医学部に合格してから気づくこと|メルリックス名古屋校より
こんにちは。
メルリックス学院スタディサポーターの唐澤です。藤田医科大学医学部の2学年に在籍しています。
医学部2年生では、基礎医学を学びます。その量は膨大で、もしかすると、医学部受験の時よりも勉強している気がします(笑)
でも、ただ勉強しているわけではありません。浪人時代に得た自分の武器を最大限活用しています。
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1浪の失敗談:とりあえず何かやってみる
1浪時代は、メルリックス学院ではなく、別の医学部受験予備校さんに通っていました。
そこでは、予備校スタッフさんとのチームプレーで受験を乗り切るというよりは、個人戦というスタイルでした。そのため、勉強の計画は自分で考えていたのですが、正直何をやればよいのか全く分かりませんでした。
ただ、歩みを止める時間はもったいなかったので、
「とりあえず青チャートをやろう」
「とりあえずターゲット1900やろう」
「模試近いし、模試の過去問やろう」
などその日その日の気分で勉強を決めていたのです。だから、勉強した教科は大きく偏っていました。
この勉強の影響もあってか、1浪時代、1次合格をもらった医学部は1つもありません。。。
2浪時代:やったつもりにならないように
いろんなご縁があって2浪時代はメルリックス学院でお世話になりました。2浪するというのは、かなり大きな決断でした。1浪の時に、多額のお金を親に使わせてしまったという申し訳なさがあったからです。それでも、両親の暖かな応援により、もう1年頑張らせてもらうことを決めました。
だからこそ、「無駄な時間を過ごしたくない。間違った勉強をしたくない。」という気持ちが誰よりも強かったと思います。1浪時代の反省を踏まえて、計画を立てるようになりました。
僕は、書かなければ、頭に入らない性格なので、全教科、書いて勉強していました。一見良さそうですよね。だって、すごいやってる感じあるし。
でも、2浪の唐澤はとても慎重でした。
「確かに書いてる紙の量、シャーペンの芯の減りは速い。でも、これ、やってる雰囲気だけになってないかな。勉強じゃなくて、作業になってないだろうか。」
こう思うと、すぐさま担任の下田先生や大阪からたまに応援に来ていた伊藤さんに自分がやったノートを週1で見せ、「やってる風」になっていないかを確かめてもらっていました。例えば、生物はテキストの模写をして暗記していたのですが、「覚える」ことよりも「きれいに書く」ことに意識しがちです。これを指摘してもらっていました。
この「やってるつもりにならないように」意識した勉強は、今振り返ると、とてもよかったと思います。あの時の自分に感謝したいくらいです。また、こうして「ちゃんとやった」ノートは受験期には数十冊にもなりました。
受験時は、そのノートの一部を宿泊先にもっていき、「こんなにやった受験生は他にいるか、僕が落ちたら誰が受かるんだ」、そう心で言い聞かせ受験会場に向かったのをよく覚えています。
(この時はまだ、7校もの医学部に一次合格するなど想像もできなかったはず。。。)
大学でも受験時代の自分の工夫が活きている
浪人時代の苦労や勉強の仕方は、上の2つだけではありません。すべて話せば12時間はかかりそうです。細かな出来事も加えれば、月9がseason3くらいまで作れそう(笑)。
浪人時代にそうやって、自分のスペックを知ったからこそ、医学部での勉強がとても安定しているように感じます。「自分はこういう勉強ならしっかり覚えられる、もし行き詰ったらこっちの勉強でバイパスすれば大丈夫」といったように。
医学部受験生の皆さん、今は少し、しんどいかもしれません。英語に興味ない人もいるでしょう、数学が嫌いな人もいるでしょう。でも、それは将来の自分への投資だと思ってください。一生懸命もがいてください、苦しんでください。
きっと僕のように、かつての自分に感謝する日が来ますから。。。
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