
愛知医科大学の入試対策完全ガイド虎の巻|推薦・一般入試の特徴と攻略法
こんにちは。医学部受験情報センター、副センター長の朝倉です。
今回は、愛知医科大学の入試対策について、推薦入試・一般入試それぞれの特徴と具体的な攻略法を詳しく解説します。
愛知医科大学は、愛知県長久手市にあります。長久手市は2023年に、住み心地の良い街ランキング全国1891自治体の中で、東京都中央区に次いで2位となりました。名古屋中心部へのアクセスも良く自然も豊かな土地柄で、人口増が続いています。
愛知医科大学も自然の多い環境で、学内にテラスのあるスターバックスコーヒーや、その近くにドクターヘリの駐機場もあり、おしゃれな雰囲気と医療の最前線が同居する空間です。
愛知医科大学の入試は大きく分けて3つあります。
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本記事では特に重要な「推薦入試」と「一般入試」に焦点を当てて解説します。
学校推薦型入試は1浪まで/評定平均3.7以上
愛知医科大学の推薦入試は、出願に評定基準があります。
全体の評定が3.7以上、かつ英語・数学・理科の評定がそれぞれ3.7以上であることが条件となります。同じ愛知県にある藤田医科大学の総合型選抜のふじた未来入試が評定基準を設定していないこととは対照的です。
このように制限がある入試は、制限がある分だけ逆にチャンスが大きいとも言えます。なぜなら、上位校の学力の高い生徒であったとしても、上位校の中では成績の確保が難しく、基準を満たせない場合があるからです。
また、基準をギリギリでも満たすことができれば、評定がとても高いわけではなくてもハンデになることはありません。
11月の入試ですから、現役生よりも一浪生の方が有利に思えますが、数学の出題範囲から数Ⅲが除外されているため影響が少なくなっています。入試結果をみても、現浪間の合格率の差異はほとんどありません。
この学校推薦型入試では、愛知県地域枠Aの選抜も行われており、合格すれば合計2010万円の貸与を受けることができます。卒業後5年間は本学で勤務し、その後5年間は県が指定する医療機関で勤務することを条件に、返還が免除されます。
地域枠に関して、世間では様々にネガティブなことがささやかれていますが。これも正しく情報を知ることができれば、有効な選択肢になるはずです。地域枠に関する情報収集も、メルリックス学院受験情報センターにお問合せいただければと思います。
【学校推薦型選抜入試】現浪別合格者
2025年度 | 2024年度 | 2023年度 | |
現役 | 10人 | 9人 | 13人 |
1浪 | 10人 | 11人 | 7人 |
【愛知県地域枠A方式】現浪別合格者
2025年度 | 2024年度 | 2023年度 | |
現役 | 5人 | 3人 | 0人 |
1浪 | 2人 | 2人 | 4人 |
数学ではなく「基礎学力試験」である理由
推薦入試では基礎学力試験の一つとして、数学が課されています。数学の問題は全問記述形式で、一般入試の問題とはだいぶ違った様子です。決して難度は高くはないのですが、基本的な理解に弱点があると必ず失点してしまうものになっています。学習に対する正しい姿勢と方針が問われているものです。
私もこの試験を長く研究しているのですが、題材の源泉となっているのは教科書だと思います。教科書の問題がそのまま出題されるのではありませんが、作問者は教科書を研究して出題していることは間違いないでしょう。ですので、受験生もしっかりと教科書を学習せねばなりません。教科書を軽んじているような生徒は、簡単に躓かされてしまうような入試です。
そして、私の研究の結果では、“奇数年度は易し目、偶数年度は難し目”の出題となる隔年化が見られると感じていました。その見当に基づくと、2026年度は難し目の出題となるはずでしたが・・・受験生からの聞き取りによると、易しい出題だったということです。そう・・・単なる私の思い込みでした。
この入試に合格出来る受験生の特徴は、基礎を疎かにすることのない実直な生徒です。推薦入試の対策講座は、メルリックス学院名古屋校で8月から開講予定となっています。
他の医学部とは少し異なる一般入試
医学部入試において、最も合否に関わってくる科目は何でしょうか?
いろいろな意見があるとは思いますが・・・数学ではなく・・・英語だと考えています。医学部入試は、数学で高得点をとって一気にアドバンテージを取って勝ち切る・・・みたいな華麗な展開をイメージしている人も多いのですが。
医学部指導歴22年、数学講師である私の経験則ではそんなことはごく稀で、英語力がしっかりした受験生がきっちり得点を積み上げて勝つ・・・というより負けないことで粘り切る・・・というのが医学部受験です。
ただ、愛知医科大学の一般入試では数学力のある受験生が合格しやすい特徴があるように感じています。この記事を書いている日にも、私がかつて指導していた生徒で、愛知医科大学6年生の学生が、国試合格の報告に来てくれました。彼も数学力は高かったのですが、英語力には若干難があった覚えがあります。
実際に入試問題は・・・これまた巧い作りなのですよね。チャート等の汎用型問題と同じような雰囲気はしているのですが、実際に解いてみるとちょっと違う。そのちょっとの違いは、数学の実力があれば容易に打ち破れるものですが、足腰が弱い人は崩れ落ちてしまいます。
特別な解法やテクニックは不要なのですが、本質的な数学力が必要になります。
愛知医科大学を志望する受験生に
愛知医科大学の学生としてスタバでおしゃれにコーヒーを飲んで、将来はドクターヘリに乗るような医師として活躍したいと思うのであれば・・・今日からどうしたらよいのでしょうか。
高校1.2年生の人であれば、まず出来る限り推薦入試に必要な評定を確保できるように努めてください。推薦入試が易しいわけではありませんが、やはりチャンスが多いことはかなり有利になります。もちろん、定期試験のスコアだけにとらわれるのではなく、受験のために必要な実力を付けることを意識して勉強してください。
受験学年の高校3年生や1浪生であれば、夏休みまでに愛知医科大学に必要な足腰の強い基礎力を築き上げることを考えてください。愛知医科の入試では、あなたの学力の根の深さが問われます。秋以降に実戦的なトレーニングを積んで得点力を上げるためには、そのための土台作りが重要です。
具体的な対応策をお聞きになりたい方は、医学部受験情報センター、またはメルリックス学院各校舎にご相談ください。

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