評定平均4.0以上の現役生に出願資格を限り大学独自の試験を行います。そのため推薦入試には目もくれず共通テストと一般選抜対策に明け暮れているトップクラスの生徒達と競う必要がなくなります。
医学部受験生でしたら英検2級程度はそれほど苦もなく取得できるでしょうから、出願資格のある受験生の方々にとって公募制推薦入試はチャンスとなります。


また「至誠仁術」入試の併願制はこれまでと変わらず行われますので、国公立医学部を受験予定の方で私立医学部を押さえておきたい方にとってはチャンスとなります。


こちらは1浪までなら誰でも受験でき、昨年の出願者数は53名、1次合格者(共通テストで80%以上得点した者)は14名です。14名のうち小論文と面接試験の2次試験を受験した者は3名で3名全員が合格、最終的には1名が入学しています。


その前年は7名が2次試験を受験したので最終合格者は3名と4名が不合格となりました。特に大阪医科薬科大学に関しましては2次試験でアドミッションポリシーの理解が問われますので、しっかり理解しておきたいところです。


3.関西医科大学


受験資格は特別枠推薦では評定平均が4.0以上、一般枠推薦・地域枠推薦では評定平均が3.5以上の1浪までに限られます。(但し、地域枠は2浪まで)特色入試は試験型毎の要件を参照いただきたいのですが、ほとんどの受験生が「英語型」で受験します。


2023年度入試では関西医科大学は学費が約700万円下がり、国際医療福祉大学、順天堂大学に次ぐ全国で3番目に学費が軽費な大学となり注目を浴びました。


2023年度の推薦入試に関しましては、志願者数が一般枠で92名増加(35.9%増加)特別枠推薦でも17名増加(39.5%増加) 特色入試では志願者数が前年比5名増加(7.9%増加)地域枠の志願者数では大阪府が12名減少、新潟県が7名減少、静岡県が1名増加といった状況であります。


一般枠での増加は予想できておりました。特別枠推薦入試も専願のみでありますが、関西圏内での勤務が保証されている点と10名の募集定員がある点が学費を下げたことと重なり、志願者が伸びた要因でしょう。


特色入試におきましては殆どの出願数が英語での出願でありますが、2次試験で英語面接が課されるなどどの程度の英語力が要求されるかが不透明である点で一般枠か特別枠に志願者が流れたと思われます。現実にメルリックス学院大阪校への問い合わせでこの種類のご質問が毎年、非常に多いです。ただ、特色入試に関しましては一般枠と同様、併願制が採用されている点は再度、確認しておきたい点です。


地域枠の減少は募集人数が少ない点で関西医科大学人気と相まって受験生が出願を躊躇したのと特別推薦枠に志願者が相当数、流れたことが予想されます。2024年度入試では地域枠でも隔年現象からしても志願者数が回復するものと思われます。 


学科面に関しましては、近年は英語、現代文の長文化が見られ、出題数も10題程度あります。
理科に関して2023年度は8題中5題が生物、数学の問題も過去のものより難化したとのことです。常識問題も数題、出題されます。


関西医科大学推薦入試を目指すなら生物も基礎的な内容を押さえておくことと考察力も研磨する必要があります。更に、国語や英語の長文に馴染んでおくことと数多い問題を要領よく解く処理能力を高めることが必須です。


最後に関西医科大学推薦入試の募集区分毎の倍率を整理しておきます。

入試区分
志願者数
合格者数
倍率
一般枠
348名
16名
21.7倍
特別枠
60名
10名
6.0倍
特色入試
68名
11名
6.1倍
大阪府地域枠
31名
5名
6.2倍
静岡県地域枠
46名
8名
5.7倍
新潟県地域枠
11名
2名
5.5倍

以上のデータから関西医科推薦入試に関しては一般枠が突出して難易度が高いですが、それ以外は一般入試より取り組みやすい入試であると言えるでしょう。


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4.東邦大学(総合型選抜)


受験資格は評定平均が3.8以上の一浪までに限られます。但し、推薦入試地域枠は制限がなくなります(試験内容は総合型選抜入試と同一内容)。


東邦大学総合型選抜入試に関しては、60分×2の基礎学力・適性試験から構成されます。適性試験が4コマ漫画をストーリー順に並べ変えさせる問題、立方体の展開図から重なる点等を答えさせる図形的センスを問う問題、大量の文字の中から設問の条件に合致する文字を選ばせる問題、という構成です。各ブロックの問題はその時間内でしか対応できず、先に進むことも後に戻ることも出来ない形式になっております。


基礎学力が語彙に関する問題、文章とグラフからの読み取り問題、A4一枚の文章を要約させる問題。いずれも時間的に非常にタイトな試験内容になっております。
高校までで培われてきた思考力、推理力、処理能力、文章力、読解力、語彙力が問われる内容になっており、対策が難しい内容になっております。


更に東邦大学総合型選抜の二次試験がMMI(マルチプル・ミニ・インタビュー)と集団討論が課せられており、専門的な準備が必要となります。
導入初年度の2021年度から2022年度の志願者数が25%落ちている点が気になるものの難易度の高い入試形態であることは間違いないでしょう。


次回は西日本の近畿大学推薦入試、そして藤田医科大学の特徴的な入試であるふじた未来入試を取り上げます。


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メルリックス学院代表

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