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【2025年度版】私立大学歯学部入試難易度ランキング

こんにちは。
受験情報センター長の鈴村です。


受験者数が少ないこともあり、なかなか正確な難易度を知ることが難しい私立歯学部の入試難易度。毎年、発売している【私立医歯学部受験攻略ガイド】では最新の歯学部入試難易度ランキングを掲載しています。この記事ではその数値をどうやって算出しているかと、最新の2025年度版でどんな変更があるのかについてお伝えします。


◇◆2025年度の私立歯学部入試日程表をこちらからダウンロードできます◆◇



目次[非表示]

  1. 1.2024年度 私立大学歯学部入試難易度ランキング
  2. 2.ランキング表を見る時の注意点
  3. 3.試験日が重なる大学をどう考えるか

2024年度 私立大学歯学部入試難易度ランキング

2024年度版【私立医歯学部受験攻略ガイド】に掲載している私立歯学部の「入試難易度ランキング」は以下のようになっています。(ガイドP.199に掲載)



大学名

入試難易度
1位

東京歯科大学

56.5
2位

昭和大学

55.0
2位

日本歯科大学(生命歯)

55.0
4位

日本大学(歯)

53.0
4位
大阪歯科大学
53.0
6位

愛知学院大学

48.5
7位
明海大学
47.0
7位

日本大学(松戸歯)

47.0
9位

日本歯科大学(新潟生命歯)

46.0
10位

神奈川歯科大学

45.0

10位
朝日大学

45.0

12位

松本歯科大学

44.5

13位

岩手医科大学

44.0

13位

鶴見大学

44.0

13位
北海道医療大学
44.0
16位
福岡歯科大学

44.0

17位
奥羽大学

43.0


ランキング表を見る時の注意点

このランキングの見方についてですが、メルリックス学院が持っている独自のデータを基に算出しています。


メルリックス学院では年10回弱の模試を校内実施していますが、多くは河合塾の全統模試を利用しています。よって、この入試難易度は「河合塾が公表している入試難易度」の数字(偏差値)とほぼ近似していると考えていただいていいと思います。


ただし、メルリックスの内部生が受験した全国模試の偏差値と実際の入試結果を照らし合わせて数値を出しているので、河合塾の数値とは当然ズレがあります。


また、基本的に入試難易度は一般前期(1期)の難易度を表しています。すべての私立歯学部は一般選抜で後期(2期)を実施しており、難易度は後期(2期)>前期(1期)と考えて差し支えありません。これは、後の日程になるほど医学部志望者が増えるという歯学部入試の特性によります。


試験日が重なる大学をどう考えるか

また、ランキングを算出する際は「過去の結果」プラス、「未来の予想」も合わせて公表しなければ意味がありません。昨年度と比べて募集人員の増減や試験内容の変更、入試日程の移動など、考えなければならない要素はいくつもあります。


2024年度入試では、昭和大学歯学部と日本歯科大学生命歯学部の一般前期(1期)の試験日が同じ2月1日で重なっていました。歯学部受験生が大きく2つに分かれると予想し、そのことを含めて両校とも同じ55.0としました。


2025年度の入試日程は既に発表されており、昭和大学歯学部は2月6日、日本歯科大学(生命歯学部)は2月1日に一般前期(1期)を行います。2025年度入試では西日本の雄、大阪歯科大学が2月1日に一般前期を行います。ただ、首都圏の歯学部受験生は日本歯科大学、西日本の歯学部受験生は大阪歯科大学を受けるため、それほど影響はないと考えます。


それよりも、昨年からチョイス2・チョイス1を導入した大阪歯科大学の難易度をどうするか、少なくとも0.5~1.0ポイントはアップすることを考えています。最終的には2025年度版【私立医歯学部受験攻略ガイド】の編集会議で決定することになります。


このようにメルリックス学院受験情報センターでは、情報の少ない私立歯学部入試についても様々なデータを基に精査・分析を行っています。


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鈴村
鈴村
メルリックス学院医学部・歯学部受験情報センター長

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