【2024福大】福岡大学医学部一般入試(一般系統別)に合格するための対策

皆さん、こんにちは。
メルリックス学院代表の佐藤です。


福岡大学医学部は、2024年度私立医学部一般選抜偏差値ランキングで、32大学中24位。入試難易度は偏差値63.5で、岩手医科大学、北里大学、聖マリアンナ医科大学と同水準です。今回は「私立医学部偏差値ランキング」ブログの一環として福岡大学医学部一般入試についてお伝えしたいと思います。



目次[非表示]

  1. 1.●福岡大学医学部一般入試(一般系統別)の入試概要
  2. 2.●福岡大学医学部一般入試(一般系統別)の試験結果
  3. 3.●福岡大学医学部一般入試(一般系統別)の英語
  4. 4.●福岡大学医学部一般入試(一般系統別)の数学
  5. 5.●福岡大学医学部一般入試(一般系統別)の化学
  6. 6.●福岡大学医学部一般入試(一般系統別)の生物
  7. 7.●福岡大学医学部一般入試(一般系統別)の物理
  8. 8.●福岡大学医学部一般入試(一般系統別)の小論文
  9. 9.●福岡大学医学部一般入試(一般系統別)の面接
  10. 10.●私立医学部医学科一般入試(一般選抜)偏差値ランキング
  11. 11.☆佐藤代表の著書が1月19日より全国有名書店で発売中☆

●福岡大学医学部一般入試(一般系統別)の入試概要

福岡大学医学部一般系統別入試は、一次試験が2月2日(金)、二次試験が2月14日(水)で実施予定となっています。試験会場は一次試験が本学・東京(ベルサール汐留)・名古屋・大阪、二次試験は本学のみとなっています。


2024年度入試では、一次試験で埼玉医科大学、昭和大学、東海大学との試験日程の重複があります。(2023年度入試では日本医科大学と東海大学と重複)志願者数は2,071名昨年度の2,127名と比較して少し減少しました。一次試験の合格発表日は2月8日、二次試験の合格発表日は2月22日になります。


●福岡大学医学部一般入試(一般系統別)の試験結果

2023年度入試では、志願者が2,127名、そのうち1,920名の方が一次試験を受験し、467名の方が一次試験に合格しました。そこから二次試験を受験した380名の方の中から135名の方が正規合格しました。


2023年度入試では例年以上に欠員が少なかったことから繰上合格者は16名に留まり、最終合格者は151名、合格実質倍率は12.7倍という結果になりました。一次試験の合格最低点は、2023年度入試は250点、2022年度入試は246点、2021年度入試は269点といった結果で7割弱を目標にしていただき、可能な限り点数を積み重ねることに集中することが肝要かと思います。


●福岡大学医学部一般入試(一般系統別)の英語

では最初の試験科目の英語から見ていきましょう。出題形式はマーク、記述混合型です。易問高得点型となっており、わずかなミスが合否を分けるといっても過言ではありません。そのため、曖昧な知識を確実なものとしておくのが望ましいです。


また出題内容は発音・アクセントや和訳など毎年決まっているため、過去問など類題での演習が必須となってきます。また選択肢の中には悩ましいものもあるため、消去法から答えに辿り着くという能力も必要です。長文一致問題に関しては、満点を取れる自信がつくまで演習しておきましょう。


●福岡大学医学部一般入試(一般系統別)の数学

福岡大学医学部入試の数学は穴埋め、記述混合型の問題です。以前は易しめの問題が多かったものの、2017年度以降は上位私大レベルの典型問題を解き慣れているかが試されるような問題中心となっています。大問1番、2番の小問集では様々な単元から標準的な問題が出題されますが、一部解きにくい問題も出題されることもあります。


ベクトルや指数・対数は直近3年連続で出題されています。大問3番の記述問題は毎年数学Ⅲの微分・積分で、面積や体積を求める問題が頻出です。2023年度入試は、極大や変曲点を素直に求め、面積を求める問題であり、2022年度入試は、媒介変数表示の関数のグラフで囲まれる部分の面積を求める問題でした。


