近畿大学医学部は志願者数が大幅に増加しました

2024-01-26 05:07朝倉受験攻略ガイド

こんにちは。
受験情報センター・副センター長の朝倉です。

1/28（日）は近畿大学医学部の一般前期入試が行われます。志願者数は1994名で昨年比472名増となりました。

1.近畿大学自体の人気が上がっている
2.数学が難しい大学は受験しにくい？
3.メルリックス名古屋校は近大医学部の試験会場です

近畿大学自体の人気が上がっている

志願者増の原因として考えられることの一つとして、近畿大学自体の人気が高くなってきていることはあるでしょう。関西の有名私立大学といえば関関同立ですが、これに匹敵するくらいに人気化しています。10年連続で全国私大出願者数1位となっていて、ネームバリューの広がりが医学部にも波及しているものと感じます。

そして、もう一つ大きな要因として、医学部入試の数学の問題が、他学部と共通のマークシート問題が使われることになったことです。おそらくは今までよりも問題は易化することが予想されています。
これにより、受験生は“受験しやすさ”を感じたのではないでしょうか。

数学が難しい大学は受験しにくい？

やはり数学が難しい大学は、受験生は受験しにくさを感じることもあります。
例として、福岡大学医学部ですが、受験者数は毎年増加を続け、2019年には志願者数2916名となりました。しかし、その後減少を続け、今年度は2071名まで減らしています。
この原因は、医学部受験者総数がピークを過ぎたこともありますが、福岡大学の数学が難化したことも一因と考えられます。
入試問題の難度が出願者数に影響を与えることもあるのですが、特に数学は影響をあたえやすい教科であると感じます。数学は重たい教科ですからね。

メルリックス名古屋校は近大医学部の試験会場です

入試問題が難しすぎると敬遠されがちなのですが、逆に易しすぎると入学辞退率が上がってしまうと聞いたことがあります。簡単に合格できた印象になってしまうからでしょうか。地元の大学の入試担当者様からもそういった情報をいただいたことがありました。
各大学ともに、入試問題の難度調整に苦労している様子があります。

さて、近畿大学の入試の前日には、大阪と名古屋で入試前日予想セミナーを行います。今年の名古屋での入試会場は、メルリックス学院名古屋校の上の階になっています。会場の下見のついでに、予想セミナーにもお越しください。
入試当日も控室として名古屋校にお部屋を準備しておりますので、保護者の方に待機していただくことができます。寒い中ですので、気を付けてお出かけください。