杏林大学医学部の一次合格者は694名!過去最高を更新!
こんにちは。
受験情報センター長の鈴村です。
今日16時に杏林大学医学部の一次合格発表がありました。大学に掲示された合格発表によると、一次合格者数は694名と、過去最高だった昨年の692名をさらに上回りました。
杏林大学の解答速報はこちらからご覧いただけます。
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例年4倍程度の一次合格倍率
杏林大学医学部の一次合格者は昨年692名と過去最高でした。例年一次合格倍率は4倍前後となっており、受験者の増加に合わせて一次合格者数も増えています。今年はさらに昨年を超えて694名と過去最高を更新しました。
今年の志願者数は2,975名とこれも過去最高でしたので、それに合わせて一次合格者数も増えたものと思われます。また、新課程入試の前年度ということもあり、どの私立医学部も入学辞退を見越して、若干一次合格者を多めに出す傾向があります。毎年、多くの繰上合格が回る杏林大学も例外ではないでしょう。
杏林大学医学部が人気の理由
杏林大学医学部の人気にはいくつか理由があります。まずは、一次試験日が早い日程であること。例年、共通テスト後の最初の金曜日に一次試験が行われ、首都圏の医学部受験生にとって「お試し」として受けるにはちょうど良い日程であることが挙げられます。
また、問題がすべてマークシート方式であること。記述式がないことでそれほど特別な対策は必要ないという印象を受験生が持ち、それが受けやすさに繋がっていると思われます。
さらに、補欠候補者にも順位が付くこと。ある程度、繰上合格が回ってくるかどうかの予想がつき、自分の実力を計るバローメーターにもなります。
そして、東京都内にあること。首都圏の医学部受験生にとって「自宅から通えるかどうか」というのは進学先を決める際の大きな理由になります。地方の私立医学部の志願者が減少傾向にある中で、自宅から通えて、入試難易度ランキングでも難しすぎることがなく、問題もマークシート方式でそれほどやりにくくもない。
これらいくつかの要因が重なって3,000人近い志願者を集めているものと思われます。
二次試験は小論文と面接
杏林大学医学部の二次試験は小論文と面接が行われます。小論文はテーマ型で60分800字程度。身近なテーマが出題されることが多いですが、時折、思わぬ諺や四字熟語が出て、医学部受験生を戸惑わせることがあります。
面接は10分~15分程度の個人面接が行われますが、小論文の前に「面接シート」を記入します。この面接シートに書いたことをもとに面接が行われますので、あらかじめどういった書式かを調べた上で、何を書くか決めていくといいでしょう。集合時間に余裕を持って行くことも大切です。
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