ふじた未来入試が高3枠のみになる影響【独創一理枠新設!】
こんにちは。
受験情報センター長の鈴村です。
◇◆メルリックス学院名古屋校では【ふじた未来入試対策講座】を実施します。詳しいご案内はこちらをご覧ください◆◇
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昨年の高3枠は実質倍率7.2倍
藤田医科大学のふじた未来入試が今年から高卒枠(専願枠)が廃止され、高3枠のみとなります。募集人員はまだ発表されていませんが、昨年は高3枠と専願枠を合わせて12名の募集でした。
⇒2024年度入試では「独創一理枠」が設けられることが発表されました。高3一般枠と会わせて12名の募集になります。詳しくはまた後日、特集記事でアップいたします。
https://www.fujita-hu.ac.jp/admission/
昨年の志願者は高3枠96名、専願枠71名で、合格者は高3枠13名、専願枠4名でした。
それぞれ補欠者から1名ずつ繰り上げ合格になっています。
ふじた未来入試の詳細はこちらからご覧いただけます。
9月24日(日)に藤田医科大学の医学部企画室室長が来校
ふじた未来入試は国公立医学部医学科の総合型選抜・学校推薦型選抜ないしは一般選抜前期日程に合格した場合のみ、入学を辞退することができます。そのため、国公立医学部志望者にとっては「すべりどめ」「力試し」代わりに受験できる入試として人気があります。
昨年、メルリックスからふじた未来入試で合格した高3生も国公立を志望していました。
S. Dさん|国公立を目指している人も受験できるふじた未来入試
9月24日(日)に藤田医科大学の医学部企画室の室長がメルリックス学院名古屋校にお見えになります。今年のふじた未来入試についてもご説明いただく予定です。
また、その日は鈴村情報センター長による講演『医学部受験、知っておきたい3つのポイント』も実施します。
大学入学者選抜における好事例集に選ばれたふじた未来入試
先日、文部科学省より【令和4年度大学入学者選抜における好事例集】が発表されましたが、藤田医科大学のふじた未来入試と一般入試は令和3年度の好事例に選ばれています。
文部科学省【大学入学者選抜における好事例集】
https://www.mext.go.jp/nyushi/#r3koujirei
藤田医科大学のふじた未来入試と一般入試は、英語と数学をマークシート方式と記述式に分けて出題し、マークシート方式の得点が基準に満たない場合は不合格となります。採点の効率化が図れると同時に合格発表までの期間を短縮することができます。この方法を取ったことで、すべての採点をしている時間と比べると、半日~1日ほどの短縮になるそうです。
さらに、採点の効率化を図ることにより、記述式の出題を増加したり、高度な問題を出題したりできる可能性があるとされています。実際に今年の一般前期では難易度の高い証明問題が出題され、合格者平均点は一般後期と比べて10点ほど低い116.1点でした。
藤田医科大学の数学に関する講評はこちらの解答速報からご覧いただけます。
基本的な学習内容がマスターできているかどうかはマークシート方式で確認し、記述式の部分ではより思考力・判断力・表現力のあるかどうかを問う問題が出題できます。
新課程入試の前年度は受験生が「守り志向」に
ふじた未来入試は学力試験が英語と数学のみなので、高3生にとっては受験しやすい入試方式だと思われます。2025年度に新課程入試への意向を控えて、現行課程最後の年となる今年は、受験生の志向が守りに入ることが考えられます。
国公立医学部を志望している受験生にとっては、早めに合格を押さえることのできるふじた未来入試はねらい目のひとつであることは間違いないでしょう。
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