
【2027年度】近畿大学医学部 学校推薦型選抜に合格するための対策
こんにちは。
受験情報センター長の鈴村です。
この記事では2025年11月に、南海泉北線泉ヶ丘駅の駅前にある 「おおさかメディカルキャンパス」に移転したばかりの近畿大学医学部の学校推薦型選抜の攻略法についてお伝えします。
入試概要
近畿大学医学部の学校推薦型選抜は 1浪までなら誰でも受験することができます。評定平均や高校の履修科目などの出願資格はありません。さらに私立医学部の推薦としては珍しいことですが、併願制なので合格しても入学辞退することが可能です。
1浪までなら誰も受けられて、翌年の3月31日までに申し出れば入学辞退できるという特徴から、 国公立医学部や上位私立医学部を目指す(特に関西の)受験生が「進学先の確保」として受けてきます。よって志願者数も非常に多く、合格者偏差値も非常に高くなっています。
同じ関西圏にある関西医科大学が併願制の一般枠推薦を導入してから、やや志願者が減少傾向でしたが、2024年度と2026年度は志願者が700名を超えました。これは国公立医学部志望者の動きに起因していると考えられます。 2024年度は旧課程最後の年であり、 2026年度は新課程2年目で共通テストの難化を避けた医学部受験生が、まずは近大推薦を押さえておこうと動いたと考えられます。
一次試験と二次試験に分かれており、 一次試験で学力試験、 二次試験で小論文と面接が行われます。数学の出題範囲に数Ⅲがなく、理科は1科目選択のためそれが有利に働く受験生にとってはねらい目です。
2027年度募集要項
募集人員
2026年度までは募集人員25名でしたが、2027年度からは5名増えて30名の募集となります。
推薦(一般公募) | 30名 |
|---|
入試日程
一次試験は大阪(東大阪キャンパス)だけでなく、東京でも行われます。二次試験は竣工したばかりのおおさかメディカルキャンパスで行われます。(2026年度)
出願期間 | 2026年11月1日(日)~11月13日(金)消印有効 |
|---|---|
一次試験日 | 2026年11月22日(日) |
一次発表日 | 2026年12月2日(水) |
二次試験日 | 2026年12月6日(日) |
二次発表日 | 2026年12月16日(水) |
出願資格
最初に述べたように、現役・1浪なら誰でも受験できます。
対象 | 1浪まで |
|---|---|
評定平均 | なし |
その他 | 併願制 |
入試結果
過去3年間の志願者数は700名前後、合格倍率は15倍弱といったところです。合格最低点は7割を超える年が多く、一般前期の6割台と比べると、理科1科目ということもあり、高い得点率が要求されます。
2026 | 2025 | 2024 | |
|---|---|---|---|
募集人員 | 25名 | 25名 | 25名 |
志願者数 | 746名 | 670名 | 742名 |
一次受験者数 | 736名 | 664名 | 735名 |
一次合格者数 | 69名 | 72名 | 74名 |
二次合格者数 | 52名 | 58名 | 51名 |
最終合格倍率 | 14.2倍 | 11.4倍 | 14.4倍 |
入学者数 | ― | ― | 7名 |
合格最低点 | 229/300点 (76.3%) | 208/300点 (69.3%) | 223/300点 (74.3%) |
過去問
一次試験
英語 | 60分 | 100点 |
|---|---|---|
数学 | 60分 | 100点 |
理科1科目 | 60分 | 100点 |
◎英語
「コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ」から出題。2021年度から全学部共通問題。
◎数学
「数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B(数列、ベクトル)」から出題。2022年度から全学部共通問題。
◎理科1科目
「物理基礎・物理」「化学基礎・化学」「生物基礎・生物」から1科目選択。試験会場で選択することができる。
二次試験
小論文 | 40分 | 段階評価 | |
|---|---|---|---|
個人面接 | 10分程度 | 段階評価 | |
◎小論文
与えられた主題について論述する。長めのテーマ型小論文400字。
◎個人面接
面接官2名の個人面接。面接用アンケートから質問される。それ以外の質問はあらかじめどの受験生にも同じ質問をするよう用意されていると思われる。
出願書類
推薦書
学校長のサインと押印のみ。生徒の推薦理由等について記入する欄はない。志望理由書等も医学部は要求されなかったが、2027年度はまだ不明である。
攻略法
志望理由書などの出願書類もなく手軽に出願できます。学力重視型の学校推薦型選抜であり、特に理科の選択科目が重要となります。過去問は公表されていますが、英語と数学は近年になって全学部共通問題となったため注意が必要です。小論文・面接は段階評価です。
以前は二次試験受験者のほとんどが二次合格していましたが、近年は二次試験で不合格になる受験生もある程度いるようです。小論文と面接の対策も侮れないと思われます。
合格体験記
それでは最後にメルリックス学院から近畿大学医学部推薦で合格した生徒をご紹介します。ぜひ皆さんも後に続いてください!






