
愛知医科大学合格|英語偏差値40台から医学部合格!1浪目全落ちから愛知医科大学に逆転合格
清水 貴敏さん(大成高校)
愛知医科大学合格|一般選抜
清水さんは1浪目、私立医学部の入試ですべて一次試験不合格という厳しい結果を経験しました。しかし2浪目には英語の偏差値を42から60まで伸ばし、愛知医科大学に正規合格。その大きな成長の裏には、基礎の徹底と学習環境の変化がありました。
その他の合格校 | |
岩手医科大学一般選抜合格 / 帝京大学一般選抜一次合格 / 久留米大学一般選抜前期二次棄権 / 福岡大学一般選抜二次棄権 |
医学部受験を決意し、メルリックスへ
―― メルリックスに通うことを決めた理由を教えてください。
清水さん:兄がメルリックスから藤田医科大学に進学していたこともあり、自分も自然な流れでメルリックスに通うことになりました。気がついたら「メルリックスに行く」という感じでしたね。(笑)
―― 1浪目は残念な結果になりました。
清水さん:1浪目は、とにかく英語ができませんでした。久留米大学の推薦入試も、その後の一般選抜も、どの大学を受けても手応えがありませんでした。唯一、得意科目だった化学は通用した大学もありましたが、1科目でも大きく苦手な科目があると医学部入試では通用しないということを痛感しました。
――2浪目が決まった春休みから、見違えるような成長したなと感じましたが何かきっかけがありましたか。
清水さん:1浪目当初は、正直なところ医学部に合格できるような状況ではありませんでした。でも現役のときとは違い、本気で挑んだ入試を経験したことで、自分の現在地が見えた気がしました。
また、上のクラスにいた同級生たちが全員医学部に進学していく姿を見て、とても悔しい気持ちになりました。「来年は自分もそちら側に行きたい」と思い、2浪目が決まった後はすぐに気持ちを切り替えて勉強に取り組みました。
――2浪目はスマートフォンも持たずに生活していましたね。
清水さん:はい。スマートフォンがあるとどうしても集中力が途切れてしまうため、2浪目は思い切ってスマートフォンを持たない生活を選びました。連絡が取りづらいなど不便な面もありましたが、スマホがなくても特に不安に感じることはありませんでした。むしろ勉強に集中できる環境を作れたと思います。
1浪目の失敗から学んだ基礎の重要性
―― 1年目と2年目で、勉強の取り組み方に変化はありましたか。
清水さん:1浪目は全教科下のクラスからのスタートだったこともあり、まずは予備校のカリキュラムについていくことで精一杯の一年でした。毎日の授業や課題をこなすことに必死で、とにかく目の前の学習に取り組む生活だったと思います。
一方、2浪目は上のクラスからスタートすることができたことに加え、1年間の予備校生活を経験していたこともあり、精神的にも余裕を持って勉強に取り組めるようになりました。授業だけでなく、自分の弱点や課題にも目を向けて学習を進めることができたと思います。
―― 今年うまくいった要因は何だったと思いますか。
清水さん:1年目に基礎をしっかり積み上げたことが、結果的に2年目の成績向上につながったと思います。基礎が身についていたことで、応用問題にも対応できるようになり、ただ解き方を覚えるのではなく、内容を理解しながら問題に取り組めるようになりました。そうした積み重ねが、最終的に合格につながったのだと思います。
―― 苦手だった英語はどのように克服しましたか。
清水さん:英語はとにかく触れる回数を増やすことを意識しました。自分は化学などの理系科目が得意で、どうしても解いていて楽しい理数系の勉強時間が増えてしまう傾向がありました。そこで、担任の水谷教務マネージャーに学習状況を確認してもらいながら、意識的に英語に取り組む時間を増やしていきました。
また、少人数の集団授業に加えて個別授業を受講することで、苦手だった英文法を重点的に強化することができました。自分の弱点に合わせて指導を受けることができたので、少しずつ英語への苦手意識もなくなっていったと思います。
