東京女子医科大学2026年度《学校推薦型選抜》に向けて｜メルリックス学院渋谷校より

2025/11/17古谷お知らせ

こんにちは。メルリックス学院渋谷校で教務リーダーをしている古谷と申します。

東京女子医科大学の学校推薦型選抜がいよいよ間近に迫ってきました。 2026年度から「卒業生子女推薦入試」がなくなり、公募制の「一般推薦入試」のみとなりました。そのためこれまでだったら「卒業生子女推薦入試」に出願していた方々も「一般推薦入試」に出願しているため、志願者数は昨年より増加の見込みです。ただしその分、定員も5人増えて約38人となっているため、合格倍率は2倍程度に落ち着きそうです。

今日は少し前に行った「東京女子医科大学《学校推薦型選抜》直前徹底合宿」の様子をお伝えしたいと思います。

【11/21 緊急前日対策】開催決定！
推薦入試前日に行う小グループ討論対策講座を外部の方にも開放します。詳しくはぜひこちらからご覧ください！

目次[非表示]

1.夏期合宿に続き品川で開催しました
2.「思考力試験」対策への取り組み
3.「小論文」対策への取り組み
4.「小グループ討論」対策への取り組み
5.徹底合宿だからこそ、得られる価値

夏期合宿に続き品川で開催しました

今年の夏に、品川プリンスホテルで実施しました夏期合宿では、参加者の皆さまがお互いに助け合って結束が強まり、非常に良い雰囲気で終えることができました。

そのため、対策講座の最後となる「東京女子医科大学《学校推薦型選抜》対策講座Part3」の前に、再度合宿を行うことで、より本番を迎えるまでの緊張感を高めて、メルリックスの講座を受講している全員で合格するんだと決意を新たにしてほしいという思いもありました。

地方から上京していらっしゃる受験生も多いので、羽田空港や新幹線でのアクセスも考えて、夏期合宿と同様に品川で開催しました。

この直前合宿では「思考力試験対策」を2日間で計5時間、「小論文対策」を2日間で計5時間、「小グループ討論」を1日4時間の計8時間、合間に個人面接の練習を挟むというかなり濃密なスケジュールで実施されました。

今回、参加して下さった生徒のみなさんは夏の合宿には参加していなかった方や、この「直前合宿」で初めてメルリックスの東京女子医科大学対策講座を受講したという方もいらっしゃいました。この緊張感ある雰囲気の中で濃密な1泊2日を過ごし、頭も身体も存分に使い切ったかと思います。（本当にお疲れ様でした！）

東京の玄関口、品川で開催

「思考力試験」対策への取り組み

「思考力試験対策」は、齋藤伸二先生による開講で、予想問題テストをしっかりと解き切り、自分に足りないポイントを明確にし、今後の取り組みへの指針を導きました。自分の実力と向き合う厳しい時間の中でも、夜遅くまで集中を切らさずに受講していた参加者の姿を非常に頼もしく思いました。

思考力試験の問題は、焦らず時間をかければしっかりと解き切ることができる問題になります。しかし本番では80分で50問を解かなければならないということから、常日頃から問題を早く解く練習を積み、身体に覚え込ませる必要性があります。

今回の予想問題テストでは皆さんに平均点と合格点を提示させていただきましたが、ただ解けた解けなかった、点数が良かった悪かったということではなく、今の自分に足りないところが明確になったという前向きな気持ちで捉えていただきたいと思います。

講座の合間のお昼はささやかな楽しみです

「小論文」対策への取り組み

「小論文」は、大橋義人先生による講義を行いました。

今回の小論文講座では改めて時間を取って、東京女子医科大学の理念である「至誠と愛」についてたっぷりと解説していただきました。私も受講させていただきましたが、ただ単に相手を思いやるということだけでなく、深い部分まで解説してくださる大橋先生の言葉の一つ一つが染み入るようでした。小論文だけではなく個人面接でも重要となる知識が着実に定着したと思います。

また、今回は個人面接に関してもポイントを絞ってお伝えさせていただきました。

「小グループ討論」対策への取り組み

「小グループ討論」は、この東京女子医科大学の徹底合宿の中でも非常に価値があり有意義なプログラムの一つと自負しています。

複数のグループに分かれ、実際に小グループ討論をする実践の時間を取ると共に、客観的に違うグループの小グループ討論を見学することにより「学び」を得るという、メルリックス独自のプログラムを体験していただきました。

また、昨年メルリックス学院の東京女子医科大学推薦入試対策講座に参加して、見事合格した先輩である現役の女子医大生にテューターとして入ってもらい、本番さながらの緊張感の中でアドバイスをいただくという経験もしていただきました。

小グループ討論後は、講師、そして先輩であるテューターたちからもすぐに良かった部分、足りなかった部分のアドバイスを一人一人頂けると共に、後ほど評価表もお配りさせていただいております。討論全体へのアドバイスもあり、各自が気づいていなかった対策や改善点を自分で取り入れて、より良い小グループ討論へと発展させていくことができます。

小グループ討論においては、発言回数や話した内容、または全体の討論の進め方やグループ内での役割のアドバイスはもちろんですが、客観的な視点から「どうすれば明るく見えるか」や「声が小さいと損をしてしまう」「相手の話を聞く時に大きく頷く」等々、先輩からの実践的なアドバイスも参加者のみなさんは熱心に聞き入っていました。

合宿最終日は佐藤代表による東京女子医科大学推薦入試のポイントについての解説講義もありました。

徹底合宿だからこそ、得られる価値

今回の徹底合宿で、学科の実力を上げる目的以外に生徒の皆さんにぜひ活用して頂きたかったのが、講義時間以外での東京女子医科大学に在学している先輩方と過ごす時間です。昨年のみなさんと同じように東京女子医科大学推薦入試対策講座に参加して、多くの不安を抱えながらも納得がいくまでメルリックス学院で勉強に時間を費やした先輩たちから聞く経験談やアドバイスは本当に貴重であり、先輩たちもその気持ちを理解しているからこその、的確かつ熱心なアドバイスを丁寧に伝えていました。

合宿期間が終わってしまえば、とにかく濃密で本当にあっという間の2泊3日でした。東京女子医科大学の推薦入試は、一般入試と並行して勉強して準備するのが難しい傾向があります。そういった傾向からも、このような徹底合宿だからこそ、朝から晩まで東京女子医科大学漬けの頭になり取り組む対策は非常に有意義だと考えます。

また、こういった講義や合宿で出会う同じ境遇の仲間との出会いもメルリックス学院では、すごく重要だと考えています。同じ目標に向かい時間を共有した仲間と切磋琢磨しながら、ぜひ、本番まで全力で走り切って頂きたいと思います。