東京女子医科大学医学部の2024年度入試結果と2025年度入試変更点

こんにちは。
受験情報センター長の鈴村です。


東京女子医科大学の2024年度入試結果が発表されました。繰り上げ合格が5名と例年になく少なかった2024年度入試について見ていきたいと思います。


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目次[非表示]

  1. 1.○募集概要
  2. 2.○入試結果
  3. 3.○合格最高点・最低点
  4. 4.○補欠と繰り上げ合格
  5. 5.○2025年度の入試変更点
  6. 6.○出願書類
  7. 7.○一般選抜の出題傾向(2023年度)
    1. 7.1.英語 標準
    2. 7.2.数学 標準
    3. 7.3.化学 標準
    4. 7.4.生物 標準
    5. 7.5.物理 やや易
    6. 7.6.小論文 テーマ型・現代文型
    7. 7.7.面接 個人面接
  8. 8.○合格体験記

○募集概要

2021年度の入学者から6年間の学費が約4600万円となり、志願者が減少した東京女子医科大学ですが、2024年度一般選抜の志願者数は959名と昨年度より42名増となりました。


正規合格者数は99名と昨年と同じでしたが、繰り上げ合格者は5名と非常に入学辞退者が少なく、最終倍率は8.6倍となりました。2023年度の7.3倍と比べても倍率は上がり、2019年度の8.5倍に近い倍率となりました。入学者の合格最低点は211点と、3年ぶりに200点を超えました。


ちなみに、一般選抜の成績上位5名は特待生となり、授業料280万円が4年次まで継続的に給付されます。ただし、成績が上位31位以下になった場合は打ち切りになります。


○入試結果

一般選抜の過去3年間入試結果です。



2024
2023
2022
募集人員
約67
約67
約67
志願者数
959
917
681
一次受験者数
894
873
651
一次合格者数
388
397
370
一次合格倍率
2.3
2.2
1.8
二次受験者数
331
344
340
正規合格者数
99
99
89
補欠候補者数
195
200
200
繰上合格者数
5
20
36
総合格者数
104
119
125
最終合格倍率
8.6
7.3
5.2
入学者数
67
64
66

○合格最高点・最低点

一般選抜の合格最高点と最低点です。最高点は一次受験者と入学者の両方が公表されています。入学者ということは、繰り上げ合格の最後の1人までが含まれていると考えていいでしょう。


過去3年間の最高点・最低点を見ると、2024年度の点数が全体的に高いことがわかります。ただ、受験した生徒たちの話によると「非常に物理が難しかった」とのことです。それでこの点数というのはやや高い気がします。



2024
2023
2022
一次受験者最高点
(400点満点)
315点
(78.8%)
276点
(69.0%)
284点
(71.0%)
入学者最高点
(400点満点)
270点
(67.5%)
256点
(64.0%)
268点
(67.0%)

入学者最低点

(400点満点)

211点
(52.8%)
195
(48.8%)
185点
(46.3%)


○補欠と繰り上げ合格

2024年度は例年になく繰り上げ合格が少ない年となりました。過去5年間で見ると、91名(2020)→99名(2021)→36名(2022)→20名(2023)→5名(2024)と推移しています。学費の値上げがあったのは2021年度からですが、志願者数が前年から445名減ったものの入学辞退者は多く、最終倍率は4.6倍と「入りやすい」イメージが定着しました。


それ以来、志願者数は1,390名(2020)→945名(2021)→681名(2022)→917名(2023)→959名(2024)と推移しており、近年はずっと3桁が続いています。高い学費を学力上位層が敬遠する中で「女子医しか受からない」層の増加が、入学辞退者の減少に繋がっていると考えられます。


○2025年度の入試変更点

「至誠と愛」推薦が「卒業生子女」推薦に名称変更となります。至誠会の選抜試験が廃止となり、3親等以内の親族に東京女子医科大学医学部の出身者がいて、なおかつ一般公募推薦の出願資格を満たしていれば受験できるようになります。また、選抜方法に「小グループ討論」が加わります。


○出願書類

志望理由書(推薦800字・一般400字)
自己評価書(推薦400字・一般400字)
志願票に部活、趣味・特技、資格などを入力する欄がある。


○一般選抜の出題傾向(2023年度)

英語 標準

60分100点 記述式
図表を用いた演習と長文テーマ関連で意見を英語でまとめる練習を

数学 標準

60分100点 記述式・マーク式
問題のヒントが少ないので考える力を養おう

化学 標準

2科目120分200点(1科目100点)記述式・マーク式
小問集合は落とせない。有機化学をしっかりと押さえておくべし

生物 標準

2科目120分200点(1科目100点 )記述式・マーク式
遺伝子に関する問題が多く出題される傾向がある

物理 やや易

2科目120分200点(1科目100点)記述式・穴埋め式
'24も描図や記述が出題されるので、しっかりと準備をしよう!!

小論文 テーマ型・現代文型

一般選抜は一次試験で実施。適性試験と合わせて60分。
2022年度までは800字。2023年度からは400字×2題。

2023:三浦綾子『泥流地帯』より出題
2022:食品ロスについて
2021:延命治療を拒否している末期がんの父


面接 個人面接

10~15分 事前に併願校の合格状況を記入するアンケート有
医師志望理由や本学志望理由などを聞かれるオーソドックスな面接であることが多い。出願書類から聞かれることもあるのでしっかりと準備していくこと。建学の精神や理念について調べておくことも大切。


○合格体験記

メルリックス学院からは毎年多くの生徒が東京女子医科大学に合格、進学しています。


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鈴村
鈴村
メルリックス学院医学部・歯学部受験情報センター長

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