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金沢医科大学合格|偏差値45から逆転合格。医学部に届かなかった私を変えた2年間

神谷麻央さん( 名古屋女子大学高等高校 現名古屋葵大学高等学校
金沢医科大学合格|
総合型選抜( AO 入試)


現役時代は、「何もできなかった」と感じるほど医学部は遠い存在でした。しかしメルリックスでの2年間で、勉強のやり方からすべてを変え、最終的には医学部合格を掴むことができました。今回は、「なぜ合格できたのか」、その具体的なプロセスをお話しいただきました。

目次[非表示]

  1. 1.無力感から始まった医師への想いと、偏差値40からのスタート
  2. 2.1年目の挫折と、“成績が伸びない勉強”からの転換
  3. 3.“ 成長している実感 ” が自信に変わった 2 年目
  4. 4.成績の変化
  5. 5.一般選抜と両立しながら掴んだ、総合型選抜合格への戦略
  6. 6.合格発表の瞬間と、後輩へのメッセージ

無力感から始まった医師への想いと、偏差値40からのスタート

―― 医学部を目指そうと思ったきっかけを教えてください。

神谷さん:小学校6年生と中学1年生のときに、祖父と祖母が立て続けに亡くなりました。そのとき、自分には何もできないという強い無力感を感じました。ここから「人の命を救える存在になりたい」と思ったことが、医師を志す原点になっています。

―― 現役時代やメルリックス学院に入学前の学力状況はどのようなものでしたか。
 
神谷さん:学校では上位10位以内には入っていましたが、医学部を目指すような学校ではなく、偏差値も40前後でした。現役の入試では問題にほとんど手がつかず、「何もできなかった」という記憶しかありません。医学部は自分には遠い存在だと感じていました。

―― メルリックス学院を選んだ理由は何でしたか。
 
神谷さん:高校3年生のときに指導してくださった医大生の方がメルリックス出身で、そのご縁で説明会に参加しました。当時の私は成績的にもかなり厳しく、自信も全くありませんでしたが、佐藤代表から「今の成績でも諦める必要はない」と言っていただいたことに加えて、「どうやって合格まで持っていくか」という具体的な道筋を示していただき、ここなら本気で変われると感じ、メルリックス学院への入学を決めました。

1年目の挫折と、成績が伸びない勉強からの転換

―― 1年目(1浪目)は、残念ながら医学部合格には届きませんでした。
 
神谷さん:スタート時の学力を考えると厳しい戦いになることは覚悟していましたが、私立の後期入試まで終えてすべて不合格だったときは、やはり大きな悔しさと喪失感がありました。「ここまでやってきたのに結果が出なかった」という現実を突きつけられ、正直かなり落ち込みました。

―― 1年目の反省点は何だったと思いますか。

神谷さん:一番の原因は学力の低さですが、それ以上に「やみくもな勉強」をしてしまっていたことが大きかったです。計画もなく目の前の課題をこなすだけで、「なぜこの勉強をしているのか」が分からない状態でした。今振り返ると、成績が伸びない勉強をしていたと思います。

―― そこから、どのように変えていきましたか。

神谷さん:2年目はまず、学習のやり方を大きく見直しました。長期・中期・短期の計画を細かく立てていただき、進捗も常に確認しながら勉強するようになりました。自分一人ではできなかった学習管理をすべてサポートしていただいたことで、「今やるべきこと」が明確になり、迷わず勉強に集中できるようになりました。その結果、初めて成績につながる勉強ができるようになり、少しずつですが手応えを感じられるようになりました。

――2年目は生活面でも余裕が出てきたように感じました。

神谷さん:実家から名古屋校まで1時間以上かかるので、名古屋校の近くの学生寮に住んでいたのですが、1年目は勉強だけでなく家事にも追われて余裕がありませんでした。2年目からは寮生活にも慣れてきて、疲れたなと思った時は実家に帰ってリフレッシュするなど、上手に気分転換もできるようになってきました。

成長している実感 が自信に変わった 2 年目

―― メルリックスの2年目で、どのような変化がありましたか。

神谷さん:一番大きな変化は、日々の勉強の中で「確実に成長している」と実感できるようになったことです。それまでは手応えがなく不安になることも多かったのですが、少しずつできることが増えていくことで、自信を持って勉強に取り組めるようになりました。その実感があったからこそ、最後まで気を緩めることなく続けることができたと思います。

―― 成績が伸びた実感はいつ頃でしたか。

神谷さん:大きな変化を感じたのは、2浪目の春期講習の頃です。それまで解けなかった問題が解けるようになったり、解くスピードが明らかに上がったりして、「やってきたことは間違っていなかった」と実感できました。

―― 苦手科目はどのように克服しましたか。

神谷さん:一番の苦手は英語でした。最後まで得意とは言えませんでしたが、まずは「英語に触れる量を増やすこと」を徹底しました。また、自己流で進めるのではなく、犬飼先生にこまめに相談して、その都度勉強法を修正していったことが大きかったです。「正しいやり方で続けること」が、苦手克服につながったと感じています。

成績の変化

現役時代には周りに医学部を目指す友人もおらず、高3のスタート時点では偏差値40を下回っている科目もありました。しかし、2年間の積み重ねによって、着実に成績を伸ばすことができました。

2024年

第1回全統記述模試

2025年

第3回全統記述模試

英語

46.4

47.7

数学

42.3

53.7

化学

48.6

56.2

生物

48.5

59.4

数学:英語ほどの苦手意識はなかったものの、2浪目で最も苦労した科目でした。ただ、朝倉先生から出された課題を「理解するまでやり切る」ことを徹底し、解法の再現性を高めていきました。

