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【2026北里】北里大学医学部一般選抜に合格するための対策(過去問分析)

皆さん、こんにちは。
メルリックス学院渋谷校教務マネージャーの川村です。

北里大学医学部は、2026年度私立医学部一般選抜偏差値ランキングにおいて、32大学中23位に位置し、偏差値は63.5とされています。医療系総合大学ならではのチーム医療を重視した教育体制が特徴的で、関東圏内の受験者を中心に人気があります。本年度より共通テスト利用後期で5名の募集人員を増やした影響もあり、一般入試での募集人員枠は65名へと減少になりました。

本記事では、これまで多くの北里大学を志望する受験生を指導してきたメルリックス学院の視点から、過去問分析と入試結果をもとに、合格に必要な戦略を具体的に解説します。出題傾向や効果的な学習方法を整理し、受験生の皆さんにとって実践的な対策をお伝えしていきます。

目次[非表示]

  1. 1.2026年度 北里大学医学部 一般選抜の入試概要
  2. 2.北里大学医学部 2025年度一般選抜を振り返る
  3. 3.北里大学医学部 一般選抜 英語の傾向と対策
  4. 4.北里大学医学部 一般選抜 数学の傾向と対策
  5. 5.北里大学医学部 一般選抜 化学の傾向と対策
  6. 6.北里大学医学部 一般選抜 生物の傾向と対策
  7. 7.北里大学 一般選抜 物理の傾向と対策
  8. 8.北里大学 一般選抜 小論文の傾向と対策
  9. 9.北里大学 一般選抜 面接の傾向と対策
  10. 10.北里大学医学部合格者の体験談
  11. 11.2026年度私立医学部一般選抜偏差値ランキング

2026年度 北里大学医学部 一般選抜の入試概要

2026年度の北里大学医学部一般選抜の入試概要は以下の通りです。

募集人員

約65名(内訳:相模原市修学資金枠2名を含む)

出願期間

出願期間 2025年12月24日(水)~2026年1月21日(水)消印有効

試験日

一次試験:2月3日(火)

二次試験:2月14日(土)or 2月15日(日)or 2月16日(月)※

合格発表日

一次試験:2月9日(月)15時頃

二次試験:2月18日(水)15時頃

試験会場(一次試験)

本学相模原キャンパス

パシフィコ横浜ノース

試験会場(二次試験)

本学相模原キャンパス

※受験生が自由に選択できる

【1次試験内容】

科目

試験時間

配点

形式

数学

80分

150点

記述・穴埋め

英語

70分

150点

マーク

理科2科目

100分

200点

マーク・穴埋め

【2次試験内容】

科目

試験時間

配点

形式

面接

15分程度

個人面接

小論文

90分

資料文型

2026年度の北里大学医学部の一般選抜は、まず一般枠の人数が75名から65名に減少した点で総合格者数が減り、競争倍率が上がる要因となり得ます。

逆に、一次試験日の2/3は順天堂・金沢医科1日目・東海2日目の一次試験日程と被るため、両大学にどれくらいの受験生が流れるかによって競争倍率が決まるでしょう。

北里大学医学部 2025年度一般選抜を振り返る

北里大学の2025年度入試は、一次試験で金沢医科との重複があった上に、杏林、岩手医科の二次試験と重複しました。杏林、岩手医科の一次合格者の多くが、北里大学の一次試験を受験しない選択を取ったために、受験者数が大幅に減り、非常にチャンスの大きい受験の年となりました。

入試データ上で見てみても、2025年度入試において、北里大学医学部一般選抜の志願者数は1891名でしたが、そのうち1573名が一次試験を受験となり、300名以上が一次試験を受験していません。(2024年度は志願者数1995名のうち受験者数1888名、2023年度は志願者数2016名のうち受験者数1904名)501名が一次試験を突破したため一次合格倍率は3.1倍でした。

二次試験では、最終的に繰り上げ合格者も含めて232名が合格という結果になりました。
正規合格倍率でみると11.1倍ですが、合格実質倍率では6.8倍で、正規合格者の合格最低点は270点でした。

下記の正規合格者の最低点数のデータから見ても、易問高得点型とは言い難く、解ける問題をいかに拾い集められるかといった勝負になります。そのため、過去問等でチャレンジしてみた結果、なかなか自信が持てず、受験を敬遠する生徒も一定数見受けられます。

そういった点では、思いのほかチャンスが生まれる可能性がある入試だと分析しています。

【一般選抜の合格最低点

2025年度

2024年度

2023年度

正規および繰上合格

270点/500点

312点/500点

273点/500点

北里大学医学部 一般選抜 英語の傾向と対策

健康・衛生や環境問題関連の英文を特にチェック、文法対策も万全に

北里大学医学部一般選抜の英語は、試験時間70分・大問7題構成となっています。

昨年度は文法関連が【2】短文完成【7】語句整序、残りが読解系の問題になっています。近年は出題内容に若干の違いはあれど、同傾向の問題が多いので、過去問演習を通して特徴を掴むことも試験対策に有効でしょう。

