【ふじた未来】藤田医科大学 ふじた未来入試の対策(数学・英語)
こんにちは。
名古屋校の下田です。
本日は入試本番まであと約1か月 となったふじた未来入試のうち、一次試験の数学と英語の対策について取り上げます。
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2024年度入試から数学Ⅲ・コミュニケーション英語Ⅲが出題範囲から除外に
今年度のふじた未来入試では以下の2つの変更点がありました。
高校3年生または1浪生の方であれば、誰でも出願が可能だった【専願枠】が廃止され、新たに【独創一理枠】が新設。
一次試験の学習能力適性検査のうち、数学Ⅲとコミュニケーション英語Ⅲが出題範囲から除外。
藤田医科大学の傾向と対策について
藤田医科大学に合格する(ふじた未来・一般選抜共通)ためには、数学と英語のマークシートの問題で(例年、各教科の配点の60%占める)高得点を取ることです。
藤田医科大学のマークシート問題の特徴は以下になります。
数学は10~11問程度で構成される小問集合。数学ⅠA~Ⅲ(ふじた未来は今年から数Ⅲの出題なし)まで満遍なく出題されるのが特徴です。標準レベルの問題が中心ですが、なかには難問が出題されることもあり、問題を見極める力も必要になります。
英語のマークシート問題は、文法・語法問題や整序問題などの私立大学で頻出の問題と500字前後の長文2題で構成されています。文法・語法問題や整序問題は標準レベルの問題ですが、やや応用力を要する問題が出題されることもあります。
マークシートの問題では、このような私立型の問題になっています。
一方で記述式の問題は、数学では証明問題が出題されたり、英語では難度の高い英訳をさせるなど国公立型の問題が出題されます。
国公立志願者は私立型の問題への対応力が問われる
藤田医科大学は、東海地方の国公立受験者にとって、有力な併願先として毎年多くの国公立志願者が受験しています。
名古屋市立大学や岐阜大学のような国公立大学医学部に合格した方で、藤田医科大学に合格できないことはよくある話ですが、上記に挙げたマークシートへの対応力が不十分であることが原因のケースが多いです。
藤田医科大学を受験する国公立志願者は、過去問を欠かさずチェックしてマークシートの問題にも対応できるような準備をしておきましょう。
第2回ふじた未来入試プレテストは10月29日(日)
メルリックス学院名古屋校では、ふじた未来入試を予想・完全再現したプレテストの第2弾を10月29日(日)に実施します。今年度入試の出題範囲に合わせた内容になっているため、時間配分や実際にどの程度通用するのか、本番前の予行演習としては絶好の機会になります。
また試験直後には、藤田医科大学のオープンキャンパスで解説講義を務めた講師による解説授業があります。ふじた未来入試を受験する方は是非ご参加ください。