
【大医推薦】大阪医科薬科大学医学部 学校推薦型選抜に合格するための対策
こんにちは。
受験情報センター長の鈴村です。
今日は2024年度入試から新たに実施される大阪医科薬科大学医学部の学校推薦型選抜について取り上げます。新しい入試となるため、出願資格のある高校生の皆さんにとっては必見です。
目次[非表示]
- 1.○入試概要
- 2.○募集要項
- 2.1.◎2024年度入試 募集人員
- 2.2.◎ 出願資格
- 2.2.1.公募制推薦入試(専願制)
- 2.2.2.総合型選抜「至誠仁術」入試(併願制)
- 3.○過去問
- 3.1.◎公募制推薦入試(専願制)
- 3.2.◎総合型選抜「至誠仁術」入試(併願制)
- 4.○合格最低点
- 5.○攻略法
- 6.○対策講座
○入試概要
大阪医科薬科大学医学部はこれまで総合型選抜として「至誠仁術」入試を行ってきました。「至誠仁術」入試には専願制と併願制があり、どちらも4教科6科目の共通テスト受験が課せられていました。また、2023年度入試からは指定校推薦入試が募集人員2名で新たに導入されました。
今回、「至誠仁術」入試の専願制が廃止され、代わりに学校推薦型選抜として公募制推薦入試が2024年度より導入されます。共通テストではなく、大学独自の学力試験で合否が判定されます。出願資格は現役生であること、評定平均4.0以上あること、そして英語の資格・検定試験のうち基準を満たすスコアを取得している者であることが条件です。
○募集要項
◎2024年度入試 募集人員
公募制推薦入試(専願制) | 10名 |
|---|---|
指定校制推薦入試(専願制) | 2名 |
総合型選抜「至誠仁術」入試(併願制) | 5名 |
◎ 出願資格
公募制推薦入試(専願制)
対象 | 現役のみ |
|---|---|
評定平均 | 4.0以上 |
その他 | 英語の資格・検定試験のうち基準を満たすスコアを取得している者(ほぼCEFR B1レベル以上) |
総合型選抜「至誠仁術」入試(併願制)
出願期間 | 2023年12月11日(月)~ 2024年1月12日(金)必着 |
|---|---|
1次試験日 | 2024年1月13日(土)・1月14日(日) 大学入学共通テスト |
1次試験合格発表 | 2024年2月14日(水) |
2次試験日 | 2024年3月12日(火) |
2次試験合格発表 | 2024年3月15日(金) |
○過去問
大阪医科薬科大学医学部の公募制推薦入試は2024年度から始まるので過去問はありません。総合型選抜の小論文試験の過去問もありません。
◎公募制推薦入試(専願制)
筆記試験 | 基礎学力試験(数学) | ― 分 | ― 点 |
|---|---|---|---|
基礎学力試験(理科) | ― 分 | ― 点 | |
小論文 | ― 分 | ― 点 | |
面接 | ― 分 | ― 点 | |
出願に要する書類
出願確認票、調査書、推薦書、志望理由書、英語資格・検定試験の成績証明書
◎総合型選抜「至誠仁術」入試(併願制)
国語 | 「国語」(近代以降の文章のみ) | 100点 |
|---|---|---|
数学 | 「数学I・数学A」,「数学II・数学B」2科目必須 | 200点 (各100点) |
理科 | 「物理」,「化学」,「生物」の3科目の中から2科目選択 | 200点 (各100点) |
外国語 | 「英語」 | 200点 (リーディング160点 リスニング40点) |
出願に要する書類
出願確認票、調査書、推薦書、活動報告書、志願者評価書(計2通)
○合格最低点
◎総合型選抜「至誠仁術」入試(併願制)
大学入学共通テストで得点率概ね80%を基準として判定を行う。
○攻略法
公募制推薦入試(専願制)については今年から新しく実施されるということで、どんな問題が出題されるかわからないという点で条件は同じです。基礎学力試験(理科)が何科目受験なのかまだわかりませんが、基本的には一般選抜の勉強がそのまま推薦入試でも役に立つはずです。
また、大阪医科薬科大学医学部の一般選抜過去問も参考になるでしょう。高3生のみが受ける推薦入試ということで一般選抜ほどの難易度ではないと考えられますが、出題形式や傾向などは参考になる部分があると思われます。英語の資格を持っていて数学と理科が得意な受験生にとっては大きなチャンスとなるのではないでしょうか。
総合型選抜「至誠仁術」入試(併願制)は受験生のほとんど全員が国公立医学部との併願者だと考えられます。共通テストの平均点がどう動くかわからない現状では、どうするか迷ったら出願しておいて損はないでしょう。
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