2026年度国公立医学部入試の主な変更点【2025/4/10更新】

こんにちは。
受験情報センター長の鈴村です。


現時点でわかっている国公立医学部の2026(令和8)年度の入試に関する主な変更点についてまとめました。今後、新たに変更点がわかったものから順次、追記していきます。


目次[非表示]

  1. 1.2026(令和8)年度 国公立医学部入試の主な変更点【2025/04/10現在】
  2. 2.後期日程を廃止する大学
  3. 3.千葉大学で学校推薦型選抜を実施

2026(令和8)年度 国公立医学部入試の主な変更点【2025/04/10現在】

大学名
試験区分
2024年度
2025年度
旭川医科

前期

40名

48名

後期
8名
廃止
札幌医科
推薦

2月上旬

11月下旬、ATOP-M廃止

総合型

道民枠実施

前期

ATOP-M

札医大卒後研修枠(名称変更)

山形
後期

15名

廃止

筑波

前期

情報=75点+実際の得点×0.2

情報=50点+実際の得点×0.5

千葉
推薦


推薦(千葉県地域枠)2名

1次:書類審査、2次:面接

最終:共通テストを課す選抜​​​​​

京都府立医科
推薦

7名​​​​​

従来の選抜を公募型地域枠に改称

公募型一般枠を5名以内で新規募集

奈良県立医科
後期

第一段階選抜14倍​​​​​​

第一段階選抜12倍 ​​​​​​

岡山

英語資格・検定試験

基準点以上の場合、共通テスト英語および個別学力検査英語を満点とみなす

基準点以上の場合、共通テスト英語のみを満点とみなす

広島

推薦Ⅱ

ふるさと枠


広島県地域医療セミナーを修了した者

佐賀
推薦Ⅱ
一般枠20名・佐賀県枠18名・長崎県枠1名

長崎県枠を廃止、一般枠18名

前期

共テ科目は物・化

共テ科目は物・化・生より2科目

後期
4名
廃止
長崎

推薦

ⅡA(長崎県医療枠)15名

ⅡAとⅡBを合わせて1校12名、1浪ま

ⅡA(長崎県医療枠)25名

推薦人数の上限なし、2浪まで

前期
76名
66名

※今後も新たな情報がわかり次第更新していきます。


後期日程を廃止する大学

現時点で後期日程を廃止することがわかっている大学が3校あります。旭川医科大学、山形大学、佐賀大学です。


千葉大学で学校推薦型選抜を実施

これまで国公立医学部医学科で学校推薦型選抜・総合型選抜を実施していないのは千葉大学と九州大学の2校だけでした。遂に千葉大学医学部が2026年度から、千葉県地域枠推薦を実施することになりました。


募集人員は2名、出願資格は1浪まで、調査書の学習成績概評がA段階(評定平均4.3以上)の者です。一次試験は書類審査、二次試験は面接、最終は共通テストの得点で合否が決定します。出身地の制限はありません。

鈴村
鈴村
メルリックス学院医学部・歯学部受験情報センター長