特に様々な大問で登場する内容真偽の問題は消去法を中心とした解答の仕方に慣れて時間効率を高めましょう。長文問題では環境問題・医学系のテーマが取り扱われることが多いので、優先的にこれらの分野の英文に慣れて背景知識を身に付けておくことで、読解の際の時間効率を高める要素になるでしょう。

難  易  度:標準
出題形式:マーク
知  識  量:★★★
スピード:★★★★
記  述  力:―
応  用  力:★★★

北里大学医学部 一般選抜 数学の傾向と対策

証明が頻出。5年連続で漸化式。微分積分は国公立タイプを

北里大学医学部一般選抜の数学は、試験時間80分・大問3題構成となっています。

【1】は小問集合で、標準レベルの典型問題を少しひねった印象ですが、【2】・【3】は重厚な大問で例年受験生が苦労している印象です。

近年は微積分と確率漸化式などの出題が多いですが、特に頻出である微積分は国公立レベルの問題もこなし、証明問題にも慣れておくと良いでしょう。他にも数列・ベクトル・複素数平面も何かしらの形で出題される可能性が高いので優先的に押さえておきましょう。

表面的なパターン暗記だけでは通用しない問題も多いため、「なぜそう解くのか」という本質的な理解を深める勉強も意識的に取り入れましょう。


難  易  度:標準
出題形式:記述・穴埋め
知  識  量:★★★
スピード:★★★
記  述  力:★★★★
応  用  力:★★★

北里大学医学部 一般選抜 化学の傾向と対策

穴の無い知識習得・過去問徹底演習・解答スピードが不可欠

北里大学医学部一般選抜の化学は、理科2科目で試験時間100分、化学は大問5題構成となっています。

問題数が25問程度あり、解答のスピード感が要求されます。
出題傾向については、ここ10年間大きな変化はないので、まず過去問演習を通して時間配分の感覚を養うことが重要です。

また、マークの選択問題は少々厄介な出題が多く、「正しいものを二つ選べ」や「すべて選べ」など細かい知識まで問われる問題もあるため穴の無い学習をすすめ、受験前には改めて知識の整理をして当日をむかえましょう。

テストでの時間配分を誤らずに教科書レベルの基本知識を確実に押さえておけば、安定した得点源にできる可能性が十分あるでしょう。


難  易  度:標準
出題形式:マーク
知  識  量:★★★
スピード:★★★★
記  述  力:―
応  用  力:★★★

北里大学医学部 一般選抜 生物の傾向と対策

問題数だけでなく問題文や選択肢の読み取り量が多い。素早く処理しよう

北里大学医学部一般選抜の生物は、理科2科目で試験時間100分、生物は大問3題構成となっています。

例年、マーク数は50問前後で、また問題や設問の文章量も多いため、かなりの解答速度が要求されます。
特に考察問題は、テーマによっては説明文やデータが複数ページにわたっての出題もあるため、過去問演習を通して複雑な考察問題をいったん飛ばして後から解くなど得点を最大化する訓練をしておきましょう。

また、2025年度は過去5年出題がなかった植物生理や生態系の分野が出題されました。細胞や代謝の分野の出題が近年減っていますが、こういった出題頻度が下がっている分野についても油断せずに準備をすすめましょう。


難  易  度:やや難
出題形式:マーク
知  識  量:★★★★
スピード:★★★★★
記  述  力:―
応  用  力:★★★

北里大学 一般選抜 物理の傾向と対策

小問集合にある難度の高い問題は飛ばしていくことも考えよう!!

北里大学医学部一般選抜の物理は、理科2科目で試験時間100分、大問3題の構成となっています。

すべて穴埋めのマーク式ではありますが、昨年度は29問と解答のスピード感が要求されます。
大問1の小問集合では時間を要する計算問題も含まれている事もあり、これらの問題は大問2,大問3を着手した後に解答するなど工夫をして対応しましょう。

原子は出題範囲に含まれておらず、それ以外の力学、熱力学、波動、電磁気は全て出題があるので、標準レベルの問題までしっかり演習してください。特に力学、電磁気の分野は大問での出題頻度が高いので優先的に演習を重ねましょう。


難  易  度:標準
出題形式:マーク・穴埋
知  識  量:★★★
スピード:★★★★
記  述  力:―
応  用  力:★★★

北里大学 一般選抜 小論文の傾向と対策

北里大学医学部一般選抜の小論文は、近年医療系のテーマの資料文から多く出題されましたが、2025年度は人文科学分野の文章からの出題でした。一見すると医療分野から離れた出題のように見えますが、共感についてなど医療倫理に通ずるような資料であり、人間に関わる学問からの出題だったと言えます。

