【最新】2023私立歯学部入試偏差値ランキング
こんにちは。
メルリックス学院代表の佐藤正憲です。
7/2にAP渋谷道玄坂で「私立歯科大学協会後援 歯学部15大学合同説明会」が開催されます。
メルリックス学院はお陰様で2023年4月に正式に「私立歯科大学協会後援」を頂くことができました。また、メルリックス学院の関連校としまして飯田橋と鶴見に歯学部個別指導塾ADOも開校しており、歯学部に入学された後もしっかりフォローさせて頂いております。
今回は皆様に私立大学歯学部入試偏差値ランキング&入学難易度偏差値と国家試験合格率との関連性についての情報を連載でお届けします。
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◆私立歯学部入試難易度偏差値ランキング
メルリックスが独自のデータで算出している入試難易度偏差値ランキングについては下表の通りです。
この中で推薦入試と一般入試で難易度の差が出る東京歯科大学、昭和大学、日本歯科大学、大阪歯科大学について解説させて頂きます。
大学名
|
偏差値 |
|
---|---|---|
1 |
東京歯科大学 |
57.0 |
2 |
昭和大学 |
55.0
|
3 |
日本歯科大学(生命歯) |
54.0 |
4 |
日本大学(歯) |
53.0 |
5 |
大阪歯科大学 |
52.0 |
6 |
愛知学院大学 |
48.5 |
7 |
明海大学 |
47.0 |
7 |
日本大学(松戸歯) |
47.0 |
9 |
日本大学(新潟生命歯) |
46.0 |
10 |
岩手医科大学 |
45.0 |
10 |
神奈川歯科大学 |
45.0 |
12 |
北海道医療大学 |
44.0 |
12 |
鶴見大学 |
44.0 |
12 |
朝日大学 |
44.0 |
12 |
福岡歯科大学 |
44.0 |
12 |
松本歯科大学 |
44.0 |
17 |
奥羽大学 |
43.0
|
☆東京歯科大学
東京歯科大学につきましては、私立歯学部入試においては揺るぎない王座に君臨し続けております。
まず、東京歯科大学につきましては推薦入試(指定校含)で約50名募集します。過去問題は非公表ですが、数学は数ⅠAから数ⅡBまで万遍なく出題されます。大問10題20問の構成は変わっておりませんが、黄チャートのコンパス3程度のもので練習が必要です。
英語に関しても時間数が少ない関係で長文2題と並び替え問題と形式が決まっております。理科に関しては一般入試と比較すれば平易です。3科目とも記述問題ですので、基礎固めを中心にしっかりとした学習が必須になります。推薦入試と一般入試とでは形態が異なりますので、注意して下さい。
2022年度入試の結果ではありますが、推薦の志願者数147名 合格者数64名 倍率:2.3倍です。指定校推薦と公募推薦を合わせた数です。
東京歯科大学一般入試に関しましては2022年度の一般Ⅰ期志願者数396名 総合格者数88名 倍率:4.1倍。2022年度一般Ⅱ期の志願者数169名 総合格者数15名 倍率:9.4倍。
東京歯科大学の一般入試に関しましては一般Ⅱ期の二次試験は特に力を入れているとのことです。特に東京歯科大学の一般Ⅱ期の二次試験を受験される方は入念に面接対策をなさって下さい。医学部志望者が多く受けてくる一般Ⅱ期は、英語と数学または理科1科目の2教科受験のため、合格最低ラインは年によってかなり高いこともあるようです。
以上より、一般入試よりも対策した内容が入試結果に直結する度合が高く、東京歯科大学を第一志望にされる方はメルリックス学院の東京歯科大学推薦対策講座で演習を積まれるのが早道です。
☆昭和大学
昭和大学に関しても一般入試より総合型選抜入試、そして推薦入試を考えられた方がコストパフォーマンス的に良いです。推薦入試の学科は英語と数学または国語(現国)、理科基礎2科目のみになります。全科目通しで140分の入試になります。国語の問題は漢字の割合も多く、英語に関しても文法やアクセント、並べ替えの問題も多数、出題されます。逆に長文は1題です。
2023年度総合型選抜入試の志願者数は41名 最終合格者数6名 倍率6.8倍です。総合型選抜入試は一次試験が書類審査でありますので41名が30名までに絞られました。推薦入試の志願者数は41名 合格者数22名 倍率1.9倍です。
昭和大学一般入試に関しては一般Ⅰ期が志願者数410名 総合格者数96名 倍率:4.3倍。一般Ⅱ期 志願者数119名 総合格者数13名 倍率:9.2倍。数学か国語(現国)のどちらかを選択できるのが特徴です。
学力試験のない総合型選抜入試を除くと、昭和大学歯学部推薦入試と昭和大学歯学部一般入試を比較した場合、明らかに昭和大学歯学部推薦入試からチャレンジされた方が入学できる確率が上がることは自明の理です。
令和6年度昭和大学歯学部入試に関する変更点としては、総合型選抜入試の募集人員が5名から10名に変更となります。また卒業生推薦入試も5名から7名に変更されます。その分、一般Ⅰ期が44名から42名に、一般Ⅱ期が10名から5名に減りますので、ますます総合型選抜入試、推薦入試からのチャンレジが重要になります。
昭和大学歯学部推薦入試に関してもメルリックス学院では対策講座をご用意する予定ですので、対策を効率よくされたい方は是非、ご活用下さい。
☆日本歯科大学
日本歯科大学の推薦入試は学力試験が英語のみになります。時間も30分とターゲットをおさえておけば知らない単語は出ないレベルです(最近難化の傾向にあります)。受験生の感覚ですと英検2級程度の長文2題が出題されます。英検の出題形式に類似性が高いとのことです。
2023年度日本歯科大学の推薦入試は指定校と公募を合わせた志願者数77名 合格者数75名 実質倍率:1.02倍。
2023年度日本歯科大学一般前期の志願者数334名 合格者数119名 実質倍率:2.80倍。一般入試後期の志願者数88名 合格者数10名 実質倍率:8.8倍。昭和大学歯学部と同じく、数学か国語(現国)のどちらかを選択できます。
日本歯科大学に関しましても、現役生はまずは推薦入試からチャレンジされた方が入学できる確率が上がるでしょう。
メルリックス学院では9月17日(日)に日本歯科大学の生命歯学部長と新潟生命歯学部長をお招きして、合同説明会を行います。こちらのご案内もまもなく開始いたしますので、是非ご参加下さい。
☆大阪歯科大学
最後に大阪歯科大学に関してです。2023年度入試より一般公募推薦について併願が認められました。大阪歯科大学推薦入試に関しまして一般公募推薦は数ⅠA数ⅡB、英語、理科1科目。内容は一般入試より平易で試験時間も各教科50分と一般入試より10分短いです。
大阪歯科大学指定校推薦入試に関しまして教科は数ⅠA数ⅡB、英語ですが、一般公募と異なり併願が認められていないので、注意が必要です。
その影響もあり、専願であった2022年度の志願者数が87名 合格者数が57名 実質競争率:1.52倍に対し、2023年度の志願者数は109名になり前年比25%増加し、合格者数は62名 実質競争率:1.75倍で併願が認められたことにより、難易度が上昇しました。
大阪歯科大学の一般入試に関して補欠合格は一般入試前期からしか出しませんので、正規合格に入る自信がない方は必ず前期試験で受験するようにしてください。
2023年度の大阪歯科大学一般前期の志願者数は247名。合格者数は83名 実質競争率:2.97倍。一般後期の志願者数は85名。合格者数は22名 実質競争率:3.86倍でした。
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