東邦大学医学部は今年も総合型選抜で“多めの合格”
こんにちは。
受験情報センター長の鈴村です。
昨日、東邦大学医学部の総合型選抜・学校推薦型選抜の合格発表がありました。
総合入試(約10名):18名合格
同窓生子女入試(約5名):6名合格
千葉県地域枠推薦入試(約3名):3名合格
新潟県地域枠推薦入試(約5名):5名合格
※カッコ内は募集人員
総合入試は募集人員より8名多く合格者を出しています。
昨年度も14名合格と、東邦の総合入試は募集人員より多く合格者を出す傾向があります。
今年は募集人員の2倍近い合格者数となりました。
同窓生子女入試は昨年度の7名合格から1名減って6名合格です。
それでも募集人員5名より1名多い合格です。
地域枠推薦はどちらも募集人員ぴったりの合格者数でした。
一般入試でも地域枠の募集があります。
万が一、推薦で入学辞退者が出ない限り、当初の予定通りの人数で募集が行われます。
(千葉県地域枠、新潟県地域枠ともに各2名)
募集人員より多めに合格者を出した総合入試、同窓生子女入試ですが、ある一定の点数を超えていれば、合格基準を満たしているとするのでしょう。
「優秀であれば募集人員を多少超えても合格とする」ということです。
東邦大学は今年度、1次試験を2月7日に実施します。
これまで1月の最終水曜日に行われていた1次試験が、大きく後ろに下がることになります。
日程が重なっていた大学もなくなり、学力上位層の受験者が増えるのではないでしょうか。
このあたりの日程は首都圏の難関校の1次試験日が続きます。
2月7日:東邦大学
2月8日:東京医科大学
2月9日:東京慈恵会医科大学
(2月10日:大阪医科薬科大学)
このうち、配点がフラットなのは東医と慈恵。
東邦は英語150点・数学100点・理科2科目150点と変則的な配点です。
慈恵はがっつり記述式ですが、東邦と東医はマークシート式です。
問題の相性と合わせて、どこを受けるかの選択は受験生によって違います。
自分に合った大学を選んで受けたいところです。