
金沢医科大学合格|「今年で終わり」後期入試で逆転合格~3浪生の最後の挑戦
Y. Yさん(暁星高等学校)
金沢医科大学合格|一般後期
Yさんは今年で医学部受験を終わりにするという決意でメルリックス学院に入校しました。前期入試が終わった時の結果は医学部一次合格(繰り上げ待ち)と歯学部特待合格のみでした。最後の最後に望みをかけた後期入試で合格をつかむまでの話を聞きました。
その他の合格校 |
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川崎医科大学一次合格 / 昭和医科大学歯学部特待合格 |
目次[非表示]
高校時代の友人が2人ともメルリックスで医学部合格
―― Y さんがメルリックスに入学したきっかけを教えてください。
Yさん:中学1年生からずっと一緒だった友人が、2人ともメルリックスに行って、2人とも医学部に合格したのがきっかけです。そのうち1人はそんなに成績が良い方じゃなかったのに、メルリックスに行って1年で合格しました。自分は3浪目の今年を最後の医学部受験にしようと思っていたので、最後は環境を変えて、2人が受かったメルリックスで勉強しようと思いました。
――それまでの2年間は個別指導の予備校に通っていたと聞きました。
Yさん:高校を卒業した時点では基礎力もおぼつかなく、当時の学力では集団授業は無理だと思い、2年間個別専門の予備校に通いました。だいぶ学力がついてきた実感がありましたし、2年いたので環境を変えたいと思っていたこともあり、3浪目はメルリックスを選びました。
――メルリックスでは集団授業のクラスに所属しましたが、いかがでしたか。
Yさん:集団授業といっても、10人もいない少人数クラスなので、そんなに個別指導と比べてギャップは感じませんでした。最初の学力判定テストの結果でクラスが分けられるので、授業について行けないということもありませんでした。
すべてが印象に残っているメルリックスでの生活
―― メルリックスに入学してから印象に残っていることはありましたか 。
Yさん:もう、すべてが印象に残っています(笑)
――ずっと男子校だと知っていたので、まずは「女子クラスで大丈夫?」と最初に聞きましたよね。
Yさん:自分以外のメンバーが女子だけのクラスというのはインパクトがありました。ただ、だれとも関わらずに勉強に集中しようと思っていたので、まあ関係ないかとも思いました。
――実際はどうでしたか。
Yさん:夏ごろまではひたすら1人で勉強していました 。夏の終わりごろから、クラス替えもあって、男子が僕だけではなくなったこともあり、皆と仲良くなりました。
―― 普通に馴染んでいるように見えました 。
Yさん:受験は人づき合いが大事だとしみじみ思いました。これまでは個別専門の予備校に通っていたので、受験直前もずっと1人で、メンタルが弱くなるとゲームに走ってしまったりしていました。人と話すことがこれほど息抜きになり、ストレス解消になるとは考えていませんでした。クラスの皆には感謝しています。
「なんとなく」だった化学がガチッとはまるようになった
――3浪目で一番伸びた科目はなんですか。
Yさん:英語です。英語は第1回の模試から徐々に偏差値が上がっていきました。1浪目・2浪目と習っていた英語の先生が、短い文章を和訳させることによって力をつけていく教え方だったので、時間差で花開いたのだと思っています。
――じゃあ、それは個別指導の先生に感謝するということで(笑)メルリックスでこの先生に教わったから伸びたという先生はいますか 。
Yさん:化学かなと思います。それまで「なんとなく」でやっていたのが、ガチッとはまるようになりました。
2025年 第1回全統記述模試 | 2025年 第2回全統記述模試 | 2025年 第3回全統記述模試 | ||
英語 | 偏差値 | 49.9 | 57.1 | 68.9 |
思考力 | 3.9 | 2.3 | -1.2 | |
数学 | 偏差値 | 63.1 | 49.9 | 52.7 |
思考力 | 3.7 | 17.7 | 6.1 | |
化学 | 偏差値 | 60.8 | 63.3 | 54.0 |
思考力 | -7.5 | 6.1 | 13.9 | |
物理 | 偏差値 | 55.1 | 57.0 | 51.5 |
思考力 | 1.2 | 10.5 | 7.8 |
※思考力: 同一偏差値帯の受験生と比較した思考力・判断力の評価。メルリックス学院のコーチング指導の中で最も重要視する指標。
数学:苦手だったので一番時間をかけた科目です。人並みには取れるようになったんじゃないかなと思います。
