【新宿】全国私立医学部合同相談会を開催※聖マリ参加決定!

こんにちは。
受験情報センター長の鈴村です。私立医学部入試は学校推薦型選抜の合格発表が一段落つき、いよいよ一般選抜の出願が始まっています。


メルリックス学院では、新宿で12月15日(日)に【全国医学部合同相談会】を開催します。

受験校を決める判断材料として最後の一押しに、また中学生・高1生・高2生の方にとっては、オープンキャンパスや進学相談会がないこの時期に、大学の方と直接お話しできる機会として。
さらに、東海大学<展学のすすめ>が終わったこのタイミングで、再受験生の方にもぜひお越しいただきたいと考えています。


相談会の冒頭では、メルリックス学院の佐藤代表と私による特別講演『新課程初年度・2025私立医学部入試の必勝法』も開催いたします。


◎日時:12/15(日) 13:30~16:30(最終受付16:15)
◎会場:新宿住友スカイルーム(新宿住友ビル47F)
◎参加大学:埼玉医科大学・東海大学・愛知医科大学・藤田医科大学 ・聖マリアンナ医科大学


※ご来場者には【国公立医歯学部受験攻略ガイド2025年度版】と、私の著書【偏差値40からでも医学部合格 必勝回答50】を全員にプレゼントします!


◇◆多くの方にご参加いただき終了しました。ありがとうございました◆◇


さて、今回お呼びする大学は、すべて2025年度の私立医学部入試日程でキーポイントになる大学ばかりです。なぜキーポイントになるのか?その理由をちょっとだけ解説します。


帝京は3日受けた方がいいですか?

今年、医学部受験生から圧倒的に聞かれることが多いのがこのご質問です。
2025年度の入試日程は、帝京大学の1日目と杏林大学、帝京の3日目と東北医科薬科大学・関西医科大学が重なっています。
特に関東の医学部受験生は帝京か杏林か、関西の医学部受験生は関医か帝京かで悩んでいるケースが多いです。



一次試験日
1/23(木)
帝京(1日目)
杏林
1/24(金)
帝京(2日目)

1/25(土)
帝京(3日目)
東北医科薬科
関西医科


これは一言で言うと「帝京の合格可能性がどのぐらい高いか」が決め手になります。
 
一次試験を3日間、受験しなければいけないギリギリの学力なのか。それとも帝京2日受験でも(なんなら1日だけでも)合格の可能性が高いぐらいの学力なのか。
 
帝京大学は英語必須で、数学・物理・化学・生物・国語から2科目選択という特殊な試験科目であることもポイントです。この変則的な試験科目が自分にとってどのぐらい有利であるかも見極める必要があるでしょう。


ちなみに、杏林大学医学部の地域枠には東京都地域枠、新潟県地域枠、そして今年から始まる群馬県地域枠があります。


地域枠
募集人員
出願資格
東京都地域枠
10名
出身地制限あり
新潟県地域枠
4名
全国どこからでも出願可
群馬県地域枠
1名
全国どこからでも出願可


帝京大学医学部の地域枠には、福島県地域枠、千葉県地域枠、静岡県地域枠、茨城県地域枠、新潟県地域枠、群馬県地域枠があります。


地域枠
募集人員
出願資格
福島県地域枠
2名
全国どこからでも出願可
千葉県地域枠
2名
全国どこからでも出願可
静岡県地域枠
2名
全国どこからでも出願可
茨城県地域枠
2名
全国どこからでも出願可
新潟県地域枠
1名
全国どこからでも出願可
群馬県地域枠
1名
全国どこからでも出願可


東北医科薬科大学は今年から総合型選抜が導入されたので、A方式が昨年までの35名から20名減って15名になりました。


試験区分

募集人員

修学資金枠A方式
35名 → 15名


2月4日にどこを受けるか?

