後期入試に勝つのは誰だ!
こんにちは。
受験情報センター・副センター長の朝倉です。
※メルリックス学院では後期逆転セミナーを行います。
2/19(日)は大阪・茶屋町で関西医科・金沢医科・久留米後期で勝ち抜く方法をお伝えします。
後期試験に出願している受験生達
私立医学部の前期入試も一次試験は終わり、後期試験を残すのみとなりました。後期試験は11の大学で行われる予定となっています。定員も少なく倍率も高い入試ですが、どのような人がこの試験に合格できるのでしょうか。
後期試験に出願している人の多くは、既に前期試験で打ちのめされ、意欲が萎えて、うごめく屍状態になってしまっているものです。後期試験の会場に行くと、目が死んでいる受験生がたくさん見られます。入試に対する気持ちを維持できてはいないのでしょう。
そういった受験生にはもうチャンスは訪れない可能性が高いですよね。
上位層は春休みモード
では上位層はどうでしょうか。既に他の医学部に合格をもらっていて、更に後期試験で合格をもらって、鞍替えして入学しようと考えている受験生です。イメージとしては、そういった受験生が合格をたくさん持っていきそうな気がしますが・・・
ところが、その合格例も私の記憶の中には多くはありません。どうしてそれがうまくいかないのかというと・・・どの大学でも、一つでも合格をもらってしまうと、気持ちが春休みモードに入ってしまうからです。
私達指導員としては、最後の最後まで後悔のないように頑張ってほしいのですが・・・そういった気持ちになってしまうのも、仕方のないことでしょうか。後期試験の頃には、気が抜けてしまうのですよね。
前期と後期で難易度に殆ど違いはない
後期試験にはこういった状況があります。つまり“下は死に体、上はフニャフニャ”です。表面上の倍率は高いのですが、実質的な競争倍率はそれほど高くはありません。
実際に合格基準点は、前期試験と後期試験では殆ど違いはありません。同じ問題ではないので単純に比較することはできないのですが、難易度も殆ど違いはないといえると感じます。(過年度の合格基準点に関しては、弊社刊行の私立医歯学部受験攻略ガイドをご参考にしてください)
下もダメ、上もダメであれば、誰が後期試験の合格を掴むのでしょうか。それは、最後まで諦めず、気持ちをもって、最善を尽くした人・・・それはあなたでしょう。
ご武運をお祈りしております。