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【2026東北医薬】東北医科薬科大学一般選抜に合格するための対策(過去問分析)

皆さん、こんにちは。
メルリックス学院渋谷校教務マネージャーの川村です。

東北医科薬科大学医学部は、2026年度私立医学部一般選抜偏差値ランキングにおいて、31大学中A方式が5位、B方式が14位、一般枠が19位に位置し、それぞれ 偏差値は68.5(A方式)、65.5(B方式)、64.0(一般枠)とされています。東北地方の地域医療に従事する人材の育成に尽力されていて、特にA方式、B方式においては学費の面からより多くの国公立併願者を集める事ができている大学の一つです。

難易度としては一般枠⇒B方式⇒A方式の順に高く、出願する時に一般枠、B方式、A方式(2県まで選択可能)に希望順位を付けることができます。最大で第4希望まで選択可能です。この希望順位を付けて併願できるシステムが繰り上げ合格に補欠順位がなく、わかりにくくなっている理由の一つです。

本記事では、これまで多くの東北医科薬科大学を志望する受験生を指導してきたメルリックス学院の視点から、過去問分析と入試結果をもとに、合格に必要な戦略を具体的に解説します。出題傾向や効果的な学習方法を整理し、受験生の皆さんにとって実践的な対策をお伝えしていきます。

目次[非表示]

  1. 1.2026年度 東北医科薬科大学 一般選抜の入試概要
  2. 2.東北医科薬科大学 2025年度一般選抜を振り返る
  3. 3.東北医科薬科大学 一般選抜の英語
  4. 4.東北医科薬科大学 一般選抜の数学
  5. 5.東北医科薬科大学 一般選抜の化学
  6. 6.東北医科薬科大学 一般選抜の生物
  7. 7.東北医科薬科大学 一般選抜の物理
  8. 8.東北医科薬科大学 一般選抜の小論文
  9. 9.東北医科薬科大学 一般選抜の面接
  10. 10.東北医科薬科大学医学部合格者の体験談
  11. 11.2026年度私立医学部一般選抜偏差値ランキング

2026年度 東北医科薬科大学 一般選抜の入試概要

2026年度の東北医科薬科大学一般選抜の入試概要は以下の通りです。

募集人員

約75名(内訳:修学資金枠A方式15名、B方式20名、一般枠40名)

出願期間

2025年12月18日(木)~2026年1月8日(木)必着

試験日

一次試験:1月24日(土)

二次試験:2月7日(土)または 2月8日(日)※

合格発表日

一次試験:1月30日(金)16時頃

二次試験:2月13日(金)16時頃

試験会場(一次試験)

仙台:本学小松島キャンパス

東京:TOC有明・ベルサール渋谷ガーデン

大阪:グランキューブ大阪

札幌:AUC-A(アスティ45)

試験会場(二次試験)

仙台:本学小松島キャンパス

※いずれか1日を大学が指定、ただし一次試験合格発表後に試験日の変更が可能。

【1次試験内容】

科目

試験時間

配点

形式

数学

70分

100点

マーク

英語

70分

100点

マーク

理科2科目

120分

200点

マーク

【2次試験内容】

科目

試験時間

配点

形式

面接

15分~20分程度

5段階評価

個人面接

小論文

60分

5段階評価

資料文型・図表型

東北医科薬科大学医学部の一般選抜は、本年度も1月中の実施と入試前半戦の一つの受験先候補として挙げられます。昨年に続き、 帝京大学の入試 3 日目と日程が被るため、都内への進学志向が強い受験生の一定数は帝京大学の受験に流れると予想されます。

しかし、昨年度と違って今年は2000人前後の受験者数を集めている 関西医科大学と日程が重複しないため、関西の国公立併願の受験者層が受験する可能性は高くなります。実際、近年では、東北医科薬科大学の一次試験が単独日程となった2024年度入試においては 2045 の志願者数を集めており、昨年度入試の志願者数は 1728 でしたので、昨年度より増加し、単独日程であった2024年度入試よりは若干少ない受験者数になるのではと予測しています。

