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【合格体験記】今年の名古屋校で印象に残った生徒達

メルリックス学院名古屋校 校舎長の下田です。
入試が後半戦に入りましたが、ここで新校舎開校前の名古屋校の様子をご紹介させて頂きます。


※メルリックス名古屋校では2023入学説明会&医学部入試分析会を行います。
詳しくはこちらをご覧ください。


目次[非表示]

  1. 1.【合格体験記1】国公立医学部および上位私立医学部併願型のY君
  2. 2.【合格体験記2】あと一歩で医学部合格を逃したT君
  3. 3.【合格体験記3】共通テスト失敗から巻き返したK君
  4. 4.【合格体験記4】東京の難関私大にチャレンジしたJ君
  5. 5.【合格体験記5】地域枠推薦で合格したOさん
  6. 6.今年から国公立医学部コースを新設

いよいよ3月8日から新名古屋校がオープンします。
新校舎は大阪医科薬科大学や岩手医科大学の入試会場にもなっているCK20名駅前ビルの2Fになります。校舎がより広くなったことで、生徒一人ひとりに独立の机と椅子やパーテンションで区切られた自習室など、朝から晩まで学習に専念できる環境となっています。

さて、今年度の名古屋校の話題に戻したいと思います。
今年も名古屋校の生徒は本当によく頑張ってくれました。


昨年はコロナがまん延しており、ソーシャルディスタンスのことも考え、本科生17名で4月に船出しました。
その中から一次試験合格者が15名(先日1人増えました)。今日現在で11名の医学部医学科への進学が決まっており、2名が補欠待ち、もしくは後期受験中です。



これまでの名古屋校は、国公立第1志望よりも私立専願で受験する生徒が中心でした。今年度は、国公立医学部を志望する生徒や、関東圏・関西圏の上位校を目指す生徒などバラエティに富んでおり、生徒同士がお互いに高め合うような雰囲気がありました。


【合格体験記1】国公立医学部および上位私立医学部併願型のY君


現役時代のY君は、東海大学の一次試験は突破したものの最終合格には至ることなく、浪人生となった際に、メルリックス学院に入学しました。


入校時点での成績は、英語が上位の成績である一方で、その他の科目は真ん中あたりの成績で、医学部入試に太刀打ちできるレベルではありませんでした。
そこで、夏までは私立医学部入試や国立の二次試験に必要な主要科目の学力を引き上げることを目標にしました。
さらに、秋には併願が可能な関西医科大学や近畿大学の学校推薦型選抜で合格し、一発勝負の共通テストに臨むという受験戦略を立てました。


素直なY君は、与えられたカリキュラムを着実にこなしていくうちにめきめきと力をつけていきました。残念ながら秋の推薦では合格することが出来なかったものの、そこからギアをもう一段階上げて受験に突入しました。


現時点では、受験した私立医学部7校すべてに一次合格を果たし、藤田医科大学、愛知医科大学、東邦大学、杏林大学で正規合格を勝ち取っています。
つい先週には日本医科大学に繰上げ合格を果たしました。国公立医学部前期では名古屋市立大学を受験し、結果を待っています。


【合格体験記2】あと一歩で医学部合格を逃したT君


T君は大手予備校に2年間在籍した後、3浪目にメルリックスにやってきました。
2浪目時代には福岡大学に補欠合格を果たしたものの、あと一歩で繰上げが回ってくることなく、再始動することになりました。


入校時からT君の問題点は明白でした。


・国公立と私立の勉強がどっちつかずになっていた点
・苦手な英語から逃げていた点


以上の2点が合格できない大きな原因でした。そこで社会や国語の勉強を後回しにし、その分の時間を英語に割くよう指導しました。


開講当初はこれまでの自身の勉強スタイルを崩すことに戸惑いがあるようでしたが、徐々に取り入れながら効率の良い学習を行えるようになりました。


そして迎えた今年の入試では、受験した9校すべてに一次合格し、入校時に第1志望としてあげた大阪医科薬科大学に見事正規合格を果たしました。その他にも藤田医科大学、愛知医科大学、岩手医科大学に正規合格、昭和大学に繰上合格しています。国公立医学部入試では新潟大学を受験し、結果を待っています。


