【2026東海】東海大学医学部一般選抜に合格するための対策(過去問分析)

皆さん、こんにちは。
メルリックス学院渋谷校教務マネージャーの川村です。

東海大学医学部は、2026年度私立医学部一般選抜偏差値ランキングにおいて、偏差値64.0で32大学中19位に位置しています。東海大学医学部は、「良医の育成」を目指し、多様な入試形態で幅広い受験生に門戸を開いています。
一般入試においても理科1科目で受験ができたり、2023年度入試より数学Ⅲの範囲を外したり、2日間の一次試験の入試日程を設けたりと様々な工夫をして欲しい人材の確保に力を入れています。

本記事では、これまで多くの東海大学を志望する受験生を指導してきたメルリックス学院の視点から、過去問分析と入試結果をもとに、合格に必要な戦略を具体的に解説します。出題傾向や効果的な学習方法を整理し、受験生の皆さんにとって実践的な対策をお伝えしていきます。

目次[非表示]

  1. 1.2026年度 東海大学医学部 一般選抜の入試概要
  2. 2.東海大学医学部 2025年度一般選抜を振り返る
  3. 3.東海大学医学部 一般選抜 英語の傾向と対策
  4. 4.東海大学医学部 一般選抜 数学の傾向と対策
  5. 5.東海大学医学部 一般選抜 化学の傾向と対策
  6. 6.東海大学医学部 一般選抜 生物の傾向と対策
  7. 7.東海大学医学部 一般選抜 物理の傾向と対策
  8. 8.東海大学医学部 一般選抜 小論文の傾向と対策
  9. 9.東海大学医学部 一般選抜 面接の傾向と対策
  10. 10.まとめ
  11. 11.2026年度私立医学部一般選抜偏差値ランキング

2026年度 東海大学医学部 一般選抜の入試概要

2026年度の東海大学医学部一般選抜の入試概要は以下の通りです。

募集人員

約60名

出願期間

出願期間 2026年1月4日(日)~2026年1月17日(土)ネット登録1/20(火)必着

試験日

一次試験:2月2日(月)、2月3日(火)

二次試験:2月14日(土)or 2月15日(日)※

合格発表日

一次試験:2月7日(土)9時半頃

二次試験:2月19日(木)9時半頃

試験会場(一次試験)

東海大学湘南キャンパス
東京:TOC有明
横浜:TKPガーデンシティPREMIUMみなとみらい
名古屋:秀英予備校名古屋本部校
大阪:CIVI研修センター新大阪東
福岡:パピヨン24

試験会場(二次試験)

東海大学伊勢原キャンパス

※出願時に選択

【1次試験内容】

科目

試験時間

配点

形式

数学

70分

100点

穴埋め

英語

70分

100点

記述・マーク

理科1科目

70分

100点

記述・マーク・穴埋め

【2次試験内容】

科目

試験時間

配点

形式

面接

10~20分程度

個人面接

小論文

60分

資料文型

東海大学医学部の一般選抜は、2026年度も昨年、一昨年に続き2/2、2/3の日程で実施予定です。

2025年度と同じく福岡大学、順天堂大学とは日程が重複するのに加え、2/2は杏林大学、日本医科大学と2/3は北里大学、金沢医科大学と一次日程の被りがあります。そのため、昨年度の志願者数4,042人よりは少なくなる可能性が高いと予測されます。

とはいえ、延べ人数で例年3000人以上の受験者数を集めている東海大学医学部の受験は依然として高い競争率の試験となるでしょう。

東海大学医学部 2025年度一般選抜を振り返る

過去のデータに目を向けてみますと、2025年度の受験者数は3,711名、2024年度が3,198名、2023年度が3,186名です。
繰り上げ合格者を含めた総合格者数(連絡を入れた人数も含む)が、2025年度222名、2024年度147名、2023年度131名ですので、それぞれの実質の競争倍率は、延べ人数ではありますが、2025年度が16.7倍、2024年度が21.7倍、2023年度24.3倍となります。

本年度も実質の競争倍率としては15~20倍前後の競争倍率が予測されます。合格最低点についての公表はありません。

なお、一般選抜は2日間実施されていますが、受験日は自由選択で、いずれかの1日または両日受験できます。

ただし、各科目・各日程の点数を標準化して合否判定されるため日程や科目による影響が少ないよう配慮されており、いずれか1日の受験でも期待値を稼ぎやすい試験形態となっています。

