医学部受験生が学校の定期テストとどう向き合うか|メルリックス麹町校より
皆さん、こんにちは。
メルリックス学院麹町校個別館・校舎長の富澤陽介です。
このブログを書いている10月中旬の中学生・高校生は2学期中間テストの真っ只中ということで、今回は医学部受験生が学校の定期テストとどう向き合うかについて、書かせていただきます。
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定期テストは医学部合格のための手段
まず、医学部受験生であれば、学校の定期テストは学校の勉強の復習と定着のために利用しましょう。
長期休暇を除いて約二ヶ月ごとに定期テストはあります。復習と定着を図るにはちょうどいいペースです。
定期テストで良い成果を出すこと自体にはあまり意味はなく、定期テストをペースメイカーとして、学校の勉強の復習をすることに意味があります。
高校1年生・高校2年生で総合型選抜や学校推薦型選抜を考えている生徒は、定期テスト自体が目的になっていることがあります。評定を取るために定期テストの点数を上げることを否定はしませんが、医学部受験は総合型選抜や学校推薦型選抜にも必ず学力試験があります。
医学部受験生であれば、あくまで目的は医学部合格です。
高校の定期テストで良い点数を取り、評定を上げることはあくまで手段であって、目的ではありません。
合格する生徒のパターン、失敗する生徒のパターン
しかし、学校の定期テストを復習と定着に利用しようとすれば、まず普段の勉強からしっかりやらなければなりません。
僕がこれまで首都圏のさまざまな高校生を教えてきてよくあるのが、定期テストの時期になると「テスト前なので授業を振り替えてください」と言い出す生徒がいます。
あくまで経験からですが、そういう生徒は医学部や難関大学の受験は上手くいかないことが多いです。
普段から当たり前のように勉強ができていないので、定期テストの対策で手一杯になってしまうのです。これでは、ダメです。
逆にテスト前であっても、普段通り予備校に来て、しかも定期テストでもいい結果を出してくる生徒もいます。こういう生徒はやはり大学受験でも上手くいきます。勉強が習慣化されており、定期テストを復習に利用できているからです。
医学部合格を目指すなら、学校の定期テストと大学受験のための勉強は当たり前のように両立できていなければなりません。
理想と現実の折り合いをつけるために僕たちがいる
ただ、定期テストを復習と定着のために利用することができるほど普段から勉強することは、普通の中学生・高校生にとっては正直に言ってかなり難しいです。
中学生・高校生であれば、部活、学校行事、その他諸々、生徒それぞれ勉強以外にも大切にしていることがあるはずです。医学部の総合型選抜や学校推薦型選抜であれば、部活動や課外活動、ボランティアなども評価されますし、英検や英語外部試験のスコアを持っていると有利になる入試制度もあります。
重要なことは勉強の手を止めないということです。特に医学部合格を目指す受験生であれば、中学・高校のどこかで勉強の空白期間ができることは絶対に避けなければいけません。
あくまで理想です。
メルリックス学院麹町校個別館は「個別指導専門」ですから、授業の振替ももちろん可能です。理想と現実の間で上手く折り合いをつけ、無理のない範囲で勉強を続けられることが最優先です。そのために僕たちがいると思ってください。
それでは、失礼致します。
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