
【昭和医科総合型】昭和医科大学歯学部 総合型選抜に合格するための対策
こんにちは。
受験情報センター長の鈴村です。
メルリックス学院は設立以来25年、歯学部予備校として多くの歯学部合格者を出してきました。情報の少ない歯学部入試において、全国の私立歯科大学17校と連携して歯科医師を目指す受験生を志望校に送り出すサポートをしてきました。
今日は2025年4月に昭和大学から昭和医科大学へと名称変更した歯学部の総合型選抜について取り上げます。2026年4月に入学する歯学部生は、1年次:富士吉田、2年次から4年次:鷺沼(新キャンパス)、5年次・6年次:洗足のキャンパスで学ぶことになります。
目次[非表示]
○2026年度 募集要項
◎募集人員
総合型選抜 | 8名 |
|---|
◎入試日程
出願期間 | 2025年9月1日(月)~9月16日(火)必着 |
|---|---|
1次試験 | 書類審査のみ |
1次試験合格発表日 | 2025年9月30日(火)15:00 |
2次試験日 | 2025年10月4日(土) |
2次試験合格発表日 | 2025年11月1日(土)12:00 |
◎ 出願資格
対象 | 1浪まで |
|---|---|
評定平均 | なし |
○入試結果
2025 | 2024 | 2023 | |
|---|---|---|---|
募集人員 | 8名 | 10名 | 5名 |
志願者数 | 59名 | 37名 | 41名 |
受験者数 | 58名 | 36名 | 41名 |
一次合格者数 | 47名 | 33名 | 30名 |
二次受験者数 | 47名 | 33名 | 29名 |
二次合格者数 | 9名 | 10名 | 6名 |
合格倍率 | 6.4倍 | 3.6倍 | 6.8倍 |
入学者数 | ― | ― | ― |
○過去問
【一次】書類審査 | ― |
|---|---|
【二次】模擬授業および理解度の確認テスト | 模擬授業:60分 理解度の確認テスト:50分 |
【二次】面接 | 約10分 |
昭和大学歯学部総合型選抜の過去問と配点は公表されていません。
初めて総合型選抜が実施された2022年度は【一次】書類審査、【二次】教養試験、模擬授業、テスト、面接でした。2年目は教養試験が廃止され、模擬授業の試験時間が変更されました。
◎【一次】書類審査
入学志願票、調査書、活動報告書。2025年度は59名が出願し、書類審査で47名に絞られた。
◎【二次】模擬授業および理解度の確認
昭和大学の教員が模擬授業を行う。授業後に質疑応答があり、その後で20分ほど授業の内容を復習する時間が与えられる。 理解度の確認は模擬授業の内容についてのテストが行われる。毎年実施方法が多少変わることがあるが求められる能力は変わっていない。
◎面接
面接官2名による個人面接。歯科医師志望理由や本学志望理由の他に、活動報告書の内容についても質問される。
○出願書類
◎志願理由書
①歯科医師を目指す理由、②理想の歯科医師像、③自分の性格と適性、④総合型選抜入試を受験する理由、⑤入学後に昭和大学に期待することを、1,000字以内でWordファイルに入力する。
◎活動報告書
①中学卒業後に取得した資格・検定等、②学校内・学級内・部活等での実績、③総合的な探究の時間に取り組んだ課題研究について(250字以内)、④ご自身が誇れることを1つ(250字以内)をWordファイルに入力する。②資格・検定・表彰等を証明する資料、③作成した資料(成果物)、④ご自身が誇れることの内容を証明する資料等があればコピーを同封する。
◎業者テスト(模擬試験結果)
直近のもの1回分をコピーして提出。提出なしの場合は理由を記載する。
◎調査書
総合型選抜のため高校の調査書のみ必要。推薦書は必要ない。
○攻略法
昭和大学歯学部に総合型選抜が導入されてから5年目となります。高校時代に部活動や課外活動を熱心にやっていた経験があり、学力的にはまだ不安な部分があっても、のびしろが感じられる受験生を合格させたいという意図が明確に感じられます。
学力試験は課されませんが、模擬授業では毎年化学や生物などの知識を必要とする内容が出題されます。小論文も含めた英語・数学・理科はしっかり勉強しておくべきでしょう。特に昭和大学を第一志望とする歯学部受験生は総合型選抜が不合格でも、その後の学校推薦型選抜も受験するつもりで準備しておく必要があります。
○対策講座
メルリックス学院では昭和大学歯学部の総合型選抜に関する対策講座を毎年実施しています。特に一次試験は書類審査であることから、出願書類の準備は非常に重要になります。出願は9月1日から始まるため、他の推薦よりも早く夏休み中に完成させる必要があります。
また、昨年に引き続き、二次試験の10月4日(土)から合格発表のある11月1日(土)まで1ヶ月近く間が空きますので、昭和大学歯学部を第一志望とする歯学部受験生は、総合型選抜で不合格だった時のことを考えて、学校推薦型選抜に向けた勉強をするべきでしょう。
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