●福岡大学医学部一般入試(一般系統別)の化学

例年大問3~4題の出題で記述形式でありますが、穴埋め、選択式問題が多い。平易な問題も多く、解答にストレスは感じないが、点差をつけようとしている問題もあるので、注意しないといけません。2023年度入試では、大問3番のような新課程を意識した新傾向の出題もされている点にも注意してほしいと思います。


●福岡大学医学部一般入試(一般系統別)の生物

例年5題の問題構成となっています。教科書レベルの知識問題や図説等に掲載されている図や受験問題の典型的な問題の出題が中心となっています。選択式ではなく記述式の問題であることから、用語などは正しく書けるようにしておく必要があります。


●福岡大学医学部一般入試(一般系統別)の物理

大問3題で構成され、力学・熱力学・電磁気からの出題である。出題範囲は広いため、苦手な分野ややり残した分野をなくしておく必要があります。やや難易度が高い問題が出題される時には、誘導がある場合が多いですが、誘導に乗るための読解力、思考力が求められる内容になっています。


●福岡大学医学部一般入試(一般系統別)の小論文

福岡大学の小論文では、2024年度入試から試験時間が60分から50分に短縮されます。時間の使い方を例年以上に意識する必要があるでしょう。様々なテーマが出題されてきており、2023年度入試では子どもの貧困についての対応策と期待される効果という内容でした。


●福岡大学医学部一般入試(一般系統別)の面接

福岡大学の面接はグループ面接で30分~40分程度です。面接官によって進行形式に違いがあります。1つのテーマについて深掘りされるグループもあれば、複数の質問が行われることもあるので、どのような形式でも焦らないようにしましょう。面接では1人1分間の自己紹介の後に面接官から質問があり、1人ずつ答えていくという流れで進行していきます。「少子高齢化の問題点と解決策」や「介護殺人」「医師の偏在」など現代社会特有の問題について質問されることがあるため、日ごろからこまめにニュースをチェックして自分なりの考えをまとめておくことが大切です。


以上、福岡大学医学部入試の情報についてお伝えしました。 メルリックス学院では福岡大学医学部一般系統別入試の解答速報を行います。ぜひ下記からメールマガジンにご登録ください。




●私立医学部医学科一般入試(一般選抜)偏差値ランキング

2024年度版【私立医歯学部受験攻略ガイド】に掲載している「入試難易度ランキング」は以下のようになっている。(ガイドP.46に掲載)


大学名

入試難易度
1位

慶應義塾大学

72.5
2位

東京慈恵会医科大学

70.0
3位

日本医科大学

69.0
3位

順天堂大学

69.0
5位

自治医科大学

68.5
5位

東北医科薬科大学​​​​​

(A方式)

68.5
5位
国際医療福祉大学
68.5
5位

大阪医科薬科大学

68.5
5位

関西医科大学

68.5
10位

産業医科大学

67.5

11位
昭和大学

66.5

11位

東京医科大学

66.5

13位

東邦大学

66.0

14位

東北医科薬科大学

(B方式)

65.5

14位
藤田医科大学
65.5
16位
日本大学

65.0

17位
近畿大学

64.5

17位
兵庫医科大学

64.5

19位
杏林大学
64.0
19位
帝京大学
64.0
19位
東海大学
64.0
19位
愛知医科大学

64.0

19位
東北医科薬科大学
(一般)

64.0

24位
岩手医科大学

63.5

24位
北里大学

63.5

24位
聖マリアンナ医科大学
63.5
24位
福岡大学

63.5

28位
久留米大学

63.0

28位
埼玉医科大学

63.0

28位
金沢医科大学
63.0
31位
獨協医科大学
62.5
32位
川崎医科大学
62.0
32位
東京女子医科大学
62.0

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『あなただけの医学部合格への道標』メルリックス学院佐藤代表・著
ISBN978-4-7825-3591-2(産学社)

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佐藤
佐藤
メルリックス学院代表。1971年、愛知県名古屋市生まれ。1995年、名古屋大学法学部法律学科卒。日本生命保険相互会社、中央出版など教育系出版社を経て2018年から現職。2020年に大阪医学部予備校ロゴス、2022年にDDPを吸収合併。著書に『あなただけの医学部合格への道標』(産学社)などがある。

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