英語:2浪目までの貯金があったので、3浪目はそれほど時間をかけていませんでした。
化学・物理:やらなければと思っていたのですが、なかなか手が回りませんでした。それでも化学は自分でも伸びた実感があったのですが、物理は本番の入試でも苦戦しました。
後期でチャンスがあるとしたら金沢医科大学
―― クラスの中で最初に一次合格したこともあり、面接の様子をクラスのメンバーから聞かれていましたよね 。
Yさん:一次合格したクラスの皆から、面接については根掘り葉掘り聞かれました。ただ、今年から川崎医科大学は突然MMIになったので、あまり参考にならなかったと思います。
―― 実際の入試はどうでしたか 。
Yさん:川崎は一次試験が終わった時に、できたという手応えがありました。ところが、二次試験の直前に自己採点をしたら自分が思っていた以上に間違いが見つかりました。これはやばいと思いましたが、なにしろ二次試験を受けるのが初めてだったので、現実を知らないまま「まあ受かるでしょう」ぐらいに思って受けに行きました。そうしたら、突然MMIを出されてびっくりしました。大学の門を出たところで「嘘だろ」と独り言が出ました(苦笑)
――今年で終わりにするからと歯学部も受験しましたね。
Yさん:歯学部は面接があっさり終わったので、却って不安になりました。結果的に特待合格だったので驚きました。
――後期入試を受けることにした時に、いろいろとアドバイスを求められました。それをちゃんと実行していてすごいなと思いました。
Yさん:毎年、後期まで受験していたので、自分では特別なことをしているつもりはありませんでした。
――毎日、淡々と教室で自習している姿が印象的でした。
Yさん:後期は金沢医科、昭和医科(国語受験)、獨協医科に出願しましたけど、正直なところチャンスがあるとしたら金沢医科かなと思っていました。なので、自分の学力からいって本来なら理科を強化するべきなんでしょうけど、直前に数学の個別指導を取って、金沢医科対策をお願いしました。
――個別指導を取った成果はありましたか。
Yさん:はい、直前に五十嵐先生とやったところが出て、大問4問のうち3問は取れました。自分にとって苦手な数学で得点できたことは大きかったです。
二次試験は小論文完璧、グループ面接は普通
―― 金沢医科後期で一次合格した時に、獨協医科の一次を受けずに金沢医科の二次対策に時間をかけたいと言われて迷いました 。
Yさん:獨協医科は前期も受けていたので、英語と数学はともかく理科はきついかなと思っていました。実際に医学部の一次試験も川崎医科しか通っていないので、自分にはまだあのレベルの問題には対応できないと冷静に判断して、金沢医科に賭けようと思いました。
―― ちゃんと親御さんの許可を取って、小論文の個別指導を取って、グループ面接の練習も限られた時間の中でできる限りやりましたね 。
Yさん:本番で小論文はほぼ完璧に書けたと思います。大橋先生の個別指導のおかげです。グループ面接の練習は違うメンバーと何回かやりましたが、きつかったですね。本番のグループ面接でもすごく緊張しましたが、一次試験は4倍、二次試験は7倍程度の倍率があるので、7倍か・・・まあ普通に考えて無理じゃんと思うことで、気持ちを落ち着かせました。
――合格のお電話をいただいた時は、担任の古谷さんをはじめ校舎中が感動で湧きました。
Yさん:自分でもこれでやっと終われるという感じでした。
これから医学部を目指す方へ
――これから医学部を目指す受験生の方にメッセージをお願いします。
Yさん:後期の倍率を考えるとすべてを完璧に取らなければ受からないと思うかもしれません。でも、金沢医科の後期入試を振り返ると、数学は取れていて8割だし、英語もそこまで完璧にできたという感覚もありませんでした。小論文は完璧に書けた自信はありましたが、グループ面接では3回か4回発言したぐらいで目立っていたわけでもないと思います。
――何が合格の決め手になったと思われますか。
Yさん:うーん・・・自分は調査書の評定も良くないし、欠席日数も結構あって歯学部の面接で休んだ理由を聞かれました。調査書は受験生の中でも最低評価だと思います。ただ、数学は取れる問題は落とさなかったし、英語もそうでした。そこが重要だったのかなと思います。こればかりは受かった人間じゃないとわからないと思いますが・・・(しばらく考えて)ありきたりのことですが、取れるところはすべて取る。そういう当たり前のことが大事なのかなと、受かった今は思います。
一足先に医学部に受かった高校時代の友人と“合格請負人”川村教務マネージャーと共に






