【訂正】医歯学部入試総括2023に誤りがありました
こんにちは。
受験情報センター長の鈴村です。
今日は2023年7月に情報センターから発行した『医歯学部入試総括2023』の誤りを訂正いたします。関係する皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
【訂正】北里大学医学部の学士入学者選抜試験
※P.26に掲載した北里大学医学部の学士入学者選抜試験の2023年度入試結果に誤りがありました。関係する皆様に謹んでお詫び申し上げます。
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募集
人員
|
2023年度 |
2022年度 |
||||||
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志願者 |
受験者 |
合格者 |
入学者 |
志願者 |
受験者 |
合格者 |
入学者 |
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1次 |
若干 |
19(11) |
17(10) |
4(2) |
5(4) |
5(4) |
3(3) |
||
2次 |
4(2) |
3(2) 予定 |
3(3) |
3(3)予定
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(単位:人 カッコ内は女子数)
これまで一般選抜と同じ日に実施していた北里大学医学部学士入学者選抜試験は、2024年度入試から学校推薦型選抜と同じ日に行われます。選抜方法は基礎学力検査、論文、面接となっており、基礎学力検査と論文は推薦と同じ内容と思われます。
学校推薦型選抜の問題は一般選抜よりも基本的なレベルのため、一般選抜レベルの問題には太刀打ちできなかった再受験生にもチャンスが広がったと言えるでしょう。
【訂正】浜松医科大学医学部の理科選択科目と受験者数に関する分析
※P.8・P.9に掲載した浜松医科大学に関する分析に誤りがありました。関係する皆様に謹んでお詫び申し上げます。
浜松医科大学(前期)の個別学力検査は物理必須(物理・化学)ではなく、物理・化学・生物から2科目選択という通常の形式です。よって、浜松医科大学の志願者数が昨年より216人増の458人となったのは理科の選択科目による影響ではありません。
P.9で分析した通り「極端に共通テストのリサーチが低く出た大学には受験生が集まる傾向」があり、2023年度の浜松医科大学の志願者増は「高くないリサーチ結果」が大きく影響したものと思われます。
その結果、2022年度入試では行われなかった二段階選抜が実施され、約4倍ラインである277人が第一段階選抜の合格者となりました。277人のうち238人が実際に個別学力検査を受験し、70名が合格となりました。第一段階選抜の最低点は649.0点(72.1%)となっています。
※こちらの代ゼミデータより引用
このあたりの「共通テストのリサーチ結果と志願者数」については、明日10月20日(日)に静岡星陵高校で開催する『医学部入試の最新動向』でもお話ししたいと考えています。
ご指摘いただき、情報をお寄せいただいた方に深く感謝申し上げると共に、今後も受験生の方に正確な入試情報をお届けするようチェック体制を確立してまいります。
【追記】2024年度入試の変更点
P.15に私立医学部に関する『2024年度入試の変更点』を掲載しておりますが、その後に判明した変更点については、こちらの記事にまとめています。
東京女子医科大学の学校推薦型選抜は、一般公募が昨年の約23名から指定校推薦の10名分がそのまま増えて約33名となりました。「至誠と愛」推薦の約10名と合わせて、定員の3割を推薦で募集することになります。
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