【東京女子医科大学】直前予想問題と、実際の入試問題を比較。驚いた受験生の声を受けてまとめました
こんにちは。
受験情報センター長の鈴村です。
女子医大の1次試験前日に行った「東京女子医科大学2023入試直前分析会」で数学のワンポイント講座を行いました。
その中で扱った項目は3つ。
(1)指数・対数の計算問題
(2)数列の問題
(3)積分の計算
女子医を受けた人はお気づきだと思いますが、この3つとも女子医の入試本番で出題されました。
非常に近い内容の問題もあり、受講生の方々から「昨日の講座で扱った問題がいくつか出題されました!」と嬉しい報告がありました。
目次[非表示]
- 1.(1)指数・対数の計算問題
- 2.(2)数列の問題
- 3.(3)積分の計算
それでは順番に見ていきましょう。
(1月31日のワンポイント講座で扱った教材はこちらからPDFでご覧いただけます)
(1)指数・対数の計算問題
【1月31日(前日)実施の直前予想問題】
【2月1日 実際の入試問題】
(生徒から聞いた内容をもとに問題を再現しています)
分数式と対数を絡めた計算問題。
典型問題であり、いわゆる「サービス問題」でもあります。
それでも、大問1の①という最初から、昨日やった問題が出たということで、非常に落ち着けた人もいたのではないでしょうか。
(2)数列の問題
【1月31日(前日)実施の直前予想問題】
【2月1日 実際の入試問題】
(生徒から聞いた内容をもとに問題を再現しています)
数列の応用で複利計算に関する問題。
ローン返済ではなく積立預金の問題でしたが、同じ複利計算が出たということで、受講された方は「あっ」と思ったのではないでしょうか。
この問題は講座の中では非常に駆け足の説明になってしまいましたが、その後きちんと復習した人にとっては得点源になったのではないかと思います。
(3)積分の計算
【1月31日(前日)実施の直前予想問題】
【2月1日 実際の入試問題】
(生徒から聞いた内容をもとに問題を再現しています)
指数関数×三角関数の積分問題。
よく出るタイプの積分問題ですが、直前に確認できたことで少しでも役に立てたら嬉しい限りです。
この講座で使用した数学の教材は受験情報センターで準備したものです。
「できれば当てたいね」「予想問題として質の良いものにしたいね」という話はしていましたが、まさか3項目も近い内容が出題されるとは思わず驚いています。
今後もこうした対策講座をすることがあれば、またしっかりと教材研究をして、受講生の皆さまのお役に立てる講座にしたいと思います。