
金沢医科大学 総合型選抜(AO入試)合格|倍率18.7倍を突破した唯一の現役生
岡村 乃亜 さん(滝高校)
金沢医科大学合格|総合型選抜(AO入試)
2025年度の金沢医科大学総合型選抜(AO入試)の合格者15名中、現役合格したのはたった1人。その倍率18.7倍の狭き門を突破し、唯一の現役合格を果たした生徒にその道のりを語っていただきました。
アットホームな環境が合っていると感じた
――岡村さんは高校2年生の春からメルリックスに入校しましたが、入校することを決めた理由を教えてもらっても良いですか。
岡村さん:医学部に進学するには早期から専門塾で対策することが重要だと考え、いくつかの予備校の資料を取り寄せました。その中で、メルリックス学院の合格体験記が特に印象に残り、興味を持ちました。実際に来校して面談を受けた際に、大手塾にはないアットホームな雰囲気が自分に合っていると感じ、入校を決めました。
―― 実際に通ってみて、印象に残っていることは?
岡村さん :先生や教務の方との距離が近く、勉強に気が乗らない時期もメンターのように寄り添い、引っ張っていただけたのがありがたかったです。また、他校の同じ志を持つ仲間とも出会え、塾全体が「一緒に頑張ろう」という空気に包まれていたのも励みになりました。
―― 印象に残っている先生はいらっしゃいますか?
岡村さん :高校2年生のときから数学を担当してくださった瀬川先生です。とにかく教え方が分かりやすく、生徒想いの姿勢も素晴らしかったです。厳しさと優しさのバランスが、私にはぴったりでした。
金沢医科大学に決めた理由と、総合型選抜の対策
――金沢医科大学を志望した理由を教えてください。
岡村さん :私はもともと地元志向ではなかったので、全国の医学部を視野に入れていました。将来は地域医療に携わりたいという想いがあったので、地域医療に力を入れている金沢医科大学に強く惹かれました。また、学力だけでなく人柄や思いも評価される「総合型選抜」という入試方式が、自分に合っていると感じ、出願を決めました。
―― 総合型選抜に向けた対策は、どのように行いましたか?
岡村さん : 受験を正式に決めたのは10月と、かなりギリギリでした。そこからは、一般選抜対策の集団授業と並行して、個別授業で総合型選抜の対策を進めました。金沢医科大学の入試に精通した先生のご指導のおかげで、限られた時間でも効率的に準備することができました。
―― 自己推薦書の準備はいかがでしたか?
岡村さん : 何度も書き直して先生方に添削していただきました。本番では自己推薦書に加えて追加の設問もありましたが、事前に想定していた内容に似ていたので、落ち着いて対応できました。
―― 二次試験の面接対策はどのように行いましたか?
岡村さん : 一次試験の合格発表後からは、毎日面接練習をしていただきました。金沢医科大学は求める人物像が明確なので、それに沿った回答ができるよう、何度も修正を重ねました。本番では緊張しましたが、練習の成果もあり、自信を持って受け答えできました。
後輩へのメッセージ
―― これから医学部を目指す後輩たちへ、一言お願いします 。
岡村さん : 現役で合格することできましたが、受験生活は決して順調ではありませんでした。医学部には滑り止めがないため、常に「落ちたらどうしよう」という不安と戦っていました。そんなときこそ、「なぜ医師を目指すのか」「医師になって何をしたいのか」という原点を見つめ直すことが支えになりました。勉強だけでなく、自分自身と向き合う時間も大切にしてください。
岡村さん、貴重なお話をありがとうございました。
ここぞという時に発揮される集中力と柔軟な発想力はまさに非凡であり、その力を支える日々の努力こそが、高倍率の金沢医科大学総合型選抜(AO入試)合格へとつながったのだと思います。
メルリックス学院スタッフ一同、これからのさらなるご活躍を心よりお祈りしています。






