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【2024年度】名古屋市立大学医学部推薦入試で4名が合格しました

こんにちは。
メルリックス学院情報センター・副センター長の朝倉です。


2024年度の名古屋市立大学医学部学校推薦型選抜(推薦入試)は、2/11に行われ、2/13に合格発表がありました。


メルリックス学院からも3名の生徒が挑戦して、全員合格となりました。

⇒4名受験、4名全員が合格と判明しました。(2024.2.17)




目次[非表示]

  1. 1.名市大医学部推薦入試で4名受験、4名合格!
  2. 2.名市大医学部推薦入試は3つある
  3. 3.評定平均がない名市大の推薦入試
  4. 4.名市大推薦の第一段階選抜ラインと志願者数
  5. 5.名市大推薦の二次試験
  6. 6.名古屋市立大学医学部の環境

名市大医学部推薦入試で4名受験、4名合格!

メルリックス学院名古屋校では、開校当初から名市大医学部の学校推薦型選抜(推薦入試)をフォーカスして、分析・対策を行ってきました。これにより、初年度から合格者を出すことができていましたが、今年度は4名が受験して4名全員が合格と更に充実した結果となりました。


 
名古屋市立大学医学部学校推薦型選抜(推薦入試)は、地域枠・中部圏活躍型・名古屋市高大接続型の3つの入試があります。
今日はそれぞれの入試に関して、解説していきたいと思います。


名市大医学部推薦入試は3つある

【定員と出願資格】
 
<地域枠> 定員7名
・現役、一浪、二浪
・保護者が愛知県内に引き続き3年以上居住していること
・各高校3名まで出願できる
 
<中部圏活躍型> 定員27名
・現役、一浪
・中部圏内の高校を卒業または、中部圏外の高校を卒業していて大学卒業後6年間は中部圏内に居住する意思があることを確認書により本学が認めた者(中部圏は、愛知・岐阜・三重・静岡・長野・福井・石川・富山・滋賀)
・各高校3名まで出願できる
 
<名古屋市高大接続型> 定員3名
・現役、一浪
・名古屋市立高校を卒業していること
・各高校2名まで出願できる


評定平均がない名市大の推薦入試

名古屋市立大学医学部学校推薦型選抜(推薦入試)に関する特筆するべき事実として、評定基準が設けられていないことがあります。多くの国公立大学医学部推薦試験では、かなり高い評定値を要求するものがほとんどです。しかし、名古屋市立大学医学部にはそれがありません。


もちろん、高校ごとに一定人数しか出願できないので、成績による高校内選抜はあると思いますし、調査書も入試での評価基準になりますので、成績不問というわけではありませんが、門戸はかなり広く開かれています。
 
地域枠に関しては、愛知県内の方しか出願できないものではありますが、二浪まで出願可能なので、他の大学では推薦資格がない受験生でもチャンスがあります。
 
特に<中部圏活躍型>は定員がとても多いので狙い目です。愛知県内の上位進学校でも最大3名までしか出願できないので、出願者数がそれほど多くなることもありません。また、中部圏外の高校を卒業していても確認書の提出で出願可能なので、他府県の方にとっては穴場となっています。
 
<名古屋市高大接続型>は、中部圏とは異なり出願可能な範囲は名古屋市立高校だけなので、出願資格のある人はかなり限られています。高校進学の時点で名市大医学部を希望しているのであれば、この枠を狙って高校の進学先を検討することも考えられます。


名市大推薦の第一段階選抜ラインと志願者数


【第一段階選抜ラインと出願者数】
 
<地域枠>

2023年度 第一段階選抜ライン76% 志願者25 第一段階不合格10 二次試験受験者15 合格者7
2024年度 第一段階選抜ライン77% 志願者27

<中部圏>

2023年度 第一段階選抜ライン78% 志願者85 第一段階不合格33 二次試験受験者51 合格者27
2024年度 第一段階選抜ライン79% 志願者75

<高大接続>

2023年度 第一段階選抜ライン78% 志願者5 第一段階不合格2 二次試験受験者3 合格者3
2024年度 第一段階選抜ライン79% 志願者6


 
2024年度の入試統計は、志願者数以外はまだ発表されていませんが、おそらくは2023年度との大きな変化はないと思われます。
志願者のうち概ね4割程度は、第一段階選抜で不合格となっています。これは、毎年出願期間が、1月4日から共通テスト翌週の金曜日までとなっていることが原因です。
あらかじめ推薦の出願を終えた後で共通テストを受けたものの、思うようなスコアが取れずに第一段階選抜を通過できなかった受験生が毎年一定数存在するために起こる現象です。


 
第一段階選抜を合格した受験生の中で考えると、<地域枠><中部圏>はおおよそ倍率2倍、高大接続に至ってはこの形式の入試が開始された2021年から2023年の3年間の通算で、10人中9人が合格となっています。また、<高大接続>は、不合格になった場合でも<中部圏>での合格基準に達した場合には、スライド合格することになっています。

ここまで考えると<高大接続>は第一段階選抜に合格できた場合には、かなりの確率で合格可能だと考えられます。


このように、競争倍率の観点からも、名古屋市立大学医学部学校推薦型選抜(推薦入試)は、非常に検討に値するものとなっています。


名市大推薦の二次試験

【二次試験の内容】
 
<地域枠>・・・面接試験
約20分の個人面接。医学を志す動機・意欲・医師への適性・社会性・コミュニケーション能力などが問われる。
 
<中部圏><高大接続>・・・総合面接試験
理解力・思考力・発想力に加え、人間性・探究心・医学医療の発展に貢献する意欲などが総合的に評価される。各教科の知識を問う課題論述も含まれる。


 
基本的にどの区分も面接試験が二次試験となっています。しかし、これまでの受験生からの聞き取り調査によると、なかなか一筋縄ではいかない内容もあるようです。
メルリックス学院・受験情報センターでは、丁寧に情報収集をすることで、翌年以降の受験生に役立ててもらえるようにしています。


名古屋市立大学医学部の環境


名古屋市立大学医学部は、名古屋市瑞穂区の桜山にあります。名古屋駅周辺や栄地区のような繁華街の中心地ではありませんが、便利な場所で程よく都会の住みやすい地区です。
メルリックス学院名古屋校には名古屋市立大学医学部のチューターも多く、生き生きとした楽しく有意義な学生生活が垣間見えます。学業もプライベートも充実していますね。その姿を見て、名古屋市立大学医学部を目指すメルリックス生も年々増えています。


 
皆さんも、是非私達と一緒に、名市医を目指してみませんか。







朝倉
朝倉
メルリックス学院医学部・歯学部受験情報センター・副センター長

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