【2026関西医科】関西医科大学一般入試(一般選抜)前期に合格するための対策(過去問分析)

皆さんこんにちは。
メルリックス学院代表の佐藤です。

今回は1月31日に入試が行われる関西医科大学についてお伝えしたいと思います。

関西医科大学は私立医学部入試偏差値ランキングで偏差値68.5の全体で5位です。

学費を2023年度入試で大きく下げたことが要因です。河合塾近畿医学科情報センターの分析では偏差値ランキングで慶應、東京慈恵会、日本医科、順天堂大学医学部の牙城を崩すには、関東からの優秀な受験層を一層、厚く囲い込むことが課題とのことです。

メルリックス学院から兄弟で関西医科大学に合格!石田ブラザーズが合格体験記を語ってくれました!

目次[非表示]

  1. 1.関西医科大学一般入試の概要
  2. 2.関西医科大学一般入試の試験結果
  3. 3.関西医科大学一般入試の試験概要
    1. 3.1.一般選抜の合格最低点
  4. 4.2026年度 関西医科大学の試験日程及び試験会場
    1. 4.1.一般選抜前期
    2. 4.2.一般選抜前期
  5. 5.関西医科大学一般入試の英語
  6. 6.関西医科大学一般入試の数学
  7. 7.関西医科大学一般入試の化学
  8. 8.関西医科大学一般入試の生物
  9. 9.関西医科大学一般入試の物理
  10. 10.関西医科大学 一般入試の小論文
  11. 11.関西医科大学の面接
  12. 12.まとめ
  13. 13.2026年度私立医学部一般選抜偏差値ランキング

関西医科大学一般入試の概要

関西医科大学の偏差値が上がっている理由として、学費が安いことを述べました。それに加えて、 一般選抜の募集人数の少なさがあります。関西医科大学は学校推薦型選抜で多く募集していて2025年度では25名の募集で、実際31名の合格者数を発表しています(入学者21名)。そのほか共通テスト利用もありますが、 一般入試前期では55名後期では5名となっています。

ただし、関西医科大学の 学校推薦型一般枠特色選抜併願制なので、国公立の合格発表後、辞退者が出る可能性が十分考えられます。その分、一般入試からの繰上げ合格者が出やすくなると考えていいと思います。2025年度で言えば、学校推薦型一般枠の募集人数は10名、合格者は13名でしたが、入学者は6名と発表されていています。

一般入試での正規合格者数は2021年、2022年、2023年、2024年、2025年それぞれ110名、110名、127名、160名、165名と学費を下げた2024年度以降、大幅に合格者数を増やしております。募集人数の3倍ほどの数が発表されることが多いです。2026年度もこの傾向が続くと思われるので、募集人数が少なくてもチャンスは大いにあると考えていいでしょう。

関西医科大学一般入試の試験結果

それでは関西医科大学の入試結果を見ていきましょう。先ほども少しお伝えしましたが、 2023年度、2024年度、2025年度の募集人数は55名で、 受験者数は2086名、2158名、1816名で2025年度は0.88倍増という結果になりました。入試日程が2校(帝京大学、東北医科薬科大学)と重なったことと、難易度上昇による敬遠心理が働いたことも要因といえましょう。

一次合格者は352名、381名、360名の発表で、正 規合格の倍率は16.4倍、13.5倍、11.0倍となっていて、2024年度以降は学費が下がった影響で倍率は下がっても実質的な受験生レベルは上がっています。2025年度の入試結果から繰上げ合格者数が発表されていて、 33名繰り上がりました。ただこの人数は 連絡の際に入学の意思を示した数字ですので、実際にはこの数字より多くなる点に注意が必要です。※ 補欠160番台まで繰り上がり(メルリックス学院調べ)

関西医科大学一般入試の試験概要

関西医科大学の一般入試は全体として標準からやや難レベルが出題されます。試験は 英語(80分/150点)数学(90分/150点)、理科2科目(120分/200点)です。基本 全科目記述式ですが、難しいと言われる要因の一つが、全科目ともにスピードや応用力が要されるということにあります。

ここ数年の合格者最低点を見てみると、 2023年度は254点/400点、2024年度は269点/400点、2025年度は305点/500点となっていていますが、これは 正規合格者の合格最低点なので、もう少し下がると考えてください。2024年度以降は合格するには6割を目指したいところであります。2024年度以降、問題の難度が大きく上がりましたので、その状態で6割を取るのは非常に難関であるといえましょう。