【一般選抜の合格最低点

2025年度

2024年度

2023年度

正規および繰上合格

非公表

非公表

非公表

東海大学医学部 一般選抜 英語の傾向と対策

時間配分に気をつけ、どの大問でも8割以上取れる体質を作ろう

東海大学医学部一般選抜の英語は、試験時間70分・大問8題構成となっています。

マーク式と記述式の併用で、長文1題と短文完成(10問)、同意表現(10問)、長めの会話文2題、整序問題(4問)、グラフと表を用いた短文中の空所補充、和訳と英訳(4問)と出題傾向は過去同様です。問題難度うんぬんよりも素早く処理していけるかどうかが攻略の鍵になります。

複数年の過去問演習を行い、時間配分まで含めて試験形態に慣れておくとアドバンテージになるでしょう。また、点差が最もつきやすいのは近年問題難度も上昇している和訳・英訳の記述部分なので、こちらも意識的に練習を積み重ねてください。

難  易  度:標準
出題形式:記述・マーク
知  識  量:★★★
スピード:★★★★★
記  述  力:★★★★
応  用  力:★★★

東海大学医学部 一般選抜 数学の傾向と対策

2023年度から数学Ⅲは範囲外。難易度は下がったが高得点勝負に

東海大学医学部一般選抜の数学は、試験時間70分・大問3題構成となっています。

【1】は小問集合、【2】と【3】は誘導形式の大問で、小問集合もあるため出題分野は多岐にわたります。
数列、ベクトル、三角関数、微積分、整数、指数対数あたりは毎年のように何かしらの形で出題されているため押さえておきましょう。

また、見慣れない設定の問題も出す傾向があるので、過去問に触れながら、標準レベルの問題の中でもいわゆる典型問題ではない、頻出度合いの低い問題にも慣れておきましょう。

試験時間も短いので、とっつきにくい問題があれば手早く解ける問題を優先して取捨選択する力も試験結果に影響するでしょう。


難  易  度:標準
出題形式:穴埋め
知  識  量:★★★
スピード:★★★
記  述  力:―
応  用  力:★★★

東海大学医学部 一般選抜 化学の傾向と対策

穴のない学習で基本内容の完全網羅を心掛けたい

東海大学医学部一般選抜の化学は、理科1科目で試験時間70分、化学は大問5~6題構成となっています。

典型的な問題が大部分を占め、複雑なテクニックや細かい知識を問われることは少ないため難易度としてはやや易しめです。

化学平衡や高分子など特に現役生が手薄になってしまいがちな分野からの出題も頻出であるため最後まで穴のない学習をしっかりと取り組むことが重要です。理科の点数も標準化されるため、高得点取れるからと安心せずに過去問演習等を通じて形式にも慣れて取りこぼしのないように準備しましょう。


難  易  度:やや易
出題形式:マーク・穴埋め
知  識  量:★★★
スピード:★★★
記  述  力:★★★
応  用  力:★★★

東海大学医学部 一般選抜 生物の傾向と対策

前半の知識問題で確実に得点を。後半は分かるところから優先的に

東海大学医学部一般選抜の生物は、理科1科目で試験時間70分、生物は大問5題構成となっています。

頻出分野は代謝、遺伝子、体内環境の分野なので、優先的に準備しましょう。問題の前半(大問1、2)は知識問題と計算問題が多く、問題の後半(大問3~5)はデータを用いた考察問題が主体です。

前半の知識・計算問題は基本~標準問題が多く、取りこぼしのないよう取り組みましょう。
後半の実験考察問題では文章量が多いため素早い情報処理能力が求められます。ここについては過去問のみならず他大学他学部も含め多様なテーマの考察問題に親しんでおくと有利に働くでしょう。

また、2023年度以降は論述問題の出題がないですが、短文で端的に要点を表現する練習もしておくと良いでしょう。


難  易  度:やや難
出題形式:記述
知  識  量:★★★★
スピード:★★★★
記  述  力:★★

応  用  力:★★★★

東海大学医学部 一般選抜 物理の傾向と対策

標準的な問題で演習し、やや難しい問題集で難問にも対処できるように!

