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兵庫医科大学推薦入試を受ける受験生の方へ

こんにちは。
受験情報センター長の鈴村です。


メルリックス学院は6月4日(日)に大阪・梅田の阪急グランドビルで『【関西医科大学&兵庫医科大学】医学部推薦入試ガイダンス2024』を行います。当日は大学の入試ご担当者が来場して1大学30分ほどの説明会を実施します。


◇◆メルリックス学院では兵庫医科大学推薦・総合型選抜に向けたプレテスト対策講座をご案内しています。ぜひこちらからご覧ください◆◇


目次[非表示]

  1. 1.昨年、推薦入試で合格した卒業生が参加
  2. 2.兵庫医科大学の推薦入試を選ぶ受験生の特長
  3. 3.情報がない中での推薦対策の落とし穴
  4. 4.数学の要らない総合型選抜はチャンス

昨年、推薦入試で合格した卒業生が参加

当日は大学の入試ご担当者の他に、昨年関西医科大学と兵庫医科大学の推薦入試に合格した卒業生も駆けつけてくれる予定です。


参加してくれる卒業生と当日の打ち合わせをしていますが、皆さん医学部に合格するための「勝ち筋」をどこかのタイミングで必ず見つけています。その見つけたタイミングと、そのための努力をした話が一人一人違っていてとても興味深いです。


兵庫医科大学は総合型選抜で合格した卒業生の他に、学校推薦型選抜と総合型選抜を併願して推薦で合格した友人と一緒に来てくれるとのことです。それぞれ生物選択と物理選択に分かれているので、どちらの科目選択者にとっても有意義な話が聞けると思います。


兵庫医科大学の推薦入試を選ぶ受験生の特長


関西には私立医学部が4校あります。どの大学も総合型選抜、あるいは学校推薦型選抜を実施しています。そのうち共通テスト利用の大阪医科薬科大学(2024年度入試からは大学独自試験の推薦を実施)と、併願可能な近畿大学は国公立医学部志望者も多く受験する難易度の高い試験です。


残る関西医科大学と兵庫医科大学のうち、兵庫医科大学を受験する生徒に共通して感じるのは、合格することに的を絞って「何をやるか」よりも「何をやらないか」を的確に判断して優先順位を付けることのできる才能です。


受験時の学力偏差値という意味では、医学部受験生の中でトップクラスではないかもしれませんが、取捨選択の能力とそれを行動に移す実行力は「やはり、こうでなければ医学部は受からない」と納得させられるものがあります。


当日、合格体験談を語っていただく卒業生と話をしていて、そのことを非常に強く感じました。


情報がない中での推薦対策の落とし穴


また、兵庫医科大学の学校推薦型選抜(あるいは総合型選抜)を受けると決めてからの話は非常に参考になりました。


兵庫医科大学の一般選抜の問題は、今年の2023年度入試こそ癖が少なく全体的に易化しましたが、それまでは問題量が多くて記述式の手ごわい問題が並んでいました。


満足な受験情報がない中で推薦対策をしようとすると、どうしても頼るのは「一般選抜の過去問」ということになってしまいます。けれど、兵庫医科大学の学校推薦型選抜(総合型選抜)の問題は、一般選抜の過去問とは出題傾向が異なるため、いかに難しいことをやりすぎないかがテーマになります。


数学の要らない総合型選抜はチャンス

また、昨年度から始まった総合型選抜は、数学を選択しなくても受験できるため、数学が苦手な受験生にとってはチャンスの大きい入試です。卒業生子女でなければ出願できない卒業生子女枠はもちろん、一般枠でも親族以外の医療従事者の推薦が必要になりますが、それさえクリアすれば数学なしで受験することができます。


自分は医師家庭ではないし、知り合いに医療従事者もいないし……という方もぜひ諦めずにご相談いただければと思います。


総合型選抜は3次試験(今年からは書類審査がなくなるので2次試験)も物理・化学・生物のテーマの中から1題を選んでのプレゼン面接ですので、数学を回避できるという意味で非常にチャンスの大きい入試だと思います。


◇◆メルリックス学院では兵庫医科大学推薦・総合型選抜に向けたプレテスト対策講座をご案内しています。ぜひこちらからご覧ください◆◇

鈴村
鈴村
メルリックス学院医学部・歯学部受験情報センター長

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