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文系からの歯学部受験

こんにちは。
渋谷校教務マネージャーの川村です。今日は私立歯学部受験についてお話しさせていただきます。


◇◆7月2日(日)東京・渋谷に全国15歯科大学が集まって合同説明会を行います!◆◇



目次[非表示]

  1. 1.歯学部志望だからといって理数科目が得意とは限らない
  2. 2.ほぼゼロからのスタートで1年で合格
  3. 3.難関校でも基本事項をしっかりと


歯学部志望だからといって理数科目が得意とは限らない


メルリックス学院は設立した時から【私立歯学部コース】を設けております。全国の17歯科大学・歯学部様とも緊密にやり取りさせていただいており、年に何度か「私立歯学部合同相談会」も開催致しております。


歯学部を目指しているからといって、皆さん理数科目が得意なわけではありません。そもそも高校では文系クラスに所属しており、高3になってから歯学部を受験しようと思い立ってご相談に来る方も珍しくありません。
また、一度は文系学部に進学したものの、やはり歯学部を目指したいと決めていらっしゃる再受験生の方もいらっしゃいます。


文系再受験生の方に人気が高いのは、やはり日本歯科大学生命歯学部(東京)の編入学試験です。四年制の大学を2年次以上64単位以上取得(見込)で受験できるのと、試験科目が英語と小論文というところが文系再受験生の人気を集めております。
しかし、入学してからは当然、生物や化学の知識が必要になってきますから、ただ試験科目が少ないからという理由で受験校を選ぶことは、メルリックスとしてはお勧めしておりません。やはり歯学部は入学してからの勉強が大切ですので、ただ合格すればいいということではなく、入学後のことも考えたプランニングをさせていただいております。


ほぼゼロからのスタートで1年で合格


先日のブログにも書かせていただきましたが、昨年の歯学部志望の生徒さんの中に、数学と生物がほぼゼロからのスタートという方がいらっしゃいました。高校時代に勉強したことはあり、数学も苦手意識はなかったものの、受験勉強という形で取り組んだことがないのが不安材料ということでした。英語も含めてほぼまっさらからのスタートという状態だったかと思われます。


それでも毎日のように朝から晩までメルリックスにいて、授業以外は自習室にこもって勉強をしている姿を見ていると、たとえゼロからのスタートであっても合格は間違いないだろうと思わせるものがありました。


各教科の先生方にも定期的に学習の様子を聞いておりましたが、とにかくよく頑張っていて、勉強していてわからない箇所にはすべて付箋をつけて質問してくるというお話でした。
特に英語の高田浩司先生がおっしゃっていましたが「理解力にももちろん優れているが、あれだけ努力できるということ、それが既に一種の才能だと思います」ということでした。わからないことを質問してくるのはもちろん、説明に納得がいくまで食らいついてくるその姿勢は受験生のお手本であり、理想の姿だともおっしゃっていました。
結果的に受験した歯学部にはすべて合格し、第一志望である昭和大学歯学部は特待合格をいただきました。彼女の努力が最高の形で報われたことに、教務担当としてはホッとしております。


難関校でも基本事項をしっかりと


私立歯学部は難関とされる東京歯科大学や昭和大学でも、難問奇問が出題されることはなく、基本的な問題をどれだけ正確に解けるかが勝負となります。大学にもよりますが、英語・数学・理科1科目が必要となりますので、どれかひとつ非常に苦手なものがあると、それが足を引っ張ってしまい、合格が遠のいてしまいます。


私立歯学部は学校推薦型選抜や総合型選抜を受験する方が非常に多いのですが、やはり基本的なことをどれだけ丁寧に復習できるかが大切になります。

※メルリックス学院では歯学部入試に関するご相談を受け付けております。ぜひ一度ご来校してのご相談をお待ちしております。


川村
川村
メルリックス学院渋谷校教務マネージャーです。医学部・歯学部の入試情報を分析しコーチングを通して生徒たちにお伝えしています。医学部合格請負人とも呼ばれています。

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