英語4科目の中で最も苦手な科目でした。集団授業だけでは伸びきらないと感じ、犬飼先生の個別指導を受けることで学習の密度を高めました。犬飼先生の個別指導で、自分の弱点に合わせて毎回学習内容を調整していただいたことで、無駄なく最短距離で力を伸ばすことができました。

化学:現役時代はほとんど得点できない科目でしたが、増田先生に2年間継続して指導していただいたことで、医学部入試でも通用するレベルまで引き上げることができました。

生物最終的には4科目の中で最も安定した得点源になりました。合格点を確実に超えるために、知識だけでなく論述問題まで徹底的に対策し、「確実に点を取り切る科目」として仕上げました。

一般選抜と両立しながら掴んだ、総合型選抜合格への戦略

―― 金沢医科大学の総合型選抜を意識し始めたのはいつ頃ですか。

神谷さん:2浪目の春に軽く提案はされていましたが、本格的に受験を決めたのは夏の保護者会のタイミングでした。1浪目も推薦入試を受けたのですが、その推薦対策に時間をかけすぎてしまった反省があったので、今年はまず一般選抜の実力をしっかり固めることを優先し、総合型選抜の対策は10月頃からスタートしました。

―― 金沢医科大学の総合型選抜対策講座では何が役立ちましたか。

神谷さん:講座がオンデマンド配信だったので、自分のペースで隙間時間を活用して学習できたのがとても良かったです。また、実際の試験問題が非公表である中で、先生方が作成した予想問題に取り組めたことで、本番を意識した実践的な対策ができました。特に自己推薦書については、「どこが評価されるのか」というポイントを明確に教えていただき、添削も丁寧に行っていただいたので、本番でも自信を持って書き上げることができました。

―― 金沢医科大学の総合型選抜対策講座と一般選抜の勉強のバランスは。

神谷さん:10月までは総合型の対策にはほとんど時間を割かず、一般選抜に集中していました。そこから徐々に比重を移していき、一次試験の1週間前には、本科の授業以外はほぼ総合型選抜の対策に充てていました。時期ごとに優先順位を切り替えたことで、どちらも中途半端にせず対策できたと思います。

―― 自己推薦書や面接対策は具体的にどのようにしていましたか。

神谷さん:自己推薦書は、内海先生だけでなく、下田校舎長や鈴村センター長にも添削していただき、多くの視点からブラッシュアップしていきました。面接については、1浪目の女子医推薦でしっかり対策していた経験があったため、一次試験の合格後に集中的に行いました。結果発表後は、下田校舎長、水谷マネージャー、増田先生、鈴村センター長、佐藤代表と多くの先生に面接指導をしていただいたことで、様々な視点からの質問に対応できる力が身につき、本番でも落ち着いて受け答えすることができました。

―― 二次試験での強みはどこにあったと思いますか。

神谷さん:単に「合格したい」という気持ちだけでなく、医師として将来どのように社会に貢献したいのかというビジョンを具体的にし、それを自分の言葉で伝えられるようにしていたことが強みだったと思います。

―― 実際の入試の手応えを教えてください。

神谷さん:一次試験の英語は、正直あまり手応えはありませんでしたが、和訳問題を丁寧に解き切ることを意識して20分で解答しました。理科は論述問題も含めてほとんど解くことができ、手応えを感じていました。数学は問題数が多く時間的に厳しかったですが、解ける問題を確実に取り切ることに集中し、結果的には平均以上は取れたと思います。

合格発表の瞬間と、後輩へのメッセージ

―― 合格を知った瞬間の気持ちを教えてください。

神谷さん:正直、信じられない気持ちと、やっと終わったという安堵でいっぱいでした。2浪目という状況で、「今年ダメだったら別の道に進もう」と考えていたので、本当にギリギリのところで掴んだ合格だったと思います。改めて、医学部入試は最後まで何が起こるか分からない、まさに紙一重の世界だと実感しました。

―― 合格を知った瞬間の気持ちを教えてください。

神谷さん:一番印象に残っているのは、1浪目の女子医の推薦入試で不合格になったことです。6月から渋谷校の対策講座にも参加し、本科の授業と並行してかなり力を入れて取り組んでいました。倍率もそれほど高くなかったこともあり、どこかで期待していた部分もあったのですが、その分、不合格だったときのショックはとても大きかったです。気持ちを切り替えるまでに時間はかかりましたが、この経験があったからこそ、「次は必ず結果を出す」という覚悟を持って2年目に臨むことができたと思います。

―― これから医学部を目指す後輩に伝えたいことはありますか。

神谷さん:2年間を通して一番感じたのは、「継続することの難しさ」です。浪人生活では、思うようにいかない時期や、気持ちが落ちてしまう瞬間が必ずあります。そんなときに支えになったのは、「なぜ自分は医師を目指しているのか」という原点と、両親や周囲の方々への感謝の気持ちでした。それを思い出すことで、何度も踏みとどまり、最後までやり切ることができました。偏差値40台からでも、正しい環境とやり方があればここまで変われます。私はメルリックスだったから合格できたと感じています。成績に不安のある方は一度見学に行くことをお勧めします。

名古屋校教務スタッフ
名古屋校教務スタッフ
メルリックス学院名古屋校の教務スタッフです。医学部・歯学部受験に臨む生徒たちが在籍する校舎の様子を日々お伝えしていきます。