東北医科薬科大学 2025年度一般選抜を振り返る

2025年度入試において、東北医科薬科大学医学部一般選抜の 志願者数は1,728名でした。そのうち 1,661名が一次試験を受験し、 497名が一次試験を突破しています。さらに、 二次試験で最終的に301名が合格となりました。

志願倍率は23.0倍ですが、 実質の競争倍率としては5.5倍であったと大学側も公表しております。参考として 2024年度の実質競争倍率は6.1倍2023年度入試は5.2倍でした。

合格最低点についての公表はありませんが、 一次合格者の総合平均点はオープンキャンパスや教員向け説明会では公表されています。こちらのデータによると2025年度入試の 一次合格者全体では 294.8/400点が平均点となっており、 入学者の平均点は 292.3点/400点となっています。

一次合格者より入学者の平均点が低い理由としましては、 上位層が抜ける点と二次試験で逆転合格している受験生がいる点が挙げられます。テストの難易度や繰り上げ状況にもよりますが、一般枠での6割台の点数の方が例年最低ラインになっていると言われていますので、まずは 最低でも6割が合格するために必要な目安だと捉えておくとよいでしょう。

【一般選抜の合格最低点

2025年度

2024年度

2023年度

正規および繰上合格

非公表

非公表

非公表

東北医科薬科大学 一般選抜の英語

過去問は必ず全てチェック、内容の微変化に十分対応できる演習を

東北医科薬科大学医学部一般選抜の英語は、試験時間70分・大問4題構成となっています。

1⃣、2⃣が読解系、3⃣、4⃣が文法系という点は例年大きな変化はないですが、短文完成から誤文訂正問題になったりなどの出題形式のマイナーチェンジは過去何度かあったため、多少の変更は想定した上で準備しておきましょう。スピード感を持って処理する力も求められるため、文法問題においては出題意図を見抜けるようになるために、長文読解においては700~900語程度の医系英語への耐性や時間感覚を身に付けるためにも過去問演習をしておく必要があるでしょう。

難  易  度:標準
出題形式:マーク
知  識  量:★★★
スピード:★★★★
記  述  力:―
応  用  力:★★★

東北医科薬科大学 一般選抜の数学

まず典型問題の解法をしっかり。上位私立大レベルの応用力も

東北医科薬科大学医学部一般選抜の数学は、試験時間70分・大問3題構成となっています。

問題難度としては私立医学部入試の標準レベルですが、微積分・確率などを中心に計算が重い問題もしばしば出題されるので注意しましょう。特に微積分は頻出分野ですので、過去問を確認しながら、計算を工夫できる部分を見極め、計算力を高めるトレーニングを積んでおくとよいでしょう。

先日のメルリックス学院にて開催された志望校決定セミナーにおいて佐藤代表が数学の苦手な(偏差値50台前半)生徒の東北医科薬科大学への合格事例を多数挙げていたように、取るべき要所さえ抑えておけば、数学が苦手な受験生にとってもチャンスの高い入試ですので、狙いを絞って準備する価値は大いにあるでしょう。


難  易  度:標準
出題形式:マーク
知  識  量:★★★
スピード:★★★
記  述  力:―
応  用  力:★★★★

東北医科薬科大学 一般選抜の化学

典型問題中心のマーク形式問題で高得点勝負になる

東北医科薬科大学医学部一般選抜の化学は、理科2科目で試験時間120分、化学は大問4題構成となっています。

問題数が25問程度であり、教科書レベルの基本問題から標準的な典型問題が大部分を占めるため難易度としてはやや易しめです。全体的に煩雑な計算問題も少ないため高得点を狙いたい科目です。そのために典型問題の反復演習と知識の整理を重視して学習に取り組むと良いでしょう。理論分野からは化学平衡、無機分野からは金属元素、有機分野からは脂肪族の出題頻度が高いので特に優先して準備をすすめてください。