さて、2025年度入試日程では、2月4日に3つの大学の一次試験日が重なります。東邦大学医学部、藤田医科大学、そして埼玉医科大学の3校です。


関東の医学部受験生は、ほぼ間違いなく「東邦か埼玉医科か」という選択を迫られることになります。逆に西日本の医学部受験生は「藤田医科を受けるかどうか?」を考えると思います。


しかし、地域性だけで受験校を決めていいものでしょうか?この3校の科目別難易度を比べると以下のようになります。



英語
数学
物理
化学
生物
東邦大学
やや難
標準
やや易
標準
標準
藤田医科大学
やや難
やや難
標準
やや難
標準
埼玉医科大学
標準
標準
標準
やや易
標準

(【私立医歯学部受験攻略ガイド2025年度版】より)


さらに、東邦大学と埼玉医科大学は全科目マークシート式です。藤田医科大学は英語と数学がマークシート式と記述式の混合で、マークシート式の部分に基準点(足切点)があります。理科は全科目記述式です。


この3大学は配点もそれぞれ異なり、合格最低点も公表しています。それらを全部照らし合わせた上で、いわゆる大手予備校が出している偏差値ランキングではなく「自分にとってどの大学を受けるのが最も有利か?」を考えることが必要です。医学部受験は決して「偏差値が低い=受かりやすい」ではありません。


12月15日(日)の【全国医学部合同相談会】には、2月4日に一次試験が重なっている3校のうち、埼玉医科大学と藤田医科大学の2校をお呼びしています。


意外と大事な2月2日・2月3日の受験校

このように、2月4日は3校の一次試験が重なっていますが、その前日である2月3日は順天堂大学医学部と東海大学医学部2日目の一次試験日です。


この2校は難易度や出題傾向があまりにも違うため、どちらを受けるかで迷う医学部受験生はあまりいないと思いますが、今年の入試日程は、初日の愛知医科大学から受けようと思えば、18日連続で受験できる「恐怖の連続日程」です。


特に1月30日・31日の金沢医科大学から2月4日までの6日間は、多くの大学の一次試験日が重なっており、何日連続まで受けるか迷うところです。


そのため、2月2日と3日あたりは「ここで小休止」するかどうかがカギになります。具体的には東海大学の2日間ある一次試験日と、重なっている福岡大学、順天堂大学をどう受けるか(または受けないか)で迷う医学部受験生が多いでしょう。



一次試験日
2/2(日)
東海(1日目)
福岡
2/3(月)
東海(2日目)
順天堂


東海大学の最大の特徴は「理科1科目」であることです。数学も「数Ⅲがない」ことが他の私立医学部との大きな違いです。そのことが自分に有利になるかどうかで、どう受験するか決まってくると思います。多くの医学部受験生は理科2科目勉強していますので「物理・化学・生物のうち、どの科目を選択するか」も大きなポイントになります。


今回の【全国医学部合同相談会】には東海大学をお呼びしています。ぜひ入試担当者に直接いろいろなことを聞いていただきたいと思います。


受験校が後半に偏る2025年度入試日程

2025年度の私立医学部入試は、どうしても後半に受験校が偏りがちになります。そのため最初に行われる愛知医科大学、そして翌日の岩手医科大学と国際医療福祉大学をどう受験するかも、大きなカギになります。


学力に不安のある関東の医学部受験生から見ると、愛知医科大学と岩手医科大学の両方を出願すると、その後の杏林大学・帝京大学と日程が連続することになります。さらに、1月26日(日)には川崎医科大学の一次試験日が控えています。


愛知医科大学と岩手医科大学のどちらかを外したい、でもどちらも外せないと悩んでいる医学部受験生は多いと思います。


これらの入試日程を考えて、今回の【全国医学部合同相談会】では愛知医科大学をお呼びすることにしました。ぜひ入試担当者の話を聞いた上で「今年の最初の受験校をどこにするか?」を決めてほしいと思います。


多くの方のご来場を心よりお待ちしております。





鈴村
鈴村
メルリックス学院医学部・歯学部受験情報センター長

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