【2025推薦入試合格体験記】ふじた未来・愛知医科大推薦・金沢医科総合型
こんにちは。名古屋校校舎長の下田侑生です。
2025年度の私立医学部の学校推薦型選抜・総合型選抜がようやく一段落しました。メルリックス学院名古屋校では、藤田医科大学ふじた未来入試(一般枠)に2名合格、愛知医科大学学校推薦型選抜(公募制)に2名合格、金沢医科大学総合型選抜(AO入試)に1名合格、金沢医科大学総合型選抜(卒業生子女入試)に1名合格しました。
今年新設された現役高3コースに在籍している生徒も見事に合格しました。現役コースは、これで一般選抜がまだ始まっていないにも関わらず、医学部進学率は50%を超えることになりました。学校推薦型選抜・総合型選抜に強いメルリックス学院を実証できたのではないかと思います。
今回は、彼ら彼女らの合格の取り組みをご紹介します。
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2025年度藤田医科大学ふじた未来入試(一般枠)に現役合格したH君
H君は高校2年生からメルリックス学院名古屋校に通っていました。当初から名古屋市立大学医学部をはじめとする国公立大学医学部、地元の藤田医科大学や愛知医科大学を目指していました。そこで、国公立大学合格の場合には入学辞退が可能である、ふじた未来入試で医学部進学の権利を獲得して、本命の共通テスト&国公立大学受験に挑むという方針でカリキュラムを組んできました。
H君は比類のない努力家で名古屋駅近くにある自宅から滝高校まで電車で通っているということもあり、授業が無い時も名古屋駅から徒歩3分のところにあるメルリックス学院名古屋校の自習室に通っておりました。
現役高3コースでは、医学部入試を見据えた形で基礎を学ぶことにより、要点がまとめられた形で効率良くインプット学習が出来ていました。また、9月から開講したふじた未来入試対策講座で、藤田医科大学の問題形式に慣れるトレーニングを行ってきました。
元々国公立志望であったため、藤田医科大学特有の小問集合や文法問題に苦手意識を持っていましたが、本講座で何度も対策を行った結果見事に克服してくれました。
また、ふじた未来入試対策講座では、9月から二次試験を見据えた対策を行っていました。これは、ふじた未来入試が一次試験と二次試験の配点が1対1である点、一次試験合格発表と二次試験の間隔が数日しかないことをふまえて、講座設計していたためです。
実際のふじた未来入試では、英語と数学の学科試験でミスも重なりぎりぎりでの一次試験合格でした。
二次試験では、挽回しないと合格できないという状況でしたが、9月から二次試験の対策を実施していたことで、本番でもシュミレーション通り実践できたそうで、見事に二次試験で10名以上をごぼう抜きにして正規合格を勝ち取ることができました。
現在のH君は、地元の名古屋市立大学医学部合格を目指して日々共通テストや名古屋市立大学医学部対策に取り組んでいます。
2025年度愛知医科大学学校推薦型選抜(公募制)に現役合格したKさん
Kさんは高校2年生からメルリックス学院名古屋校に通っていました。
地元である藤田医科大学や愛知医科大学への進学を希望していました。
高校3年生の夏の時期には、ふじた未来入試か愛知医科大学推薦入試のどちらに出願するか迷っていました。現役コースを担当していた数学の朝倉先生からのアドバイスもあり、愛知医科大学推薦入試に出願することになりました。
愛知医科大学の推薦入試は、一般選抜よりもより基本に着実な学習を問うような内容となっています。
Kさんの通っている高校は、愛知県内でも一二を争う進学校であったため、学校では難問奇問を授業で扱うことが多くあり、愛知医科大学の出題形式とは大きなギャップがありました。こうした点に当初は大きな戸惑いが見受けられましたが、Kさんも基礎が脆弱であることをしっかり認識してくれて現役コースで基礎から着実に学び直すことを決心してくれました。
そこで、9月から始まった愛知医科大学推薦入試対策講座で、愛知医科大学の傾向を徹底的にたたき込み、11月に実施した愛知医科大学推薦入試プレテストでは、A判定という結果でした。
私が生徒に日頃から接していて痛感することはKさんのようにプライドを一度は捨て去り、基礎を再構築することが合格への近道であるということです。名門進学校に通う生徒さんに特に多いケースです。
加えてKさんはメルリックス学院に通う名古屋市営地下鉄鶴舞線の中でも現役コースの授業の要点をしっかりと復習しておりました。
その甲斐あり、本番では得点源である英語で若干の変更点が見られ、更に全体的に難化したという逆風もありましたが、数学は手堅く得点できたことで、見事に藤田医科大学に合格しました。
出題形式や問題の難易度は年によって変動することが多くありますが、彼女のような精神的に強い生徒であれば出題形式の変化にも動揺することなく、実力を発揮することができたのではないかと思います。
2025年度金沢医科大学総合型選抜(AO入試)に現役合格したOさん
OさんもH君やKさん同様に高校2年生からメルリックス学院名古屋校に通っていました。
元々は東京女子医科大学の推薦入試を目標にしていましたが、評定平均をクリアすることができなかったため、高校3年生の秋ごろに急遽金沢医科大学総合型選抜(AO入試)を受けることになりました。
北陸地方に縁もないことから、出願することに戸惑いがありましたが、メルリックス学院では毎年のように北陸地方に縁がない受験生が合格していたことから、Oさんもその事実に共感してくれて受験することになりました。
金沢医科大学総合型選抜は、英語・数学(ⅠAのみ)・理科基礎2科目の基礎学力テストと個人面接(調査書など含む)、自己推薦書が試験科目となっています。①出題範囲が限定的であることや、②個人面接や自己推薦書で総合型選抜で求めている人物像であることを説明する必要があることなどが、本入試の特徴です。出願を決めてからは、現役コースの集団授業で一般選抜の対策を行い、個別指導で金沢医科大学総合型選抜の対策を両立して行ってきました。
一次試験では、金沢駅前のTKPガーデンシティーPREMIUMで実施した前日セミナーでメルリックス学院名古屋校講師の朝倉先生が化学の問題を的中させたこともあり、手応えもかなりあったようです。
Oさんは一次試験の合格発表が出る前から、二次試験の個人面接対策を始めていました。後から思えば一次試験直後の二次試験対策が最も功を奏しました。北陸地方に縁もないことから、卒業後に如何に北陸地方に貢献する意欲を有しているか、面接官に納得してもらえるように私と何度も練習を重ねました。そして、二次試験でも対策指導通りに実践することができ、無事に金沢医科大学総合型選抜に合格しました。
医学部入試一般選抜合格に向けて
以上、2025年度の医学部入試にいち早く推薦合格を果たしてくれたメルリックス名古屋校の生徒たちについてご紹介してきました。
今回挙げた3名に共通の成功要因としては、高校2年生の早くから医学部専門予備校であるメルリックス学院で正確な深い受験情報をもとに、方針を決めて準備をしてきたことであると言えます。
その点は大手予備校では真似できない芸当であると自負しております。
推薦入試や総合型選抜で惜しくも合格を逃した皆さんも、実際の医学部入試という貴重な経験をすることができました。一般選抜で合格するためには、推薦入試の気持ちを引きずることなく、一般選抜に頭と気持ちを完全に切り替えることです。自分がやってきたことを振り返り、自分に自信をもってください。悔しい経験をした人ほど、大きな花を咲かせるものです。がんばっていきましょう!
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