難  易  度:やや易
出題形式:マーク
知  識  量:★★★
スピード:★★★
記  述  力:―
応  用  力:★★★

東北医科薬科大学 一般選抜の生物

思考力を求める複雑な実験考察問題を時間内に解き切る訓練を

東北医科薬科大学医学部一般選抜の生物は、理科2科目で試験時間120分、生物は大問3題構成となっています。

2025年度入試では、過去5年以上出題されていなかった生態系の分野からの出題もあったため、普段出題頻度が高くない分野からの出題も考慮に入れて準備を進める必要があります。しかし、依然として頻出度合いで言えば、遺伝子、体内環境、生殖・発生の分野のため、これらの分野を優先して整理しましょう。

1つの大問で特定の分野を深堀りする出題方法が主流のため知識・考察問題ともに苦手を残さない入念な準備が必要になります。ただ、近年は知識問題よりも考察問題の割合が多くなっているので思考力を求める複雑な実験考察問題を時間内に解ききる訓練は欠かせないでしょう。過去問演習等を通じて特定の考察問題に時間をかけ過ぎず、問題の取捨選択をしながら得点を積み重ねる練習も意識的に行ってください。


難  易  度:やや難
出題形式:マーク
知  識  量:★★★★
スピード:★★★★
記  述  力:―
応  用  力:★★★★★

東北医科薬科大学 一般選抜の物理

原子や高難度の問題が出題される可能性もある、準備をしよう!!

東北医科薬科大学医学部一般選抜の物理は、理科2科目で試験時間120分、大問3題の構成となっています。

すべてマーク式ではありますが、多様な出題パターンがみられ、物理的な思考力を必要とされています。近年は時間内に解答できる分量でしたが、過去はややスピードを求められていたので、高難度の出題がある場合や問題分量が例年より多いと感じた際は、それ以外の典型問題をミスなく解き、得点化することに注力しましょう。特に力学、電磁気の分野は例年必ず出題されているため優先して対策しておきましょう。


難  易  度:標準
出題形式:マーク
知  識  量:★★★
スピード:★★★
記  述  力:―
応  用  力:★★★

東北医科薬科大学 一般選抜の小論文

東北医科薬科大学医学部一般選抜の小論文は、2016年度の医学部創設以降、一貫して資料文と図表型を併用する出題形式です。

図表の読み取りにおいては、変動や差の大きい点や、扱われている変数(要因)に着目して言語化する練習を積んでおきましょう。

2025年度入試においては、糖尿病患者数、脂肪摂取量、タンパク質摂取量などを示したグラフと年代ごとのBMIの推移を扱ったグラフを基に患者が増える原因と今後増やさないための対応策について論述する出題があった。過去にもやはり医療をテーマとした出題が多いので、医療系の背景知識に対しては、日ごろからアンテナを張っておくとより書きやすくなるでしょう。

東北医科薬科大学 一般選抜の面接

東北医科薬科大学医学部一般選抜の面接は、受験生1名に対して面接官3名による個人面接で実施されます。

最大の特徴は、大学志望理由等より東北の地域医療にどう貢献したいと考えているかを問われる質問が多い点です。これは、東北医科薬科大学が東北地方の地域医療に貢献することを目的として設立された医学部であり、将来的に東北地方で医療に携わっていく覚悟があるかどうかを最重要視しているからに違いない。そういった点でも現浪や再受験生に関わらず目的に沿った学生を集めたい意図は明確であるため、しっかりとアドミッションポリシーを読み込み、自身がふさわしい人材であることを自信を持ってアピールできる状態で面接に臨みましょう。

形式:個人面接
所要時間:1人あたり15分~20分程度
面接官の人数:3人
配点:5段階評価

東北医科薬科大学医学部合格者の体験談

以上、東北医科薬科大学一般入試(一般選抜)の入試概要、入試結果から、各科目の過去問を分析することで今年の傾向を予測しつつ、面接・小論文の対策までお伝えいたしました。