また関西医科大学の特徴の一つが、2023年度から一般入試において 小論文が廃止された点、2025年度入試から 数学、英語の配点が150点ずつに変更されました。

河合塾全統模試の合格者平均値が2024年度第二回河合塾全統記述模試によると合格者平均偏差値は 英語:67.9 数学:69.5 理科:69.5(資料提供:河合塾近畿地区医学科情報センター)

一般選抜の合格最低点

2025年度

2024年度

2023年度

一次合格

258.5/350点
(73.9%)

223.5/350点
(63.9%)

206.3/350点
(58.9%)

2026年度 関西医科大学の試験日程及び試験会場

一般選抜前期

募集人員

55名※

出願期間

2025年12月10日(水)~2026年1月15日(木)消印有効

試験日

一次試験:1月31日(土)

二次試験:2月14日(土)

合格発表日

一次試験:2月10日(火)

二次試験:2月21日(土)

入学手続締切

3月6日(金)

試験会場(一次試験)

大阪会場:インテックス大阪
東京会場:ベルサール新宿グランド
名古屋会場:TKPガーデンシティルーセントタワー
福岡:南近代ビル

試験会場(二次試験)

本学枚方キャンパス

※研究医3名、大阪府地域枠4名、静岡県地域枠5名を別途募集

一般選抜前期

募集人員

5名

出願期間

2026年2月1日(日)~2026年2月20日(金)消印有効

試験日

一次試験:3月7日(土)

二次試験:3月17日(火)

合格発表日

一次試験:3月13日(金)

二次試験:3月21日(土)

入学手続締切

3月3日(火)

試験会場(一次試験)

本学枚方キャンパス

関西医科大学一般入試の英語

またも出題形式の変化あり、長文内容真偽と自由英作文が重要なのは変わらず

関西医科大学の英語は2023年度、出題形式に大きな変化がありました。2020年度以降読解が3題出題され、その中で内容真偽、内容説明、空欄補充などが問われ、全て記述で答えるという形式でした。

しかし、2023年度から記述式と一部マーク式が導入され、且つ読解問題が2題に減少。その代わり今まで出題されてこなかった英作文(100語)が新たに加わりました。近年、多様な形式で出題されているので、どんな形式で問われても、落ち着いて解けるようにしたいところです。

過去問を分析すると【2】よりも【1】の方が難易度が穏当なので、このような特徴を押さえるだけで時間配分も変わり、得点率にも影響してきます。

【2】の長文内容真偽問題は長文の流れと確認箇所が同じなので読みながら真偽を確認できます。この技法で時間が節約できます。【1】の脱文挿入、全て選ぶ内容の真偽問題は後回しにする工夫も大切であります。【3】の自由英作文は論理的な英文を上手な展開で書くことができるかが要諦をなします。文法、構造上の欠陥をなくすだけのレベルではなく、英文展開として題意に沿う形で自然な書き方ができるかがポイントとなります。順天堂大学や日本医科大学の自由英作文の問題はトレーニングを積むうえでは格好の題材になるでしょう。

英語の苦手な受験生は50%を死守。得意な受験生は75%を狙うと他教科が楽になるでしょう。

難  易  度:やや難
出題形式:記述・マーク
知  識  量:★★★
スピード:★★★★
記  述  力:★★★★
応  用  力:★★★★

関西医科大学一般入試の数学

難関私大レベルまで対策が必要。証明など記述力も訓練が必要

関西医科大学の数学は過去全問記述式の年度と一部答えのみや空欄補充の年度がありましたが、2023年度は全て記述方式でした。

大問数は、ここ数年5問になったり、4問になったりしています。2023年度は5題(【4】が選択問題)でした。また、関西医科大学では例年図示問題が出題されるのですが2023年には出題されていませんでした。ただ同じく例年出題される証明は出題されていました。2024年度と2025年度は選択問題なしの4題になり、この形式で定着する可能性もあります。

2024年度の問題は難しすぎましたが、2023年度や2025年度の上位国公立大~難関私大レベルの問題には太刀打ちできるようにしておきたいです。

キーポイントは2021年度以降の過去問を解いてこの大学の問題や時間配分、グラフを書く問題に慣れておきたい。

難度や出題形式に変更が起こりやすいということは、問題の取捨選択が要諦をなします。とりわけ順天堂大学医学部や日本医科大学、東京慈恵医科といった難関私大の問題を解いて取捨選択する練習もしておくとよいでしょう。

