
自治医科大学医学部の2025年度入試結果と2026年度入試変更点
こんにちは。
受験情報センター長の鈴村です。
自治医科大学医学部が2026年度から年内入試を行うことを発表しました。これまで一般選抜のみで学生を募集してきた自治医科大学の大きな入試改革です。
目次[非表示]
- 1.○募集概要
- 2.○入試日程
- 3.○入試結果
- 3.1.一般選抜
- 4.○都道府県別志願者数
- 4.1.2024年度志願者数
- 5.○合格最低点
- 6.○補欠と繰り上げ合格
- 7.○2026年度の入試変更点
- 8.○出願書類
- 9.○一般選抜の出題傾向
○募集概要
自治医科大学は医療に恵まれないへき地等における医療の確保及び向上と地域住民の福祉の増進を図るため、昭和47年に全国の都道府県が共同して設立した大学である。今年の第119回医師国家試験では合格率99.2%で惜しくも2年連続の全員合格ならず。
○入試日程
※2026年度の入試日程が判明次第、更新します。
総合型選抜
出願期間:10月中旬予定
入学試験:11月中旬予定
合格発表:12月上旬予定
学校推薦型選抜
出願期間:11月上旬予定
入学試験:11月中旬予定
合格発表:12月上旬予定
※入学試験は適性検査(英語・数学)、面接、出願書類((調査書、活動等報告書等)によって選抜される。
○入試結果
一般選抜
※2025年度の入試結果が判明次第、更新します。
2024 |
2023 |
2022 |
|
---|---|---|---|
募集人員 |
123 |
123 |
123 |
志願者数 |
2,026 |
1,923 |
2,179 |
受験者数 |
1,944 |
1,829 |
2,093 |
一次合格者数 |
542 |
534 |
546 |
一次合格倍率 |
3.6 |
3.4 |
3.9 |
正規合格者数 |
123 |
123 |
123 |
正規合格倍率 |
15.8 |
14.9 |
17.0 |
補欠候補者数 |
366 |
335 |
326 |
繰上合格者数 |
― |
― |
― |
入学者数 |
123 |
123 |
123 |
※繰上合格者数は公表されていない
○都道府県別志願者数
2025年度の都道府県別志願者数はまだ公表されていないが、2024年度の志願者数で最も多かったのは東京都の106名、次いで栃木県の85名、埼玉県の81名と続く。
2024年度志願者数
都道府県 |
志願者数 |
---|---|
東京都 |
106名 |
栃木県 |
85名 |
埼玉県 |
81名 |
神奈川県 |
77名 |
新潟県 |
72名 |
長野県 |
72名 |
群馬県 |
66名 |
静岡県 |
60名 |
広島県 |
59名 |
千葉県 |
58名 |
大阪府 |
55名 |
茨城県 |
54名 |
愛知県 |
51名 |
三重県 |
51名 |
山梨県 |
49名 |
京都府 |
49名 |
兵庫県 |
48名 |
香川県 |
46名 |
鹿児島県 |
46名 |
沖縄県 |
46名 |
宮崎県 |
45名 |
岡山県 |
41名 |
福岡県 |
40名 |
徳島県 |
39名 |
宮城県 |
38名 |
熊本県 |
38名 |
福井県 |
37名 |
山形県 |
36名 |
福島県 |
35名 |
愛媛県 |
34名 |
山口県 |
33名 |
奈良県 |
32名 |
滋賀県 |
31名 |
和歌山県 |
30名 |
高知県 |
29名 |
大分県 |
28名 |
岐阜県 |
27名 |
長崎県 |
26名 |
秋田県 |
25名 |
富山県 |
25名 |
佐賀県 |
25名 |
石川県 |
24名 |
北海道 |
23名 |
青森県 |
23名 |
岩手県 |
22名 |
鳥取県 |
21名 |
島根県 |
17名 |
※赤字は2026年度から年内入試を実施する県
○合格最低点
非公表である。
○補欠と繰り上げ合格
例年300名を超える補欠者を出すが繰り上げ合格者数は非公表である。
○2026年度の入試変更点
富山県、山梨県、山口県、佐賀県で年内入試を導入する。募集内訳は以下の通りである。
募集区分 |
人数 |
---|---|
富山県 学校推薦型選抜(公募型) |
1名 |
富山県 総合型選抜 |
1名 |
山梨県 総合型選抜 |
2名 |
山口県 総合型選抜 |
2名 |
佐賀県 総合型選抜 |
2名
|
※上記4県においても一般入試を実施する。なお、各県の合格者数は、年内入試、一般入試を合わせて最大3名となる。
○出願書類
入学志願票、住民票、他大学・専修学校を卒業した者は当該大学が発行する受験許可書
○一般選抜の出題傾向
※2024年度の分析です。2025年度の入試問題が手に入り次第、更新します。
英語 標準
一次:80分25点。マーク式。
二次:30分12.5点。記述式。
一次と二次の両方に英語がある。出題は長文のみ、幅広いジャンルの読解演習を
数学 標準
一次:80分25点。マーク式。
二次:30分12.5点。記述式。
一次と二次の両方に数学がある。一次では中・上位私大レベルの問題が大量に
化学 標準
理科2科目80分50点。マーク式。
小問集合題の25問に対して、知識と計算の正確性と時間勝負
生物 標準
理科2科目80分50点。 マーク式。
2科目80分の短時間勝負で情報処理能力が必要
物理 標準
理科2科目80分50点。 マーク式。
24も全分野から出題されるので、しっかりと準備をしよう!!
小論文
実施しない
面接 一次:個人面接 二次:個人面接・グループ討論
一次:個人面接15分 県庁職員が担当する。
二次:個人面接10~15分。グループ討論20分。
自治医科大学の面接官が担当する。