成績の変化
2浪目には成績が大きく伸びました。特に苦手だった英語は偏差値42から60まで上昇し、医学部入試でも戦えるレベルに成長しました。
2024年 第1回全統記述模試 | 2025年 第3回全統記述模試 | |
英語(偏差値) | 42.2 | 60.6 |
数学(偏差値) | 53.5 | 62.5 |
化学(偏差値) | 60.8 | 69.3 |
物理(偏差値) | 56.1 | 67.7 |
英語:最も苦手な科目でした。まずは英単語や英熟語を徹底的に覚え、英文法の知識を整理することから取り組みました。読解については、集団授業で犬飼先生に、個別授業で大熊先生に指導していただき、正確かつ速く英文を読み取る力や、文章の内容を把握しながら解答を導き出す力を身につけることができました。最終的には、英語で大きく差をつけられないレベルまで力を伸ばすことができました。
数学:英語ほどの苦手意識はありませんでしたが、安定して得点することには苦戦していました。朝倉先生と瀬川先生のお二人から指導を受ける中で、さまざまな解法や考え方を学ぶことができました。その結果、2年目には過去問演習でも合格点を狙える手応えを感じられるようになりました。
化学:最も得意としていた科目でした。化学は高校生の頃から増田先生に指導していただいていたため、浪人を始める時点ですでに一定の到達度には達していました。ただし、医学部入試では細かな知識まで正確に理解していることが求められます。増田先生の授業で細部まで丁寧に理解を深め、知識を確実に定着させることで、入試本番でも安定して得点できる武器にすることができました。
物理:現役時代は物理に十分な時間を割くことができず、後回しになっていました。浪人1年目に鷲見先生から基礎を丁寧に教えていただき、土台を固めることができました。2年目はさらに実践的な問題演習に取り組むことで理解が深まり、最終的には化学と並ぶ得意科目にすることができました。
一次合格を重ねてつかんだ医学部合格
―― 迎えた2年目の一般選抜では、次々と一次合格を果たしましたね。
清水さん:はい。入試の前半戦で受験した愛知医科大学と岩手医科大学の試験で、どちらも手応えを感じることができました。その結果、流れに乗ってその後の入試にも前向きな気持ちで臨むことができたと思います。
特に岩手医科大学から正規合格をいただくことができたことで、精神的にも大きな余裕が生まれ、その後の二次試験には落ち着いて挑むことができました。
―― 面接には少し苦労している様子でしたね。
清水さん:面接対策は秋頃から少しずつ始めていましたが、本番が近づくにつれて、練習通りに自分の考えを表現することの難しさを感じるようになりました。
そこで担任の水谷教務マネージャーからの指導以外にも、代表・校舎長からも面接指導を受け、個人面接からMMIまで実践的な対策を行いました。
これから医学部を目指す方へ
―― 愛知医科大学の合格を知ったときの気持ちを教えてください。
清水さん:愛知医科大学の二次試験の合格発表の日は、久留米大学と福岡大学の二次試験を受けるために福岡に前日から滞在しており、ホテルで結果を確認しました。正直なところ、正規合格までは難しいのではないかと思っていたので、合格の文字を見たときはとても驚きました。
浪人生活の中では、スマホを封印したりゲームを我慢したり早起きが辛かったりしんどい思いをした時もありましたが、最後まで諦めずに勉強を続けてきて本当に良かったと感じました。進学先が決まったことでようやく気持ちも落ち着き、その日は福岡を少し観光してから自宅に帰りました。
医学部受験は決して簡単ではありませんが、正しい環境で努力を続ければ必ず成績は伸びます。私自身も1浪目は結果が出ませんでしたが、諦めずに努力を続けたことで合格をつかむことができました。今つらい状況にいる人も、最後まで諦めずに挑戦してほしいと思います。






