catch-img

春の歯学部3校合同説明会を行いました|受験情報センターより

こんにちは。
受験情報センターの鈴村です。

少し前の話になりますが、2026年3月29日にメルリックス学院 渋谷校に昭和医科大学歯学部・東京歯科大学・日本歯科大学の教職員をお招きして『歯学部3校合同説明会』を行いました。

2026年のオープンキャンパスに先んじての開催となったため、多くの歯学部受験生と保護者の方々にご参加いただくことができました。その時の様子を簡単にご紹介します。

目次[非表示]

  1. 1.昭和医科大学は2027年4月から新しく鷺沼キャンパスをスタート
  2. 2.日本歯科大学は菊池憲一郎生命歯学部長によるご講演
  3. 3.東京歯科大学の市川総合病院はサテライトキャンパスに

昭和医科大学は2027年4月から新しく鷺沼キャンパスをスタート

昭和医科大学歯学部からは、 入学試験常任委員であり歯学部口腔生理学講座教授でもある中村史朗先生による大学紹介と、 入学支援課の方からは入学試験のご説明をいただきました。

昭和医科大学は何と言っても、 2027年4月に鷺沼に新キャンパスが竣工するのが大きなトピックです。歯学部の学生は、1年次は富士吉田の寮で過ごし、2年次から4年次までを鷺沼キャンパス、5年次になると洗足キャンパスの歯科病院で臨床実習を行います。

先日の第119回歯科医師国家試験は全体の合格率が61.9%と昨年とは打って変わって低下しましたが、昭和医科大学の合格率は 全体で90.0%、新卒者は94.6%と高い合格率をキープしています。THEランキング2025でも、教員1人あたりの学生数1.5人と世界ランキング第5位タイである昭和医科大学は、経験豊富な教員による少人数制の個別指導が高い合格率を支えていると言えるでしょう。

また、昭和医科大学では臨床だけでなく最先端の研究も行われており、昨年度の 総合型選抜で講義理解の授業を担当された美島教授のiPS細胞から唾液腺を再生させる研究や、 塚崎雅之教授の顎の骨ががんと戦うメカニズムの研究など、昭和医科大学の先生方が取り組んでいる研究の一部が紹介されました。

中村史朗教授による講演の様子

※塚崎教授のセミナーを 昨年の【歯科プレスセミナー】で聴く機会がありました。

日本歯科大学は菊池憲一郎生命歯学部長によるご講演

次は 今年120周年を迎える日本歯科大学の 菊池憲一郎生命歯学部長から 生命歯学部(東京)と新潟生命歯学部(新潟)のご説明がありました。

なぜ学部名を「歯学部」から「生命歯学部」に改称したのかといったご説明や、日本初の口腔リハビリ施設である多摩クリニックのご紹介、そして新潟生命歯学部でいち早く始まった訪問歯科診療の歴史など、大変多くのスライドをご紹介いただき、時間内に収まらないほどでした。(次回からはもう少し時間を取るようにします…)

第119回の歯科医師国家試験の合格率を受けて、生命歯学部では6年生のために学生相談室が新設されたことも紹介されました。また「歯の骨髄バンク」に代表される最先端の再生医療研究の紹介もあり、一言で「歯学部」と言っても多種多様な活動があることを、受験生にもわかりやすく解説いただきました。

一昨年、新潟生命歯学部のオープンキャンパスに参加してきましたが、その時はなかった「学習室」が新設されていました。日々、少しでも学生のために教育環境を良くしようという大学の姿勢が感じられました。

スライドでも紹介のあった日本歯科大学発祥の地(千代田区大手町)

※新潟生命歯学部のオープンキャンパスに行った時の記事はこちらからご覧いただけます。

東京歯科大学の市川総合病院はサテライトキャンパスに

最後のトリは、東京歯科大学の山本仁副学長のご講演でした。

何と言っても東京歯科大学は私立歯科大学の中で26年連続国家試験合格率1位という偉業を継続されています。四半世紀にわたってこれだけの高い合格率を維持するのは並大抵のことではありません。

メルリックスから東京歯科大学に進学した生徒に聞くと、学年全体に一体感を持たせてグループ学修が習慣化していることが何よりの強みのようです。特に6年生は国家試験のための勉強グループが割り振られ、学生同士で助け合って「皆で合格しよう」という意識が非常に強いと言います。

また、外部の国家試験予備校に通わなくても、学内ですべての国試対策が完結するのが東京歯科大学の特長でもあります。卒業したけれど国家試験に合格できなかったいわゆる既卒生に対しても、希望すれば6年次の講義が受講できるようになっており、学生同士も一体となって国家試験に臨んでいますが、先生方も学生と一緒に国家試験に合格しようと一丸となって頑張っているという表現が正しいように思います。

また、国際医療福祉大学に経営譲渡した市川総合病院は、この4月1日から「国際医療福祉大学市川総合病院」に名を変えて、サテライトキャンパスとして実習などで引き続き使用していくそうです。

山本仁副学長による講演の様子

いずれも首都圏の歯学部受験生に人気のある3校ですが、それぞれに歴史があり校風が異なります。ぜひこの説明会をきっかけに、様々な大学のオープンキャンパスに足を運び、自分に合った歯学部を見つけるきっかけにしていただければ、受験情報センターとしては嬉しく思います。

鈴村倫衣
鈴村倫衣
メルリックス学院医学部・歯学部受験情報センター長。四半世紀以上にわたって医学部・歯学部の受験指導、面接指導に携わり、多くの生徒を合格に導いてきた。医学部・歯学部入試に関する造詣は深く、大学から入試改革のアドバイスを求められることもしばしば。また、多くの生徒に接してきた経験を活かして、大学のFD研修に登壇するなど、高校のみならず大学でも多くの講演を行っている。