東海大学医学部総合型選抜(希望の星育成)1次試験はオーソドックスな出題
こんにちは。
受験情報センター長の鈴村です。
※メルリックス学院渋谷校に東海大学メディカルサイエンスカレッジオフィスの方がご来校された時の記事はこちらからご覧いただけます。
東海大学医学部総合型選抜(希望の星育成)の1次試験が10月23日に行われました。
1次試験は小論文・オブザベーション評価・個人面接が行われます。
小論文は『科学と非科学 その正体を探る』中屋敷均著から「人工知能の将棋」が課題文として出題されました。
8行程度の文章を読み「現在、AIを活用した技術は多数ある。文書を読んで考えたことを800字以内で自由に述べよ」というものでした。
東海大学は昨年度より始まった展学のすすめの小論文でも『ビッグデータと人工知能』が出題されました。
特に「医療と結びつけて論じよ」とはありませんが、医師を志望している者であれば、当然ながら最新の技術と医療との融合について考えるでしょう。
最近の東海大学医学部としては王道のテーマが出題されたと言っていいでしょう。
オブザベーション評価は「グローバルに活躍するには」というテーマだったようです。
こちらも東海大学医学部が掲げる「良医」に必要な6つのコンピテンス(能力)の6番目に「グローバルな視点」があります。
2年前の一般編入学試験でも「グローバルな視点が医師に必要なのはなぜか」という質問が個人面接で聞かれました。
東海大学医学部と言えば「良医」ですから、こちらも王道のテーマが出題されました。
全体的に見ると、極めてオーソドックスな正統派の出題だったと言えます。
東海大学医学部がどういう人材を求めているかも見えてきます。
さて、今週の土曜日である10月29日は、東海大学医学部特別選抜(展学のすすめ)の1次試験が行われます。
1次試験では英語と小論文が行われます。
希望の星育成の出題を見ると、出題傾向が突然変わったり、奇抜な難問が出題されるというよりは、極めてオーソドックスな問題が出される可能性が高いと思われます。
医学部合格のためにしっかりと準備をした人が点数の取れる試験になるのではないかと思います。
メルリックスからも何人もの方が受験します。
1次発表は11月7日(月)です。
今年から郵送はなく、インターネットでの確認のみとなりましたので注意してください。
【付記】
多くの方にご参加いただき盛会のうちに終了いたしました。ありがとうございました。
今後、東海大学伊勢原キャンパスでオープンキャンパスが行われます。ぜひそちらへの参加もお勧めいたします。
東海大学|受験イベント・オープンキャンパス
6/16(日)・7/13(土)・8/3(土)・8/4(日)・11/3(日・祝)