
【2027年度】国際医療福祉大学医学部総合型選抜に合格するための対策
こんにちは。
受験情報センター長の鈴村です。
今回の記事は2027年度から新しく始まる国際医療福祉大学医学部の総合型選抜(専願制)についてお伝えします。
国内の医学部としては東北医科薬科大学医学部に次ぐ82番目に設立された国際医療福祉大学医学部は、今年入学した学生がちょうど10期生になります。
この10年間、一般選抜(一般入試)と共通テスト利用選抜(センター利用入試)、そして帰国生・留学生入試という変わらぬ入試形式でしたが、おそらく学内では学校推薦型選抜や総合型選抜を実施する可能性について検討されてきたことでしょう。
まだ総合型選抜の詳細については公表されていませんが、現時点でわかっていることをまとめてみました。
⇒2026.07.23.学生募集要項が公表されたので追記・修正しました。
目次[非表示]
国際医療福祉大学医学部 総合型選抜の入試概要
今回の総合型選抜導入は、2026年5月17日(日)に国際医療福祉大学 東京赤坂キャンパスで行われた医学部説明会で初めて発表されました。
さらに、学生募集要項が公表され、最終的には以下のような出願資格となりました。当初「現役まで」とされていた出願資格は「1浪まで」に変更され、評定平均などの制限はありません。1浪までなら誰でも受験できます。
募集人数 | 10名 |
現浪 | 1浪まで |
評定平均 | なし |
その他 | 本学が指定する医学部説明会、オープンキャンパス、またはWeb 説明動画等に、志願者本人が参加または視聴した者(出願の際に発行された参加証が必要) |
当初、11月と発表された試験日は、一次試験と二次試験に分かれ、以下の通りとなります。
出願期間 | 2026年10月26日(月)~ 11月9日(月)必着 |
一次試験 | 2026年11月21日(土) |
一次発表 | 2026年11月30日(月)15:00 |
二次試験 | 2026年12月5日(土) |
二次発表 | 2026年12月14日(月)15:00 |
国際医療福祉大学医学部の2027年度募集人員と定員
また、総合型選抜の募集に伴い、各入試区分の募集人数も変更になります。
総合型 | 一般 | 共テ利用 | 留学生 | 帰国生 | 定員 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
募集人数 | 10名 | 95名 | 15名 | 20名 | 若干名 | 140名 |
総合型選抜を10名で募集する分は、一般選抜が105名から95名に募集人数が減少します。
国際医療福祉大学医学部の2027年度学費
国際医療福祉大学医学部の学費は、2027年度より初年度の施設設備費が50万円から30万円になり、6年間の学費総額が1830万円になります。私立医学部31大学のうち、最も学費が安いことは変わりません。
また、総合型選抜での入学者はさらに初年度授業料が100万円に減額され、6年間の学費総額は1740万円となります。
国際医療福祉大学医学部 総合型選抜の試験内容
以前、最初の発表があった段階では、国際医療福祉大学医学部の総合型選抜についてこのように書きました。
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詳細については、今後の大学発表を待つことになりますが、なぜ学校推薦型選抜ではなく総合型選抜で募集するのかを考えてみました。
国際医療福祉大学医学部は英語で医学を学び、海外臨床実習が必須という国内最先端のグローバル教育を行っています。日本の高校を卒業する受験生だけでなく、海外の学校に通っていたりと海外経験のある受験生にも幅広く受験してほしいと考えているでしょう。
ただ、6年間の学費が1850万円と私立医学部の中で最も安いこともあり、一般選抜や共通テスト利用選抜の入試難易度は高く、海外の学校教育を受けた人にとっては、かなりハードルが高いと感じられると思います。
多様性のある人材確保のために、帰国生および外国人学校卒業生特別選抜を行っていますが、この出願資格が結構厳しく、数年海外に住んでいた生徒でも当てはまらないことがしばしばあります。
・外国の学校に最終学年を含む4年間在籍していること ・外国の大学および大学院に2年以上在籍して卒業(修了)または卒業(修了)見込みであること ・通算で6年以上の海外在住経験があること(ただし6歳未満は含まない) ・外国人学校に最終学年を含む2年以上在籍していること ・国際バカロレア資格を取得していること |
帰国生特別選抜は上記のいずれかに該当している者のみが受験でき、第1回と第2回を合わせた志願者数は毎年60名前後とそれほど多くありません。(詳しい出願条件は必ず募集要項を確認してください)
学校推薦型選抜であれば、学校長の推薦書が必要になりますが、総合型選抜であれば自己推薦書と高校の調査書があれば受験できます。もしかしたら、総合型選抜の出願資格に「外国の学校に通っていたことがあるが、帰国生特別選抜の出願資格には当てはまらない人」も含まれるかもしれません。
もし、この総合型選抜に評定平均の制限がなく、現役生なら誰でも受けられるということであれば、おそらく100名は優に超える多くの志願者を集めると考えられます。現役生のみで専願制とはいえ、かなりの難易度になるでしょう。ここに評定平均や英語の資格・スコアなどが加われば、ある程度しぼった状態で入試を行うことができます。
いずれにせよ、筆記試験に英語は必ず課されるでしょうし、それなりの難易度になることは間違いありません。詳しい募集要項の発表を待ちたいと思います。
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今回、発表された募集要項では、まず出願資格が【学校教育法第90条第1項に定める「高等学校若しくは中等教育学校」をを2026年3月に卒業した者、または2027年3月に卒業見込みの者】となりました。つまり、途中で海外の学校に在籍していたことがあっても、最終学歴で日本の高校を卒業している1浪までの者なら誰でも受験できます。
試験内容は、一次試験が英語・数学・理科2科目のマークシート式と小論文、集団討論で、二次試験が個人面接と発表されました。
国際医療福祉大学医学部は、一般選抜もマークシート式の英語・数学・理科2科目の一次試験を行っていますが、それよりは易しい基本的な問題が出題されることが予想されます。
また、配点は英語200点、数学200点、理科2科目100点×2で200点と、一般選抜と同様、英語・数学偏重型の配点となっています。
小論文と集団討論は段階評価で、小論文は二次試験、集団討論は一次試験の評価に使用するとのことです。小論文は70分1200字と時間の割に字数が多い形式です。おそらく、社会・医療問題に関してしっかりとした論述が求められる問題が出題されると予想されます。一般選抜の小論文は60分600字ですから、総合型選抜の小論文がいかにボリュームがあるかわかるでしょう。
個人面接は約30分×2回とのことで、こちらは一般選抜と同様です。英語面接の選択については書かれていないので、おそらくどちらも日本語で行われると思われますが、一般選抜で聞かれるような内容プラス、なぜ総合型選抜を受験したかといった質問や、経歴に関しても掘り下げた質問が予想されます。
小論文と集団討論は志願者数によっては、いわゆる“裏表”で行われる可能性もあるとのことで、集団討論は長くても60分程度と予想されます。
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