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近大推薦・兵医推薦・久留米推薦合格者出ました!|メルリックス大阪校より

こんにちは。大阪校校舎長の伊藤靖子です。


11月にはメルリックス学院の大阪校から近畿大学医学部推薦入試一次合格者が誕生しましたが、12月に入って新たに、兵庫医科大学公募一般型で1名合格、久留米大学福岡県特別枠推薦型でも1名合格者が誕生しました。

今のところ、メルリックス学院大阪校の受験者全員が合格したということになります!

2025年度医学部一般入試に向けて大阪校は大きく弾みがつきそうです。

合格者が立て続けに出ていることで大阪校は祝福モードに包まれていますが、一方では、他の一般入試をいよいよ目の前に迎えている受験生たちもピリピリした雰囲気になってきています。残り1か月半に迫った一般入試に大きく期待が持てます。

2024年度医学部入試に関して、大阪校は推薦選抜から合格者の出足がよく、合格者張り出し掲示板の前に生徒が足を止めて昨年度以上の合格ペースに教室の雰囲気が盛り上がってきております。


その中でも、今回のブログではまず、近畿大学医学部一次試験に合格したI君の取り組みをご紹介します。


◇◆大阪校ではいつでも受験に関するご相談を受け付けております。ぜひこちらからお申込みください◆◇


目次[非表示]

  1. 1.2025年度近畿大学医学部推薦入試に合格したI君
  2. 2.2025年度近畿大学医学部推薦入試の傾向
  3. 3.2025年度兵庫医科大学医学部一般公募推薦入試に合格したМ君
  4. 4.2025年度兵庫医科大学医学部一般公募推薦選抜
  5. 5.2025年度久留米大学医学部福岡県特別枠推薦に合格したH君
  6. 6.2025年度久留米大学医学部学校推薦型選抜
  7. 7.医学部一般入試合格に向けて

2025年度近畿大学医学部推薦入試に合格したI君


I君は奈良県から近鉄けいはんな線と大阪市営地下鉄御堂筋線で毎日、片道一時間以上をかけ、メルリックス学院大阪校まで通っています。

お兄さんが一昨年の2023年度、関西医科大学前期一般入試に見事合格を果たし、その兄貴に続けとばかりに2024年度生として入学、メルリックス学院大阪校で真剣に毎日、勉強を続けています。お兄さんを越えることが彼の中でのモチベーションになっているようです。


できることならば関東の有力私大(東京慈恵会医科、日本医科、順天堂)を志したいとの思いから、関西圏にある医学部予備校でも、とくに首都圏の医学部情報を最も有しているメルリックス学院大阪校に入学してくれました。

4月から志を切らさずに計画通りの学習を継続して続けてきたことが今回の合格に繋がったと思われます。
また、2024年度入試から全学共通問題に英語と数学が変わり、数学と英語は3週間ほどで3年分の全学共通問題の過去問題を解ききり、時間配分をしっかりと体にしみこませたことが勝因です。

理科についてはメルリックス学院大阪校で実施する実戦力養成講座が役立ったとのことです。


まず推薦入試で1校合格が出たことでI君のマインドに更に火がつきました。
一般入試で更なる上位の医学部合格に向けてがんばる姿に、私も非常に頼もしい思いで見守っております。


2025年度近畿大学医学部推薦入試の傾向


募集人員
志願者数
受験者数
合格者数
入学者数
2025年度
25
672
664
72

2024年度
25
742
735
74(51)
7


2025年度入試は出願者数672名(昨年比70名減) 一次試験競争率9.2倍


2025年度近畿大学医学部推薦選抜入試では、まず英語で、一見、取り組み辛そうにみえる英文が出されました。文法問題等に使われる語句の難易度も上がっており点数が取りづらそうに感じられます。しかし、消去法を巧みに使えば解答が絞れるようになっているので、75%から80%を得点していきたいところです。


数学に関してもところどころ難度の高い問題もありますが、典型問題をミスなくこなしていけば75%程度の得点率にはなります。


化学では、計算量が増えたことに加え、煩雑な問題も増えた影響で、2024年度より難度が上がりました。6割をしっかりキープしたいとところです。


物理は、分量も多く60分で解く内容としては過多の状況であります。大問2の電磁誘導が解きやすい問題になっておりますが、それ以外は骨のある内容です。50%から55%程度がボーダー得点率の予測です。


生物に関しては全体的に基礎的な内容を問うものが多く、考察問題もしっかりと読み解けば解ききれるものが多く、ボーダー得点率が75%程度と高めであります。


2024年度の近畿大学医学部一般入試でも、同様の傾向がありましたが、2025年度入試でもまた、「物理の難度が高く生物の難度が低い」傾向が繰り返される状況になりました。



2025年度兵庫医科大学医学部一般公募推薦入試に合格したМ君


M君はメルリックス学院大阪校が存在する吹田市内に住んでいて、毎朝、大阪市営地下鉄御堂筋線で登校しています。

現在、メルリックス学院大阪校で一日も休まず、高卒本科クラスに在籍していますが、高校3年生からメルリックス学院大阪校でしっかりと基礎固めをしていました。

彼の場合は、医学部合格を果たすためには、まず苦手な英語を克服することが重要テーマでした。


4月からメルリックス学院高卒生本科クラスに在籍しながら苦手な英語を個別授業で英語を補強していました。
4月の開講当初は国公立大学医学部を受験することも視野に入れていました。しかし、共通テストが非常に難化していることとM君にとって私立大学医学部との両立が厳しく感じていたことから、悩み始めました。

