2023年度医学部入試概況 第6回 | メルリックス学院生 今年の合格率
こんにちは。
メルリックス学院代表の佐藤正憲です。
代表室から2023年度の医学部入試についてお届けするブログ。第6回は私立医学部受験の前期がほぼ終了した現在、メルリックス学院生の今年の合格率について語ります。
目次[非表示]
- 1.メルリックス学院の医学部受験合格率の高い要因
- 1.1.(1)毎週のチェックテスト
- 1.2.(2)オリジナルテキストの使用
- 1.3.(3)適切な時間数の時間割
- 1.4.(4)秋からの実践力養成講座による充実したOUTPUT
- 1.5.(5)本科授業と個別授業の連携
私立医学部受験も前期が残すところあと1校で終了。
今年も多くの受験生が一次合格してくれました。
メルリックス学院大阪校は本科生の9割以上(11人中10人)、メルリックス学院名古屋校は本科生の8割以上(17人中14人)を超える生徒が一次合格しています。(2月7日現在)
※2022年4月からの通年本科生すべての合格実績です
入学の際に選抜試験を設けていないにも関わらず、驚きの合格率と言っていいと思います。
メルリックス学院渋谷校も昨年度より大幅に合格率が増し、校舎全体の人数も多い中で6割以上の生徒が一次合格を果たしてきてくれています。特に入学時に選抜試験を設けていないMクラスから合格者がどんどん出ているのが昨年と違う点です。
数、多く存在する医学部予備校においても世間様に顔向けできる数字ではないかと思っております。
メルリックス学院の医学部受験合格率の高い要因
(1) 毎週のチェックテスト
(2) 最新の入試問題を反映させたオリジナルテキストの使用
(3) 適切な時間数の時間割
(4) 秋からの実践力養成講座による充実したOUTPUT
(5) 本科集団授業と個別指導の上手い連携
それでは順番に見ていきましょう。
(1)毎週のチェックテスト
受験勉強では前に学習した内容がしっかり身についているか真剣に見つめなおす必要があります。年間の積み重ねがものすごい差となってでてきます。
メルリックス学院では講師が手作りで毎週、チェックテストを作って採点結果を見て、授業に反映される形態を取っております。その積み重ねが間違いなく生徒の習得度に合わせた適正授業がなされている要因です。
(2)オリジナルテキストの使用
予備校を選ぶ観点で最も重要なポイントはオリジナルテキストがあるかどうかというところであります。メルリックス学院では設立以来24年間ずっとオリジナルテキストを制作しており、常に最新の医学部入試動向を反映しています。
また、今年からは解答速報を行っております。入試問題の傾向、潮流は旭日昇天の勢いで変わります。それを反映させることができるかというところは予備校の力に掛かってくる部分かと思われます。
(3)適切な時間数の時間割
いざ、入試問題を解く場面において、理解しているはずだが鉛筆が動かないということは受験生であれば経験されていることかと思います。講義ばかり聞いていて実際に自分で演習する時間が取れなければ理解しているという事実はできても「解く力」は付きません。
逆にハイレベルな受験生にありがちな自習ばかりして講義には何も出ないということでは、一部の特殊能力を兼ね備えた方以外、迂回路を辿ったり、我流が身についたりして学習効率が阻害されます。
朝から晩まで週6日授業があり、夕方以降や日曜日に週3コマ程度の個別授業での補強が理想だと思われます。特に大阪校では立錐の余地もない程の授業を入れる予備校からメルリックス学院に移ってこられて合格される方が多数いらっしゃいます。その現実が適正な授業数の大切さを物語っていましょう。
(4)秋からの実践力養成講座による充実したOUTPUT
大阪校、名古屋校では秋口から英数理科2科目の実戦力養成講座を取り入れて、合格率の向上に寄与してきました。今年からは渋谷校にも導入して選抜コースではない普通の「受験コース」の合格率が飛躍的に向上しました。
渋谷校では直前期も引き続き実戦力養成講座を行いました。数学は70問の標準問題を制限時間決めて3日間で解き切るなど、もちろん、一ひねり、躓く仕掛けは施してある問題ばかりです。それを成し遂げた後の生徒の清々しいお顔は今でも鮮明に焼き付いています。
実戦力養成講座では80分程度が妥当な分量の問題を60分で解きます。時間的な負荷をしっかりとかけて限られた時間内で最大限、有効に得点するコツをしっかりと体に染み込ませます。実際の本試験では相当、楽な気持ちで受験できるようになります。
メルリックス学院本科授業では後期授業から授業内でも演習量が増えていきます。クラスの入れ替えも前期と後期でしっかりと行います。全ては演習授業を滞りなく成立させるためです。これもメルリックス学院の合格率を支えている要因です。
(5)本科授業と個別授業の連携
春の入校面談シーズンでは予算的に許されるご家庭では本科授業を選択すべきか個別授業を選択すべきか、ご相談を受けます。
「本人のペースで納得するまでしっかり教えてもらえる個別授業」一見すると予算的に許されるなら個別授業が魅力的に映ります。ここに大きな落とし穴があります。
本科授業は12月までに入試で必要な情報を全てお伝えできるようカリキュラム構成されています。これまで多くの生徒を合格させてきた講師達が考えに考えたカリキュラムです。この授業についていくためには個別授業をいれてでもこれに食らいつくべきです。
ただし、初学者や他の受講生とのレベル差が有りすぎる場合は思い切って個別授業を選択することも大切です。その場合は期間を決めて、3か月後には本科のクラス授業に戻るとか、地力以上の学校の対策をするために回数を決めて個別授業を受ける等、目的意識を明確にすることが大切です。
例えば、
関西医科大学の物理は自習では歯が立たないから、きっかけを掴む為に個別授業を入れる。
日本医科大学の英作文対策の勉強の仕方が分からないから個別授業。
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このような特化したものに慣れて実力的には厳しいが、何とかジャンプアップを図りたいという方には個別授業が功を奏します。
できれば、本科授業で習ってる講師の方や日ごろから質問対応して頂いてる方に見てもらうと、受講生の性質が分かっているので、より効率が増すでしょう。
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