金沢医科大学の総合型選抜・学校推薦型選抜が変更になります
こんにちは。
受験情報センター長の鈴村です。
このたびの能登半島地震で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
被災された皆様が一日でも早く平穏な生活に戻られますことをお祈り申し上げます。
能登半島地震の現時点での影響
2024年1月1日16時10分頃、石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震が発生しました。この能登半島地震で多くの方々が被害に遭われ、余震も続いており、現時点でまだ安否不明の方々もいらっしゃいます。
内灘町にある金沢医科大学の状況について、質問アプリから情報をお寄せいただきました。
金沢医科大学は在校生は5日から学校でしたが、5.6日は休校と大学から2日朝にメールが来たそうです。今後の予定はまだ分からない状況のようです。 |
2024年度の金沢医科大学一般選抜前期試験は、1月30日・31日に本学キャンパス、東京、大阪、名古屋、福岡の5ヶ所で一次試験が行われます。二次試験は2月12日・13日から1日を選択します。まだ1ヶ月近くありますので、おそらく入試は予定通り行われると思いますが、復旧状況に応じて受験生への特例措置はなされると思われます。
既に文部科学省は大学入学共通テストの実施について以下のようなメッセージを発表しています。
令和6年能登半島地震の影響を踏まえた大学入学共通テストの実施について(大臣メッセージ)
【このたびの地震の影響により、1月13日(土)、14日(日)の大学入学共通テストの本試験を受験できない方も見込まれることと思います。そうした皆さんも、27日(土)、28日(日)追試験を受験可能となるよう、特例措置を講ずるとともに、被災した方々が受験しやすいよう、被災地の大学等と連携し、追試験会場を設置する予定です】
被災された受験生にとっては不安な日々が続きますが、受験生が不利益を被ることのないよう、文部科学省・大学入試センター・大学には今後も最大限の配慮をしてほしいと願っています。
総合型選抜・学校推薦型選抜が変更
さて、金沢医科大学の総合型選抜・学校推薦型選抜は、来年度(2025年度)から形式を変更すると発表がありました。
これまで出願書類として課されていた「自己推薦書」を一次試験で試験科目として実施し、800字以内で試験時間60分、配点60点となります。小論文の試験のような感じですね。
また、基礎学力テストの「一般問題」が廃止され、試験時間が100分から80分に短縮し、配点は200点のままで変わりません。英語・数学・理科2科目の出題範囲に変更はありません。
文章の並べ替えなど国語のような問題が出題され、準備がしづらかった一般問題の廃止は、医学部受験生にとっては朗報と言えるかもしれません。詳しいことは新年度に公表される入試要項で公表されます。