東海大学医学部一般選抜の物理は、理科1科目で試験時間70分、大問4題の構成となっています。

【1】と【2】は記述式、【3】、【4】はマーク式です。力学、電磁気学、熱力学、波動は頻出分野です。
難易度にばらつきがあり、年度によっては難しめの年もあるため、その場合は問題を取捨選択しながら得点効率を高める工夫が必要です。

理科1科目のため物理の得意な学生が受験しているとはいえ、時間は70分と短いため、高難度の問題が続くと時間が足りなくなるケースも十分想定される分量です。点数も標準化されるため、難しいからと諦めることなく自身の解ける問題に集中して取り組みましょう。

難  易  度:標準
出題形式:マーク
知  識  量:★★★
スピード:★★★
記  述  力:★★★
応  用  力:★★★★

東海大学医学部 一般選抜 小論文の傾向と対策

東海大学医学部一般選抜の小論文は、二次試験において2022年度以降は、短文による出題形式が定着しています。

資料文の難度は易しめで読解の苦労は少ないですが、逆に長くない資料文を基に500字の記述が求められる点で少々苦労するかもしれません。

時間内にしっかりと書き上げることが大前提ですが、昨年度は「自身の体験も含めた上で記述する」という設問要求に沿わない形で解答をしてしまった受験生もいましたので、しっかりと設問要求に対して答えるよう細心の注意を払いましょう。


形式:資料文型
所要時間:45分
文字数:500字以内
配点:ー

東海大学医学部 一般選抜 面接の傾向と対策

東海大学医学部一般選抜の面接は、二次試験において受験生1名に対して面接官2名による個人面接で実施されます。

比較的穏やかでリラックスした雰囲気で実施されるため、逆に自ら積極的にアピールする力も問われます。
また、掘り下げて人物を把握したいときは面接時間が長くなることもあります。

質問内容としては、医師志望理由や本学志望理由、高校時代に力を入れたことなどオーソドックスな質問が中心です。他には、あなたの考える「良医」とは?など東海大学ならではの質問もされることがあります。地域枠併願の方は1回目の面接後に地域枠の面接が行われます。

形式:個人面接
所要時間:1人あたり10~20分
面接官の人数:2人
配点:ー

まとめ

以上、東海大学医学部一般選抜の入試概要、入試結果から、各科目の過去問を分析することで今年の傾向を予測しつつ、面接・小論文の対策までお伝えいたしました。

メルリックス学院はどこよりも早く正確な入試情報を集積し、分析をしたうえで受験戦略に落とし込むことを最も得意にしています。医学部受験について何か不安やお困りごとがあれば、いつでもお気軽に個別相談をお申込みください。

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2026年度私立医学部一般選抜偏差値ランキング

メルリックス学院が公表している入試難易度ランキングは以下の通りです。※メルリックス学院内部生の模試結果と入試結果、さらにメルリックス学院が独自に入手した入試情報をもとにランキングを決定しています。

順位

大学名

入試難易度

1

慶應義塾大学

72.5

2

東京慈恵会医科大学

70.0

3

日本医科大学

69.0

3

順天堂大学

69.0

5

自治医科大学

68.5

5

東北医科薬科大学(A方式)

68.5

5

国際医療福祉大学

68.5

5

関西医科大学

68.5

9

大阪医科薬科大学

68.0

10

産業医科大学

67.5

11

昭和医科大学

66.5

11

東京医科大学

66.5

11

東邦大学

66.5

14

東北医科薬科大学(B方式)

65.5

15

日本大学

65.0

15

藤田医科大学

65.0

17

近畿大学

64.5

17

兵庫医科大学

64.5

19

帝京大学

64.0

19

東海大学

64.0

19

聖マリアンナ医科大学

64.0

19

東北医科薬科大学(一般枠)

64.0

23

杏林大学

63.5

23

北里大学

63.5

26

福岡大学

63.0

26

久留米大学

63.0

28

岩手医科大学

62.5

28

埼玉医科大学

62.5

28

金沢医科大学

62.5

28

獨協医科大学

62.5

32

川崎医科大学

61.5

32

東京女子医科大学

61.5


※こちらの入試難易度ランキングは、 Amazonから発売している【私立医歯学部受験攻略ガイド】に掲載されています。

川村匡輝
川村匡輝
メルリックス学院渋谷校教務マネージャー。小学5年時より中学受験の勉強を始め、中高 一貫校である六甲学院に入学、アメリカンフットボールに没頭し、勉学の面ではビリギャル状態に・・・偏差値30 台から全科目の勉強をやり直し2浪の末に慶應義塾大学経済学部に進学、「学問に近道はないが、やれば誰にでも乗り越えられる」の信念のもと、現場の専門家として、普通の人が最高峰の受験で打ち勝つサポートに情熱を燃やし、医学部合格請負人として10 年にわたり数多の医学生・歯学生の輩出に力を注いでいる。

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