東北医科薬科大学の一般選抜に向けて、メルリックス学院では一次試験前日の1月23日(金)に渋谷校と梅田で入試前日予想セミナーを行います。直前ガイダンスとワンポイント予想講座という内容になっています。メルリックス学院人気講師による、ここでしか聞けない解説となっておりますので、ぜひお申込みください。

東北医科薬科大学入試前日セミナーは終了後も質問される方々で教室が熱気に満ちておりました。


それでは最後に、メルリックス学院から東北医科薬科大学に合格した生徒の合格体験記を紹介します。どちらもコツコツと勉強するタイプの生徒でした。努力が実る形となり嬉しく思います。本当におめでとうございました!

2025年度 東北医科薬科大学医学部合格

E.Mさん

Eさんは近くに医学部受験に特化した塾や予備校がなかったため、現役生の時に推薦入試でお世話になったメルリックス学院名古屋校で浪人することを決意しました。寮生活をしながら頑張りぬき、3月31日に繰り上げ合格を手にするまでの軌跡をうかがいました。・・・詳しくは こちら

2023年度 東北医科薬科大学医学部合格

A.Nさん

高校卒業後、かなりのブランクを経て医学部受験を決意した私は、あの「ビリギャル」と同じ高校出身です。まさに偏差値40台から受験勉強をスタートした私が、岩手医科大学と東北医科薬科大学に合格するまでの体験談です。 ・・・詳しくは こちら

2026年度私立医学部一般選抜偏差値ランキング

メルリックス学院が公表している入試難易度ランキングは以下の通りです。※メルリックス学院内部生の模試結果と入試結果、さらにメルリックス学院が独自に入手した入試情報をもとにランキングを決定しています。

順位

大学名

入試難易度

1

慶應義塾大学

72.5

2

東京慈恵会医科大学

70.0

3

日本医科大学

69.0

3

順天堂大学

69.0

5

自治医科大学

68.5

5

東北医科薬科大学(A方式)

68.5

5

国際医療福祉大学

68.5

5

関西医科大学

68.5

9

大阪医科薬科大学

68.0

10

産業医科大学

67.5

11

昭和医科大学

66.5

11

東京医科大学

66.5

11

東邦大学

66.5

14

東北医科薬科大学(B方式)

65.5

15

日本大学

65.0

15

藤田医科大学

65.0

17

近畿大学

64.5

17

兵庫医科大学

64.5

19

帝京大学

64.0

19

東海大学

64.0

19

聖マリアンナ医科大学

64.0

19

東北医科薬科大学(一般枠)

64.0

23

杏林大学

63.5

23

北里大学

63.5

26

福岡大学

63.0

26

久留米大学

63.0

28

岩手医科大学

62.5

28

埼玉医科大学

62.5

28

金沢医科大学

62.5

28

獨協医科大学

62.5

32

川崎医科大学

61.5

32

東京女子医科大学

61.5


※こちらの入試難易度ランキングは、 Amazonから発売している【私立医歯学部受験攻略ガイド】に掲載されています。

現時点での学習方針や二次対策等も含めて少しでも不安がある方は、ぜひ一度メルリックス学院までご相談ください。

川村匡輝
川村匡輝
メルリックス学院渋谷校教務マネージャー。小学5年時より中学受験の勉強を始め、中高 一貫校である六甲学院に入学、アメリカンフットボールに没頭し、勉学の面ではビリギャル状態に・・・偏差値30 台から全科目の勉強をやり直し2浪の末に慶應義塾大学経済学部に進学、「学問に近道はないが、やれば誰にでも乗り越えられる」の信念のもと、現場の専門家として、普通の人が最高峰の受験で打ち勝つサポートに情熱を燃やし、医学部合格請負人として10 年にわたり数多の医学生・歯学生の輩出に力を注いでいる。

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