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東京歯科大学の入試攻略法

こんにちは。
受験情報センター長の鈴村です。


今日は私立歯学部の一般選抜についてお話しします。東京歯科大学の学校推薦型選抜についてはこちらの記事にまとめてありますのでぜひどうぞ。


メルリックスでは東京歯科大学一般1期前日に​​​​​​​【入試前日予想セミナー】を行います。受験される皆様のご参加をお待ちしております!


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目次[非表示]

  1. 1.私立歯学部の志願者数ランキング
  2. 2.東京歯科大学と慶應義塾大学の合併騒動
  3. 3.科目ごとの出題傾向と合格最低点
  4. 4.小論文と面接も同じ日に行われる

私立歯学部の志願者数ランキング


昨年度の私立歯学部一般前期(1期)の志願者数ランキングは次のようになっています。


1位:東京歯科大学396人
2位:昭和大学(歯)383人
3位:日本歯科大学(東京)334人
4位:大阪歯科大学320人
5位:日本大学(歯)290人


いずれも単独1日の試験日の志願者数になります。
(大学によっては複数日受験できるところもある)


国試合格率1位の東京歯科大学が最も多くの志願者を集めています。
次に合格率2位の昭和大学が2番目に多くの志願者を集めています。
歯学部志望者にとっては「国試合格率」が、志望校を選ぶ時の重要な基準になっていることがうかがえます。


東京歯科大学と慶應義塾大学の合併騒動


さて、東京歯科大学は2020年11月に慶應義塾大学と合併統合すると発表されました。
正確には「合併統合に向けた話し合いに入る」という発表でした。
それから1年後の2021年11月に「合併統合は無期延期」と発表されました。


そのため2021年2月~3月に行われた一般選抜、そして2021年11月に行われた学校推薦型選抜は志願者が激増しました。
この増加はハッキリと「慶応効果」と言っていいと思います。


しかし、合併統合の無期延期が発表された後、志願者数は以前の水準に戻りました。
よって、今年の一般選抜の志願者数は昨年並みか、私立歯学部全体の傾向としては多少減るのではないかと予想します。


科目ごとの出題傾向と合格最低点


東歯は合格最低点が公表されていないので、過去問を解いても手探り状態だと思います。
大学の方に聞くと、一般I期は「他の受験生も取れる典型問題を取る」ことが大切で、一般II期は志願者の学力層によって最低点に差があると言われます。
ただ、過去問を見ると基本的な問題が並んでいますので、3科目トータルで7割を目標にすれば大きく外れることはないと思います。(典型問題が出題される入試で困った時は「目安7割」です)


東歯は複数の教員による作題チームが入試問題を作っており、年によって問題の難易度や傾向が変わることはそれほどありません。
昨年の学校推薦型選抜もこれまで通りの出題傾向でした。(推薦の問題は公表されていませんが、メルリックスでは受験者から細かい内容を聴き取り調査しています)


出題科目の中では近年、英語が一番傾向の変化が激しいように見えるかもしれません。
しかし、東歯の英語作題チームが求めていることは、長文問題であっても文法・語法問題であっても、常にしっかりした基礎力と英語の文章を読む際の基本的なルールであることに変わりはありません。
それさえ念頭にあれば、多少出題傾向が変わっても驚くことはないでしょう。
並び替えの出題はマストだと思われます。


数学は計算量の多い/少ないにより、年によって「難しかった」「易しかった」と受験生の感じ方が違います。
しかし、こちらも数I・A・II・Bの出題範囲から、できるだけ満遍なく出題するという意図は変わりません。
さらに、一般I期の過去問を数年さかのぼってやっておけば良い対策になるでしょう。


理科はどの科目を選択しても特に有利・不利はありません。
化学・物理は基本的な問題で、生物は記述問題があるため多少難しいと感じるかもしれませんが、教科書を中心に丁寧に学習していれば戸惑うことはないでしょう。


化学は昨年の推薦でダニエル電池やクメン法が出題されました。理論・無機・有機と満遍なく出題され、いつも通りの傾向でした。


物理はオープンキャンパスの対策講座に参加すると「単位の書き忘れや間違いをしないように」と非常によく言われます。
基本的な問題が多いだけに、つまらない失点は避けたいものです。


小論文と面接も同じ日に行われる


私立歯学部は1日ですべての入試が行われますので、学力試験の後に小論文と面接があります。
以前、そのことを知らずに東歯の一般II期を受けた生徒が、ユニクロのパーカーで試験会場に行ってしまい、青くなって電話がかかってきたことがあります。(無事に合格しました)
現役生は制服、浪人生はスーツで受ける人がほとんどだと思います。


小論文は一昨年あたりから傾向が変わってきました。
以前も国語(現代文)のような問題が出題され、最後に400字のテーマ型小論文という形式でしたが、一昨年から小論文が250字になり、四字熟語や漢字の他に、時事問題の穴埋めや図形の書き方を説明する問題に変わりました。



昨年行われた推薦でもこの傾向は続いているため、過去問を見ておくことをお勧めします。
小論文はテーマ型ですが、このところ「歯科医師とは」「歯科医療とは」といった根本的なテーマからの出題が増えています。


面接は面接官2名と5分程度の個人面接です。
それほど変わった質問はされませんが、東歯は医学部志望者も多く併願する大学です。
よく「医学部志望であることは正直に言った方がいいですか?」と聞かれますが、嘘をつくことはお勧めしていません。
特に浪人生ともなれば、面接官の先生方も「医学部志望かな?」という考えは頭をよぎるはずです。
歯学部受験生はその多くが現役生で、浪人生はどちらかと言うと少数派です。
浪人が当たり前の医学部とはそのあたりの感覚が異なりますので、嘘をつくことはお勧めしていません。


医学部志望であることを隠す必要はありませんが、もし歯学部に進学することになっても「大丈夫」と面接官に伝える必要があります。
歯学部に入ることになったら勉強を頑張るという意気込みと(決して医学部を再受験したりしない)、将来こういった歯科医師になりたいというビジョンをしっかり言えるように練習しておきましょう。




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鈴村
鈴村
メルリックス学院医学部・歯学部受験情報センター長

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