本番では解ける問題を確実に得点することが合否を分ける生命線になります。数学苦手な受験生で50%~55%の得点率。得意な受験生は2024年度の難度の年であれば70%の得点率を狙いにいきたいところです。

難  易  度:やや難
出題形式:記述
知  識  量:★★★
スピード:★★★★
記  述  力:★★★★
応  用  力:★★★★

関西医科大学一般入試の化学

正確な計算力・詳細な知識・思考力が試される問題

2024年度、2025年度と化学の問題は易化していました。しかし、定番問題であっても思考力を要求されることには変わりません。

一つ一つの問題は標準的ではあるが、そこに思考力を試す箇所が複合されると急に問題が難しく変わります。関西医科大学の問題は正しくこの形式であります。基礎事項の徹底理解が思考を試す箇所にも通じてきますので、基礎の徹底理解と典型問題のトレーニングが肝要です。

とりわけ2026年度入試においては「物質の三態、気体の法則、化学反応と反応熱、電池・電気分解、周期表と非金属元素、酸化・還元、脂肪族あたりが出題の周期として狙われやすいでしょう。


難  易  度:標準
出題形式:記述・穴埋め
知  識  量:★★★
スピード:★★★★
記  述  力:★★★
応  用  力:★★★

関西医科大学一般入試の生物

細かい知識よりも、生命現象や実験の根本的理解が問われる

関西医科大学の生物は2020年以降大問4問で構成されていて、大問1は一問一答形式でさまざまな分野から出題されるので、幅広い知識が必要です。論述問題もよく出題されていて字数も30字~50字程度と短めであります。

考察問題の多くは標準的なレベルですが、教科書や図説に紹介されている現象を正しく理解できているかどうか試すような出題が多いので、本質的な理解に基づく生命現象や実験の説明ができるようにしておきたいです。

なじみの少ない現象を掘り下げて考えさせる問題も少なからず出題されますが、関連する事象の本質が理解できていれば解けるように作られています。生物で他の受験生に差を付けたい方はこの領域の問題も得点していきたいところです。上位私立医科大学や単科系国公立医科大学の過去問を使って訓練していくことが効果的であります。

また、関西医科大学の生物は選択問題が多いことも特徴の一つですが、選択肢から「すべて」選ぶものが多いので、選択肢を精査していく必要があります。

問題の難易度は標準レベルが多いのですが、問題数と内容から考えると、時間内に解ききれない受験生もいるかもしれません。まずは知識の定着とスピードを強化し、相手に伝わる文章が書けるように、対策していきましょう。


難  易  度:やや難
出題形式:記述
知  識  量:★★★
スピード:★★★★
記  述  力:★★★
応  用  力:★★★★

関西医科大学一般入試の物理

例年難度が高い、しっかり準備をしておこう!!

関西医科大学の物理についてお伝えします。

大問4問で構成されていて、論述や描図問題もよく出題されています。また途中の考え方を記すように求められる問題が多いのが特徴です。年度によって分野に偏りがあるときもありますが、基本的には全分野からの出題となっています。特に2022以降の問題からは難度が上がっているので、過去問演習をする際には注意して下さい。

また2022年度の色の見え方、2023年度の階段状反射型回折格子、2024年度の電磁熱流計の原理、2025年度の心筋測定など見慣れない設定の問題からも出題されています。更に2024年度2025年度は連続で実験データ考察問題も出題されているので注意していきたいです。

そのような問題に対応する為、思考力を要する難問を粘り強く考えるトレーニングを積むことが大切です。具体的には物理が得意な受験生におかれては東京慈恵会医科や慶応義塾大学医学部の過去問から見慣れない問題を拾って考えるトレーニングをすることも効果的でしょう。 途中の考え方を示したりする問題、描画問題も出題されることが多々あるので、過去問を通じて慣れておきたいところです。


難  易  度:やや難
出題形式:マーク
知  識  量:★★★
スピード:★★★★
記  述  力:★★★★★
応  用  力:★★★★

関西医科大学 一般入試の小論文

実施されません。

関西医科大学の面接

関西医科大学の面接は受験生1人に対し、面接官が3人の個人面接で10分から20分程度で行われます。雰囲気も和やかで答えに詰まると面接官の方から助け舟を出してくれます。