結局、夏休みの保護者会で話し合い、私立専願にしました。

ご父兄の意向としては自宅から通える医学部に通学してほしいとの思いもあり、評定平均が4.0を超えていたことから兵庫医科大学の一般公募推薦入試と総合型選抜を受験する流れとなりました。


2025年度兵庫医科大学医学部一般公募推薦選抜

2025年度兵庫医科大学の一般公募選抜は合格者13名でした。また、総合型選抜においても一次合格者一般型が26名 卒業生子女枠が6名でした。


2025年度入試の出題内容は


●数学(解答記入形式)
受験生にとって兵庫医科大学推薦の数学は、問題量も60分という試験時間の割に多く、思考力を問う難易度の高い問題であった印象であります。
出題分野としては、①正四面体の垂線 ②相関係数 ③二次関数 ④数列の和 ⑤辞書配列 ⑥場合の数 ⑦指数の大小といったところが主たる出題です。


●英語(マーク式)
文中に出てくる英単語はかなり難度が上の印象でした。
①文法問題 ②長文穴埋め問題 ③長文問題(忘却は悪ではない) ④長文問題(ペットを飼育することの利点)がポイントです。


●化学(解答記入式)
①結晶格子 ②アンモニアソーダ法 ③ヘンリーの法則 ④芳香族が出題されました。


●小論文
テーマ課題文型でした。2025年度入試は「動物と人の共通点は何か?」養老孟司氏の著書からの出題がありました。


2025年度久留米大学医学部福岡県特別枠推薦に合格したH君


H君は、毎日JR大阪環状線と大阪市営地下鉄を乗り換えて約40分の時間をかけて通っています。

メルリックス学院にも一日も休まず、高卒本科クラスの講義に出席していますが、高3生から1浪の頃は大手予備校で管理が緩い中で、のんびりと学習していたとのことでした。


H君は、自分では分かっているつもりの内容でも、いざ問題を前にすると解けないということがよくあり、メルリックス学院大阪校で実施する春期講習でも、そのことに嫌というほど向き合わせられました。
そこで、厳しく管理をしてカリキュラムの中に演習も多く、徹底的に医学部受験勉強に打ち込めるメルリックス学院大阪校の環境が気に入り、覚悟を決めて通学し続けました。


H君は現役時分に理科を殆ど勉強しておらず、1浪時の学習でもまだ理科の苦手を克服できないままでした。メルリックス学院大阪校に入ってきた2浪目の1年間で理科を医学部合格レベルまで仕上げるのは至難の業という状況でした。

しかし、H君は気持ちをいつも前に持ち続け、日々の授業に臨んでくれました。2025年度入試で絶対に決めたいというH君の強い思いもありました。

そこで、今年度は理科がなくて数学、英語が基礎的な出題がなされる久留米大学医学部に出願いたしました。


2025年度久留米大学医学部学校推薦型選抜



久留米大学医学部推薦入試は例年、倍率が非常に高いです。評定平均の縛りがある愛知医科大学推薦や福岡大学医学部推薦入試からの流入もあります。


英語と数学で各60分ずつですが、近年は数学の思考力を試す内容になっております。
日ごろから数学に対して思考する訓練を積んでおきたいところです。


数学に関しては2024年度入試で難度が大きく上がったが、2025年度入試では更に上がった印象です。久留米大学医学部一般入試同様、久留米大学医学部推薦入試でも数学の難化傾向が顕著です。試験時間が60分と短いこともあり、合格者でも30%~35%程度であると予想されます。

小論文は課題文テーマ型の文章が課されて記述させる内容になっております。
2025年度入試の英語は全ての5題とも2024年度入試に比べ易化しており、合格するには
70%の正答率は欲しいところです。


2025年度の課題文は「言葉とは何か」というテーマを扱ったものでした。



医学部一般入試合格に向けて


以上、2025年度の医学部入試にいち早く推薦合格を果たしてくれたメルリックス大阪校の生徒たちについてご紹介してきました。

彼らが合格した、各医学部の入試傾向についてもみてまいりました。

現役高校生のときにたゆまぬ努力を続けて、評定を積み重ねてきたことも勝因ですが、推薦入試の問題と傾向をしっかり分析し情報を集めたうえで、そこに向かって春のころから無駄のない受験勉強を続けてきたという共通点が見られます。

近大医学部のように併願合格を勝ち得た合格者は、いよいよやってくる私立医学部一般入試や国公立医学部受験に向けて、ますます志望校ごとに的をしぼった勉強ができるという点で大きなアドバンテージがあります。

しかし、推薦入試で惜しくも合格を逃した諸君も、本番での試験挑戦という得難い経験をし、本番につよい実践力を身につけられたことに大きく胸を張ってください。12月は推薦に合格できなかった受験生にとって、気持ちの持ちようが、そのままラストスパートの勉強量に直結する時期です。自分がやってきたことを振り返り、自分に自信をもってください。悔しい経験をした人ほど、大きな花を咲かせるものです。がんばっていきましょう!






メルリックス学院 大阪校
〒564-0052 大阪府吹田市広芝町4-34 江坂第一ビル3F
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伊藤
伊藤
メルリックス学院ゼネラルマネージャー。渋谷校・名古屋校・大阪校の3校舎を統括しながら大阪校の校舎長を務める。医学部受験生・歯学部受験生の「良きお母さん」であり、受験生や保護者からの信頼は絶大である。

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