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慶應義塾大学医学部の2024年度入試結果と2025年度入試変更点

こんにちは。渋谷校の合格請負人である教務マネージャーの川村と申します。
慶應義塾大学の2024年度入試分析がまとまりましたので、その一部をこちらの記事でご紹介いたします。
 
慶應義塾大学医学部の入試の特徴は、なんといっても受験英語の最高峰と言われる英語の入試難易度をはじめとした私立医学部最高の難度の問題が各教科において出題され、記述力・応用力を大いに試される点にあります。


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目次[非表示]

  1. 1.○募集概要
  2. 2.○入試結果
    1. 2.1.一般選抜
  3. 3.○合格最低点
  4. 4.○補欠と繰り上げ合格
  5. 5.○2025年度の入試変更点
  6. 6.○出願書類
  7. 7.○一般選抜の出題傾向
    1. 7.1.英語 難
    2. 7.2.数学 やや難
    3. 7.3.物理 やや難
    4. 7.4.化学 難
    5. 7.5.生物 難
    6. 7.6.小論文 テーマ型、資料文型
    7. 7.7.面接 個人面接  10分×2回 受験生1人に対し面接官2人
  8. 8.○合格体験記

○募集概要

2024年度の募集内訳は以下のようになっています。他はすべて付属推薦です。

・一般選抜入試: 66名

本年度の一般選抜入試における入学許可総数(総合格者数)は169名という結果となりました。​​​​​​​


○入試結果

一般選抜

慶應義塾大学医学部一般選抜入試について、総合格者数と一次受験者数から合格実質倍率の昨年度との比較を見ていきたいと思います。

2024年度の志願者数は1483名と2023年の志願者数1412名と70名程度の増加、一次受験者数も2024年が1270名、2023年が1218名で50名程度の増加となりました。

入学許可総数が2024年度169名、2023年度168名とほぼ変わらない結果でしたので、合格実質倍率が7.5倍と微増しました。



2024
2023
2022
募集人員
66名
66名
66名
志願者数
1483名
1412名
1388名
一次受験者数
1270名
1219名
1179名
一次合格者数
261名
260名
279名
一次合格倍率
4.9倍
4.7倍
4.2倍
正規合格者数
139名
141名
134名
正規合格倍率
9.1倍
8.6倍
8.8倍
補欠候補者数
96名
92名
119名
総合格者数
169名
168名
178名
合格実質倍率
7.5倍
7.3倍
6.6倍


○合格最低点

過去3年間の一次試験における合格最低点は以下の通りとなっています。例年、一次試験合格のためには6割弱の得点が必要となってきます。

2024
2023
2022
合格最低点
319点/500点
315点/500点
308点/500点

※合格最低点は一次合格者を対象としています。
※理科は科目間の難易度の違いを考慮した統計的な得点調整を実施した得点となっています。


○補欠と繰り上げ合格

2024年度入試においては、繰り上げ合格者は30名と公表されました。2023年度入試では、27名、2022年度入試では44名と公表されていますので、昨年度よりは補欠合格者は3名多く、一昨年度よりは14名少ない結果となっています。


○2025年度の入試変更点

従来は2/19(月)に第1次試験が実施されておりましたが、一般選抜の第1次試験を2月9日、第2次試験を2025年3月上旬に実施予定と入試日の変更が発表されています。

試験の配点等には大きな変更点はなく、第 2 次試験はこれまでと同様に第 1 次試験合格者を対象として小論文および調書記入・面接を実施すると発表されています。


○出願書類

出願の際に、「主体性」「多様性」「協働性」についてどのように考え、心掛けてきたかについて100文字以上500文字以下で入力を求められます。合否判定には用いず、入学後の学習指導上の参考資料として使用されると明示されていますが、入力準備が必要となるので注意しましょう。

​​​​​​

○一般選抜の出題傾向

英語 難

90分150点。記述・マーク式。

英訳・和訳・内容説明と記述が多く、テーマ型英作文もある。


数学 やや難

100分150点。穴埋め式。

全単元の最難関大レベルの問題をやり込んでおこう。


物理 やや難

120分100点×2科目。記述式。

高いレベルで思考力、計算力が求められる。原子の分野も毎年のように出題されているのでしっかり準備したい。


化学 難

120分100点×2科目。記述式。

自然科学に対する幅広い知識を持ち、最高難度の問題演習を行おう。


生物 難

120分100点×2科目。 記述式。

国公立や慶應の過去問を中心に実験考察問題の演習を積み重ね、時間配分にも慣れておこう。


小論文 テーマ型、資料文型

60分600字。課題に対して簡潔にまとめる力が求められる。

【過去出題例】

2023年度
一般 寺田寅彦「科学者とあたま」 問.次の文章を読んで「科学者は頭が良いと同時に頭が悪くなくてはいけない」ということについて考えを述べる。

2022年度
一般 幼稚園児が花やで花を買おうとしたが3円足りなかった。そこにたまたまあなたが通りかかった。あなたならどう行動するか。


面接 個人面接  10分×2回 受験生1人に対し面接官2人

面接官を替えて2回行われる。2回とも同じような質問がなされる。事前に医学部志望理由や併願校、出身校、部活、賞罰、趣味、特技などに関するアンケートを記入するが、これらを基にした受け答えについては、想定して準備しておこう。


○合格体験記

本年度メルリックス学院からも、慶應義塾大学医学部に合格者を輩出しており、早速、渋谷校のチューター(SS)として、次年度の受験生を合格に導くためご尽力下さっています。今後の慶應義塾大学への挑戦を考えている受験生に向けての応援コメントをいただけましたので、下記に掲載させていただきます。


≪2024年度慶應義塾大学医学部合格者からの応援メッセージ≫

慶医は、私立医学部志望者に加え、医科歯科や東大理三などの国公立医学部との併願、そして東大理一理二を志望している医学部志望ではない人まで受験しに来ているため、受験者のレベルは非常に高いといえると思います。こんなにもレベルの高い慶医になぜ自分が合格できたのかを振り返ってみると、入試前に自分が決めた、入試本番は全力でやるという決意のおかげだと思います。一見、当たり前のことのように感じるかもしれませんが、私は本番でも気が緩むことが多く、すぐに集中力の切れてしまうタイプでした。慶医入試本番は普段の自分だったら飛ばしてしまいそうな問題まで全力でねばって答えを出し、解答用紙を埋めました。これのおかげで自分には絶対無理だと思っていた慶医に合格できたと思うので、みなさんも本番では自分には無理だという気持ちは捨てて、全力で解答用紙にぶつかっていってください。


上述くださったように勝利への執着、一点でももぎ取る決意を持って本番で闘う姿勢を崩さない事は当たり前のように見えて、改めて自身を省みるとベストを尽くせていると言い切れないなと感じる人も多いのではないでしょうか。

メルリックス学院でもアウトプットの精度を上げる目的で【実戦力養成講座】といった演習ゼミ形式の講座を導入していますが、私立医学部に頻出の問題を、与えられた時間の割にテストの分量をわざと多くして、時間配分などを意識して解答させるコンセプトで進めています。

やはりこちらの講座受講者の合格率が高くなっていますし、学力だけではない実戦的な力を身に付けることにも目を向ける必要があると思います。

川村
川村
メルリックス学院渋谷校教務マネージャー

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