【合格体験記3】共通テスト失敗から巻き返したK君


K君は個別指導の予備校に1年間在籍した後にやってきました。
彼の問題点は気分に浮き沈みがあることで、勉強にムラができてしまう点でした。


親元を離れ一人暮らしをする彼には、心配事も絶えなかった1年だったと思いますが、同じ志を持つクラスメイトやSSと呼ばれる医大生のチューターが親身になって相談に乗ることにより、1年間を通して安定した学習を継続できました。


全国模試の成績などから共通テストで思うような点数が取れないことを想定し、K君には事前にそのことも考えて準備するように伝えていました。頑張っていた彼にとっては受け入れがたいアドバイスだったかもしれませんが、彼はそれに従って着々とやるべきことをやっていました。
残念ながら、今年の共通テストは生物の難化もあって国公立への出願は取り止め、翌日の月曜日には吹っ切れたような顔つきで3日後に控える藤田医科大学の対策に取り組んでいました。


こうした気持ちの整理がスムーズに行えたことで、私立の第1志望である藤田医科大学に正規合格を果たすことが出来ました。
K君の事例を通して、国公立大医学部併願の受験生にとって共通テスト後の切り替えがどれだけ大切でありかつ難しいことか今年も切に感じました。


【合格体験記4】東京の難関私大にチャレンジしたJ君


J君は高校3年生からメルリックスに在籍していました。
当時は、ふじた未来入試の1次試験に合格するものの最終合格に至らず、一般入試では1次試験すら突破できない悔しさを味わいました。


浪人生になったJ君は、昨年度名古屋校卒業生の日下部さんのように「東京慈恵会医科大学や日本医科大学のような難関大学に合格する」という高い目標を掲げてリスタートを切りました。


順調に成績を伸ばしたJ君は、近畿大学の学校推薦型選抜で見事合格することで、無事医学部進学への権利を勝ち取ることができました。J君のすごいところは、医学部に進学することが決まった後でもこれまでと変わらない生活(朝8時30分に登校し、夜10時まで勉強)を継続したことでした。


一般入試では、残念ながら第1志望の東京慈恵会医科大学には合格できなかったものの、昭和大学に特待合格を果たしました。東京慈恵会医科大学の合格発表日には、悔しさを押し殺したJ君から連絡がありました。自身や周りからの期待に応えようと最後まで頑張った彼ならば、次のステージでも活躍してくれると確信しています。


【合格体験記5】地域枠推薦で合格したOさん


Oさんは昨年度、東邦大学医学部の1次試験合格、藤田医科大学一般後期の1次試験合格という既に医学部合格に必要な下地が整った状態でメルリックス学院名古屋校に入学してきてくれました。


入校時の学力では、英語と生物の学力は抜きんでており、数学と化学の理論分野を強化することが至上命題でした。


順調に成績を伸ばし、国公立大学も視野に入る成績であったOさんですが、2浪まで受験可能な関西医科大学の地域枠推薦を受験することに決めました。地域枠での進学と2浪の重圧とを天秤にかけての選択でした。Oさんの医師としてのキャリアビジョンと地域枠の制度がマッチしたことも後押しになったのではないかと思います。


関西医科大学の推薦は問題が非公表なことから対策が難しい入試制度ですが、大阪校の対策講座をうまく活用して、関西医科大学推薦プレテストでも成績上位をキープしていました。そして無事に合格を果たすことができました。


今年から国公立医学部コースを新設


このようにメルリックス学院では、生徒一人ひとりの特徴に合わせて受験の戦略を立てていきます。単に授業を提供する場ではなく、生徒の貴重な一年間をお預かりする立場として責任感を持って、受験指導・サポートに努めています。


名古屋校では、今年度から国公立医学部併願コースを新たに新設します。
国語、社会の授業はもちろん、共通テスト対策も入念に演習形式で進めていく予定です。


英語、数学、理科2科目に関しては、国公立医学部併願コース・私立医学部コース上位クラスにおいて、国公立二次試験に求められる記述力の養成から、東京慈恵会医科大学、日本医科大学、順天堂大学、大阪医科薬科大学、関西医科大学のような私立医学部上位校への対応力も鍛えます。


是非、医学部進学を本気に考えてみえる貴方!メルリックス学院名古屋校を覗いてみて下さい。校舎見学もお待ちしております。





下田
下田
メルリックス学院名古屋校 校舎長

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