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近畿大学一般前期の生物講評|関医に引き続きやや易化

こんにちは。
メルリックス学院生物科の解答速報チームです。


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目次[非表示]

  1. 1.大問Iと大問IIは問題集によくある典型問題
  2. 2.自由に書くか、問題文に沿って書くかで迷う記述問題
  3. 3.合格ラインはかなり高いと予想


今年の近畿大学の一般前期は例年大問4題だったが、今年は3題になった。
出題傾向に変化はない。
関西医科大学に引き続き、生物は昨年より易化したと言っていいだろう。


大問Iと大問IIは問題集によくある典型問題


大問Iは遺伝子組み換えの問題。
よく問題集にも載っているような典型的な問題である。
これは相当正答率が高いと考えていいだろう。


ちなみに問7と問8はメルリックスの授業で似た問題をやっていたため、生徒達は「同じ問題が出た」と思ったであろう。


大問IIは血液凝固と酸素解離曲線という人体に関する問題だった。
医学部受験生にとってはやりやすい問題だったのではないだろうか。
問題としては非常にオーソドックスで、これも問題集によくあるタイプの問題であった。
医学部受験生ならば細かい知識まで学習しているであろうから、これも高得点勝負になっただろう。


自由に書くか、問題文に沿って書くかで迷う記述問題


大問IIIのガードンの実験が最も難しく、合格するレベルの受験生でもあまりできなかったのではないだろうか。
問5の記述問題が「自分の考えを、根拠を含めて150字以内で述べよ」となっており、受験生は出題の意図を読むのにためらったかもしれない。



問題文にヒントがあると考えそれに沿って書くか、自由な発想で書いていいと考えるか。



多くの受験生は問題のリード文を読んで、それに沿って書いたのではないだろうか。


合格ラインはかなり高いと予想

大問IとIIをできるだけミスしないように早く解き、大問IIIの記述問題をどれだけ書けたかで勝負が決まるだろう。
生物をできるだけ早く終わらせて、理科のもう1科目に時間を回すことができれば理想的だったかもしれない。
ちなみに大問IIの酸素解離曲線は次の新課程では取り扱われない分野であり、昨年からチラホラいろんな大学の入試問題で見かけるようになった。


全体の合格ラインはかなり高く80%前後ではないかと思われる。






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