【2025昭和】昭和大学医学部の正規合格と繰り上げ合格

こんにちは。
受験情報センター長の鈴村です。

今年の昭和大学医学部は選抜I期の一次試験日が3校と重なった昨年とは違い、2月7日（金）に単独日程で一次試験を実施しました。

志願者も1月23日（木）時点で2,529人と昨年度の1,985人より544人増えています。出願期間は1月26日（日）必着ですので、おそらく志願者数はもう少し増えていると思われます。志願者増は入試結果にどのような影響を及ぼしたのでしょうか。

2025年度の志願者は2,800人前後と推定

2025年度入試の昭和大学医学部の選抜I期および選抜II期の志願者数は不明です。ただし、選抜I期は出願締切である1月26日（日）の3日前の時点で、2,529人と大学ホームページで公表されています。

2024年度入試では、同じく出願締切である1月10日（水）の5日前に1,670人と公表されています。総志願者数が1,985人でしたから、5日間で315人増えています。それを今年にも当てはめると、プラス200～300人、すなわち2,800人前後の志願者数ではないかと推測されます。

2025年度の一次合格者数と正規合格者数

2025年度入試の昭和大学医学部の一次合格者数・正規合格者数は共に不明です。昨年度は一次合格者数406人、正規合格は83人でした。選抜I期の正規合格は常に募集人員の83人ぴったりで、正規合格者が発表された翌日に1回目の繰り上げ合格が発表されるので、今年も正規合格は83人だったと考えられます。

今年度も正規合格の発表があった2月17日（月）の翌日に追加合格者の発表があり、メルリックス学院の生徒も追加合格になりました。ただし、1回目の追加合格で何人が合格になったかはわかっていません。昨年度の1回目の追加合格は124人、一昨年度の1回目の追加合格は149人でした。

昨年度の追加合格者の数が少なかったのは、一次試験日が重なっていたことにより、志望順位の高い医学部受験生が多く、入学辞退者が少ないと大学が考えたからだと思われます。今年は2023年度や2022年度のように、150人前後の追加合格者を出していてもおかしくありません。

2025年度の補欠候補者数

昭和大学医学部の選抜I期における補欠候補者数は不明です。昨年は283人の方が補欠候補者となっていました。1回目の追加合格で124人が繰り上げ合格になりましたので、残り159人が3月末まで繰り上げ合格を待つことになりました。

昨年度の総合格者は217人でしたので、正規合格者83人と1回目の追加合格者124人を引くと、残りは10人になります。3月末に繰り上げ合格が回ったことが確認できていますが、1回目の追加合格を2月14日（水）に発表した後は、欠員が出るたびに少しずつ繰り上げ合格を回しており、その合計が全部で10人ということだと思います。

昭和大学医学部の補欠候補者に繰り上げ順位は付いていないようです。全員が「補欠候補者」という形で繰り上げ合格の連絡を待つ形になります。

2025年度の繰り上げ合格の連絡方法

2025年度の昭和大学募集要項には以下のように記載されています。

基本は電話連絡とのことなので、入学志願票に記載した電話番号はすべてチェックしておき、いつでも出られるようにしておくことが大切です。

2025年度の繰り上げ合格者数予想

1回目の追加合格の後に繰り上げ合格となった人数は、2024年度が10人、2023年度は2人、2022年度に至っては0人でした。基本的に最初の追加合格で繰り上げ合格になった後は、それほど大きく動かないのが通例です。

とはいえ、メルリックス学院の生徒に3月31日ギリギリに繰り上げ合格の電話が来たこともあります。補欠候補者には順位が付いていないこともあり、諦めずに3月末まで待ち、電話が来た場合はすぐに出られるようにしておきましょう。

選抜II期・地域枠の繰り上げ合格

選抜I期に比べると、合格者も情報も少ない選抜II期の繰り上げ情報ですが、昨年度は正規合格18人、補欠候補者65人、繰り上げ合格は5人に回っています。少ない数ではあるものの、やはりこちらも動きがあります。

3月31日（月）正午が、入学金返還期限の辞退締切となりますので、やはり3月31日までは諦めずに待つ姿勢が必要です。

また、昭和大学医学部は地域枠の繰り上げ合格が回ることもあります。おそらく、正規合格された方が何らかの事情で入学辞退されることがあるのだと思います。こちらもいつ回ってくるかわかりませんので、地域枠の補欠に入っている方にとっては、気が気でない日々が続くでしょう。

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