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【終了】大阪歯科大学の推薦入試ガイダンスを行いました

こんにちは。
情報センター長の鈴村です。


7月29日(土)にメルリックス学院大阪校で大阪歯科大学推薦入試ガイダンスを行いました。オープンキャンパスの前日にも関わらず、大阪歯科大学の入試ご担当者にご来校いただき、大学のご案内や2024年度の入試変更点などについてご説明いただきました。


目次[非表示]

  1. 1.2024年度推薦入試の変更点
  2. 2.一般選抜にチョイス1・チョイス2を導入
  3. 3.大学入学共通テスト利用の入試変更
  4. 4.特待生制度は推薦1名、一般前期2名
  5. 5.英語民間試験のスコア利用

2024年度推薦入試の変更点

昨年から大阪歯科大学の推薦入試は併願が可能になりました。併願が可能になったことで、志願者は2022年度の87名から109名に増え、合格者は62名、入学者は51名でした。よって、11名が入学手続きをしなかった、または入学を辞退したことになります。


ただし、この数字には指定校推薦(専願)の受験生も含まれているため、実質的な公募推薦の倍率はもう少し高くなるものと思われます。


また、これまで現役生のみが受験できた大阪歯科大学の推薦入試ですが、2024年度入試からは1浪まで受験できるようになりました。


それに伴い、英語・数学・理科1科目とも各50分だった試験時間が、一般選抜と同じ60分になります。推薦と一般の出題傾向や形式は同じですが、時間が延びることで出題量が増えて多少の問題の難化が予想されます。


1浪までが受験できるようになると、特に理科で差がつきやすくなることが考えられます。現役生が受験する推薦入試は高校の教育課程に準じて問題が出題されますので、理科の出題範囲も自ずと限定されますが、難化するつもりで準備しておいた方がいいでしょう。



一般選抜にチョイス1・チョイス2を導入

また、一般選抜の学力試験が前期・後期ともに英語・数学・理科1科目となります。これまで一般後期は英語と数学・理科から1科目でしたが、3教科3科目受験が必須へと変更されます。


そして、一般選抜にチョイス1、チョイス2が導入されます。一般前期はチョイス1とチョイス2を含めて約60名、一般後期はチョイス1とチョイス2を含めて約10名を募集します。


この入試制度は、一般選抜の3教科3科目の得点/高得点の1科目(チョイス1)/高得点の2科目(チョイス2)をそれぞれ得点率の高い順に並べて、上位から順に合否を判定していくというものです。


例えば、チョイスの選抜方式で上位3名を選ぶ場合、以下の表のようになります。



一般選抜(3教科3科目)
チョイス1(高得点1科目)
チョイス2(高得点2科目)
1位
牧野さん(82%)

牧野さん(90%)

牧野さん(85%)

2位
樟葉さん(78%)

淀さん(86%)

樟葉さん(80%)

3位
橋本さん(70%)
樟葉さん(85%)

石清水さん(76%)

4位
淀さん(68%)

橋本さん(82%)​​​​

橋本さん(75%)

5位

石清水さん(67%)

石清水さん(78%)

淀さん(74%)

本来、一般選抜の3科目のみで判定するのであれば、上から牧野さん・樟葉さん・橋本さんが合格となります。


ところが、チョイス1とチョイス2を導入することによって、1科目だけ抜群にできる淀さんがチョイス1で合格となり、橋本さんは不合格となります。


この結果を見ても、どの科目もまんべんなく得点する自信のある受験生は、これまで通り一般選抜のみで勝負しても合格をいただけますが、そこまで自信のない受験生であれば、やはりチョイス1、そしてチョイス2にも出願しておいた方がいいことがわかります。特に淀さんのように、1科目だけ不得意なものがあっても、後の2科目は他の合格者と遜色がない場合、チョイスで合格をいただける可能性があります。