形式は例年と変わらず、長い資料文をもとに「本文にタイトルをつける問題」・「傍線部の説明問題」・「論述問題」の3問から構成され、2025年度は各20字以内、100字以内、800字以内で出題されています。

マイナーチェンジはありますが、おおよそ、計1000字程度の記述量を求められることを踏まえて、どの設問にどれくらいの時間を割くべきか想定しながら何度か演習を重ねてみてください。

北里大学 一般選抜 面接の傾向と対策

北里大学医学部一般選抜の面接は、受験生1名に対して面接官3名による個人面接で実施されます。

まずは、出願の際に提出する面接票に書いた内容はどんな角度から聞かれてもいいように準備しておきましょう。

面接は比較的和やかな雰囲気で行われることが多いようですので、面接官と会話のキャッチボールを楽しむ勢いで話しましょう。その中で、医師志望への本気度(熱量)や大学への好奇心、自身の強みなどもアピールできるとなお良いです。学祖・北里柴三郎についても、油断せず調べておきましょう。

形式:個人面接
所要時間:1人あたり15分程度
面接官の人数:3人
配点:ー

北里大学医学部合格者の体験談

以上、北里大学医学部一般選抜の入試概要、入試結果から、各科目の過去問を分析することで今年の傾向を予測しつつ、面接・小論文の対策までお伝えいたしました。

北里大学の一般選抜に向けて、メルリックス学院では一次試験前日の2月2日(金)にウェビナーで入試前日予想セミナーを行います。直前ガイダンスとワンポイント予想講座という内容になっています。メルリックス学院人気講師による、ここでしか聞けない解説となっておりますので、ぜひお申込みください。⇒お申込みはこちらからお願いします。



それでは最後に、メルリックス学院から北里大学医学部に合格した生徒の合格体験記を紹介します!
ぜひ、参考にしてみてくださいね!

2025年度 北里大学医学部合格

K.Rさん

長年続けてきた努力が遂に医学部合格に届いた

Kさんは一度、別の医学部に進学しましたが事情があって退学し、医学部に再チャレンジすることにしました。そこからの道のりは非常に長く、時には苦しいものでしたが「雨だれ石を穿つ」ような努力を重ね、遂に医学部合格を成し遂げることができました。・・・詳しくは こちら

2025年度 北里大学医学部合格

M.Cさん

先生方が皆さん親身に面倒を見てくれました

中学生のときから医学部を目指していましたが、現役合格はやはり難しく浪人することになりました。家から比較的近かったのと、二次試験の小論文と面接までしっかり対策してくれると思い、・・・詳しくは こちら

2026年度私立医学部一般選抜偏差値ランキング

メルリックス学院が公表している入試難易度ランキングは以下の通りです。※メルリックス学院内部生の模試結果と入試結果、さらにメルリックス学院が独自に入手した入試情報をもとにランキングを決定しています。

順位

大学名

入試難易度

1

慶應義塾大学

72.5

2

東京慈恵会医科大学

70.0

3

日本医科大学

69.0

3

順天堂大学

69.0

5

自治医科大学

68.5

5

東北医科薬科大学(A方式)

68.5

5

国際医療福祉大学

68.5

5

関西医科大学

68.5

9

大阪医科薬科大学

68.0

10

産業医科大学

67.5

11

昭和医科大学

66.5

11

東京医科大学

66.5

11

東邦大学

66.5

14

東北医科薬科大学(B方式)

65.5

15

日本大学

65.0

15

藤田医科大学

65.0

17

近畿大学

64.5

17

兵庫医科大学

64.5

19

帝京大学

64.0

19

東海大学

64.0

19

聖マリアンナ医科大学

64.0

19

東北医科薬科大学(一般枠)

64.0

23

杏林大学

63.5

23

北里大学

63.5

26

福岡大学

63.0

26

久留米大学

63.0

28

岩手医科大学

62.5

28

埼玉医科大学

62.5

28

金沢医科大学

62.5

28

獨協医科大学

62.5

32

川崎医科大学

61.5

32

東京女子医科大学

61.5


※こちらの入試難易度ランキングは、 Amazonから発売している【私立医歯学部受験攻略ガイド】に掲載されています。

現時点での学習方針や二次対策等も含めて少しでも不安がある方は、ぜひ一度メルリックス学院までご相談ください。

川村匡輝
川村匡輝
メルリックス学院渋谷校教務マネージャー。小学5年時より中学受験の勉強を始め、中高 一貫校である六甲学院に入学、アメリカンフットボールに没頭し、勉学の面ではビリギャル状態に・・・偏差値30 台から全科目の勉強をやり直し2浪の末に慶應義塾大学経済学部に進学、「学問に近道はないが、やれば誰にでも乗り越えられる」の信念のもと、現場の専門家として、普通の人が最高峰の受験で打ち勝つサポートに情熱を燃やし、医学部合格請負人として10 年にわたり数多の医学生・歯学生の輩出に力を注いでいる。

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