
【2026女子医推薦】東京女子医科大学医学部 学校推薦型選抜に合格するための対策
こんにちは。
受験情報センター長の鈴村です。
メルリックス学院から毎年多くの合格者を輩出している東京女子医科大学の学校推薦型選抜について取り上げます。2026年度は卒業生子女推薦が廃止され、募集人員が変更になります。
目次[非表示]
- 1.○2026年度募集要項
- 1.1.◎入試概要
- 1.2.◎募集人員
- 1.3.◎入試日程(2026年度)
- 1.4.◎出願資格
- 2.○倍率
- 2.1.◎一般推薦
- 2.2.◎「卒業生子女」推薦(旧「至誠と愛」推薦)
- 3.○過去問
- 4.○出願書類
- 4.1.◎志望理由書(800字)
- 4.2.◎自己評価書(400字)
- 4.3.◎推薦書
- 5.○攻略法
- 6.○合格体験記
- 7.○対策講座
○2026年度募集要項
◎入試概要
卒業生子女推薦が2026年度から廃止されます。その分の募集人員10人は一般公募推薦に5人、一般選抜に5人ずつ振り分けられることになりました。
◎募集人員
一般推薦 | 約38名 |
|---|
※2026年度入試では卒業生子女推薦は廃止
◎入試日程(2026年度)
出願期間 | 2025年11月1日(土)~11月11日(火)必着 |
|---|---|
試験日 | 2025年11月22日(土)・23日(日・祝) |
合格発表日 | 2025年12月4日(木)14時 |
手続締切日 | 2025年12月15日(月)16時 |
◎出願資格
対象 | 1浪まで |
|---|---|
評定平均 | 4.1以上 |
その他 | 次の科目の単位を修得している者(単位修得見込の者を含む) ①英語:英語コミュニケーションⅠ、英語コミュニケーションⅡ (旧課程の英語も可) |
○倍率
◎一般推薦
2025 | 2024 | 2023 | |
|---|---|---|---|
募集人員 | 約33名 | 約33名 | 約23名 |
志願者数 | 62名 | 66名 | 59名 |
受験者数 | 62名 | 66名 | 58名 |
合格者数 | 33名 | 35名 | 30名 |
合格倍率 | 1.9倍 | 1.9倍 | 1.9倍 |
入学者数 | 33名 | 35名 | 35名 |
◎「卒業生子女」推薦(旧「至誠と愛」推薦)
2025 | 2024 | 2023 | |
|---|---|---|---|
募集人員 | 約10名 | 約10名 | 約10名 |
志願者数 | 13名 | 11名 | 7名 |
受験者数 | 13名 | 11名 | 7名 |
合格者数 | 10名 | 8名 | 7名 |
合格倍率 | 1.3倍 | 1.4倍 | 1.0倍 |
入学者数 | 10名 | 8名 | 7名 |
○過去問
思考力試験 | 80分 |
|---|---|
小論文 | 50分 |
小グループ討論 | 約60分 |
個人面接 | 約10分 |
東京女子医科大学医学部学校推薦型選抜の過去問は公表されていません。思考力試験は公務員試験やSPIのような問題など、多種多様な問題が出されるため、なかなか一般選抜の勉強のようにいきません。
◎思考力試験
80分でマーク式50問。文章、データ等を示して読解、分析、判断の能力を評価する。公務員試験やSPIで出題されるような数理的問題が多く出題される。
◎小論文
統計資料や課題文を読んで自分の考えを800字でまとめる。医療系やジェンダーに関するテーマなど、現在の社会問題・医療問題が問われる。
◎小グループ討論
受験生5~6名が1グループで行うグループ討論。東京女子医科大学で長く行われているテュートリアルを模した形式である。テューターが1名、面接官が3名同席する。最初に渡された課題シートについて討論するが、同じ題材で2枚目、3枚目の課題シートが途中で出てくることもある。
◎個人面接
面接官3名。調査書や提出した志望理由書・自己評価書の内容などから多く聞かれる。準備していないような質問もされるので、女子医で学びたいという意欲をアピールしつつ自分の意見を素直に述べることが必要である。
○出願書類
◎志望理由書(800字)
医師志望理由と東京女子医科大学の志望理由を800字でまとめる。(2026年度からネット出願の際に入力)
◎自己評価書(400字)
自分が医師に向いている点を400字でまとめる。(2026年度からネット出願の際に入力)
◎推薦書
高校の先生に書いてもらう書類。大学のアドミッションポリシーだけでなく、東京女子医科大学の「建学の精神」や理念である「至誠と愛」を意識して書いてもらうといいだろう。
○攻略法
2021年度入学者より適用された学費の値上げなどが原因で、志願者が減少した東京女子医科大学ですが、その後は推薦・一般ともに急激に減少した反動で、近年は60人前後で推移しています。
東京女子医科大学の推薦は一般とは全く異なる思考力試験が出題されるため、英語・数学・理科とは別に特別な準備をする必要があります。思考力試験には数理的な問題が多く出題されるため、計算や図形が苦手だという受験生はできるだけ早くから準備をした方がいいでしょう。
配点は公表されていませんが、思考力試験・小論文・小グループ討論・個人面接をバランスよく攻略できた受験生が合格していく印象です。特に小グループ討論では自分の性格や個性を活かして、協調性やリーダーシップがアピールできると理想的です。
○合格体験記
東京女子医科大学医学部 一般推薦合格 碧海さん

東京女子医科大学医学部 「至誠と愛」推薦合格 Y.Mさん

東京女子医科大学医学部 一般推薦合格 T.Mさん

○対策講座
東京女子医科大学の推薦については毎年本当に多くのお問合せをいただきます。特に受験した生徒のアンケートをもとに作成している思考力試験の予想問題プレテストと、本番同様の形式で何度も練習を繰り返す小グループ討論は受講希望者が多く、対策講座が定員になる年もございます。
面接も特に小グループ討論は実際にやってみないとコツがつかめないため、推薦対策講座の受講生を集めて何度も練習します。