今年から大阪歯科大学の一般選抜の受験料は5万円から4万円に値下げとなります。ただし、一般選抜とチョイス1とチョイス2を併願した場合の受験料はプラス1万円で5万円となります。大学からの「よければ併願してください」というメッセージを感じる変更ですし、実際に入試ご担当者もそうおっしゃっていました。


大学入学共通テスト利用の入試変更


大学入学共通テスト利用も変わります。


大きな変更として、共通テスト利用科目が理科2科目まで利用できるようになります。これまで共通テスト利用科目は、英語(リーディング+リスニング)・数学(数学ⅠA+数学ⅡB)・理科1科目・国語(近代以降の文章・古典または近代以降の文章のうち高得点の方)の中から高得点の3科目または2科目でしたが、今年から理科が2科目まで採用されるようになります。


やはり、理科は歯学部に入学した後も非常に重要な科目になるので、今回の変更になったと大学の方がおっしゃっていました。



また、共通テストオプション方式であるプラス1の配点が変更になります。これまで一般選抜300点+共通テスト100点(高得点の1科目)でしたが、一般選抜の得点が200点に圧縮されます。これは共通テスト利用とプラス1の両方を出願している受験生の間で、プラス1による逆転をある程度起きやすくするための変更というご説明でした。



確かに3:1の配点比率では、よほど得意教科でぶっちぎりの点数を取らなければ、めったなことでは逆転は起きにくいと思われます。


また、共通テスト利用の面接は対面形式(大阪)もしくはオンライン形式(Zoom)が選べるとのことで、国公立大学も考えている受験生にとっては、かなり受けやすい制度になっています。このあたりの入試制度は、国公立志向が強い西日本ならではの地域性を感じます。


大阪歯科大学の共通テスト利用は前期・後期の2回ありますが、前期の出願締切も1月27日(土)と共通テストが終わって自己採点をした後に出願できるようになっています。合格最低得点率も公表されており、自分が合格の見込みがありそうかどうかを判断してから出すことができるようになっています。


特待生制度は推薦1名、一般前期2名

もうひとつ、大きな変更があります。特待生制度です。


2024年度から特待生の対象者が推薦1名、一般前期2名となり、特待生となった場合、6年間の学納金が国立大学と同程度になるよう、2,768万5,200円が免除となります。その結果、入学金60万円を除く学納金が6年間で321万4,800円になります。


ただし、特待生制度の対象者となるには共通テストを受験しなければなりません。推薦または一般前期の得点に、共通テストの英語、数学ⅠA・数学ⅡB、理科1科目の合計点を加えて特待生が選出されます。よって、推薦で合格してなおかつ特待生を狙う場合は共通テストを受験する必要があります。​​​​​​


この特待生制度は継続要件が「留年した場合、学則に違反した場合など、不適格と判断された場合以外」は6年間継続されます。入学後も上位成績者でなければならないという縛りはないので、狙ってみるチャンスだと思います。


英語民間試験のスコア利用

他には英語民間試験のスコア利用の基準が変わります。英検の基準がこれまでの級に合わせたものではなく、CEFRの基準に合わせたスコアになります。


大阪歯科大学の英語民間試験利用は、資格の取得時期を問わないため、これまでは中学生の時に取得した英検2級でも加点をもらえる仕組みになっていました。それを少し基準を厳しくすることによって、現状の学力がなるべく入試に正確に反映されるように改定されたと捉えています。


いずれにせよ、英語民間試験のスコアを持っている場合、換算得点と受験得点を比べて、高得点の方を採用してくれますので、たとえスコアを持っていても英語の試験も受けた方がいいことに変わりはありません。


今回、大阪での説明会をやってみて、改めて大阪歯科大学の人気を感じました。それだけに人気校であることは間違いないので、受験資格のある人は推薦から受験してぜひ合格を勝ち取ってほしいと思います。


大阪歯科大学は2024年4月から看護学部が設置される予定です。現在、樟葉キャンパスに新校舎を建設中です。8月27日(日)には附属病院のある天満橋キャンパスでオープンキャンパスが開催されます。

















鈴村
鈴村
メルリックス学院医学部・歯学部受験情報センター長

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