医師志望理由や本学志望理由のほか、慈仁心鏡の意味を知っているか、なども聞かれるので、建学の精神については面接前に再度確認しておきたいところです。また、最近の面接では文章を渡され、その内容について答える形式が出ています。

『がんで余命三か月の患者が「なぜ自分がこんな目にあわないといけないのか」といってきたらどうするか』

大学関係者から聞いた話では近年、学業不振者が一定割合で続けているので、面接に力点を置くように方針転換を図っているようです。関西医科の二次試験情報をしっかりと持っている予備校でしっかりと対した上で臨むようにしてください。

形式:個人面接
所要時間:10~20分(2回行う場合あり)
面接官の人数:3人
配点:段階評価

まとめ

以上、関西医科大学の大まかな情報についてお伝えしました。より詳しい内容、分析については試験前日1月30日に大阪梅田ツインタワーズ・ノースとメルリックス学院渋谷校で行われる入試前日セミナーを活用していただきたいと思います。直前ガイダンスと2023年度から変更になった英語のワンポイント予想講座になっています。メルリックス学院人気講師による、ここでしか聞けない解説となっておりますので、ぜひお申込みください。

最後に、メルリックス学院からは毎年、関西医科大学に多くの合格者を出しています。こちらでは昨年度合格したうちの2人を取り上げます。

2025年度 関西医科大学合格
林伶舞さん

私は前年度、久留米大学の補欠の繰り上りを最後まで待っていました。結局、補欠の繰り上りは回ってこずメルリックスの扉を開けることになりました。

そして迎えた2025年度入試では、最難関とも言われる関西医科大学一般選抜前期・同じく大阪府地域枠ともに正規合格!!その他に久留米大正規合格。

昨年度と比べ何が変わったのか、・・・詳しくは こちら

2025年度 関西医科大学合格
石田怜士さん

石田さんがメルリックス学院大阪校を選んでくれたのは、お兄様が以前に在籍されて合格されたという安心感もあったということも一因でしたが、もう一つは・・・詳しくは こちら

▼個別相談のお申し込みは以下の画像をタップ▼

2026年度私立医学部一般選抜偏差値ランキング

メルリックス学院が公表している入試難易度ランキングは以下の通りです。※メルリックス学院内部生の模試結果と入試結果、さらにメルリックス学院が独自に入手した入試情報をもとにランキングを決定しています。

順位

大学名

入試難易度

1

慶應義塾大学

72.5

2

東京慈恵会医科大学

70.0

3

日本医科大学

69.0

3

順天堂大学

69.0

5

自治医科大学

68.5

5

東北医科薬科大学(A方式)

68.5

5

国際医療福祉大学

68.5

5

関西医科大学

68.5

9

大阪医科薬科大学

68.0

10

産業医科大学

67.5

11

昭和医科大学

66.5

11

東京医科大学

66.5

11

東邦大学

66.5

14

東北医科薬科大学(B方式)

65.5

15

日本大学

65.0

15

藤田医科大学

65.0

17

近畿大学

64.5

17

兵庫医科大学

64.5

19

帝京大学

64.0

19

東海大学

64.0

19

聖マリアンナ医科大学

64.0

19

東北医科薬科大学(一般枠)

64.0

23

杏林大学

63.5

23

北里大学

63.5

26

福岡大学

63.0

26

久留米大学

63.0

28

岩手医科大学

62.5

28

埼玉医科大学

62.5

28

金沢医科大学

62.5

28

獨協医科大学

62.5

32

川崎医科大学

61.5

32

東京女子医科大学

61.5


※こちらの入試難易度ランキングは、 Amazonから発売している【私立医歯学部受験攻略ガイド】に掲載されています。

佐藤正憲
佐藤正憲
医学部歯学部専門予備校メルリックス学院代表。1971年、愛知県名古屋市生まれ。1995年、名古屋大学法学部法律学科卒。日本生命保険相互会社、中央出版など教育系出版社を経て2018年から現職。以来、医学部受験指導者としても、多くの医学部受験生、歯学部受験生を導き、支え、合格へと伴走してきた。2020年に大阪医学部予備校ロゴス、2022年にDDPを吸収合併。著書に『日本人の9割が知らない医学部受験の世界』(晶文社)、『あなただけの医学部合格への道標』(産学社)などがある。

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