昭和大学の志望理由書に何を書くべきか？

こんにちは。
受験情報センター長の鈴村です。

昭和大学は医学部・歯学部・薬学部・保健医療学部の４学部があります。どの学部もインターネット出願時に入学志願票を入力する必要があります。そこで【本学志望理由】【課外活動・ボランティア活動・受賞履歴】【資格・検定等】をそれぞれ400字以内で入力しなければなりません。

本学志望理由でよく挙げられること

まず、400字以内で入力する【本学志望理由】はなるべく字数制限ギリギリまで埋めたいところです。昭和大学は2次試験の面接前に「アンケート」の記入もあり、そこにも【本学志望理由】と【志望するにあたり影響を受けた人】を書く欄があります。

2次試験の面接まで進んだ時のことを想定して志望理由を考えるのは他の医学部と同じです。

昭和大学の志望理由としてよく挙げられるのは、医学部を始めとする4学部を擁する医療系総合大学であること、チーム医療教育が充実していること、そして1年次は富士吉田で4学部合同の全寮制であることなどです。

もちろん、これらにこだわることなく自分だけの昭和大学志望理由を書いてほしいのですが、医療系総合大学であることのメリットは必ずどこかに入るのではないかと思います。8つの附属病院で充実した臨床実習を行えることも魅力のひとつです。

課外活動・ボランティア活動・受賞履歴

課外活動・ボランティア活動・受賞履歴の欄には、幼い頃からこれまでの自分の活動をできるだけ多く挙げることをお勧めします。出願する際には高校からの調査書も提出しますが、それには高校時代の活動しか書かれていません。

幼い頃からしていた習い事やボランティア活動、中学の時に入っていた部活動などを書くといいでしょう。受賞履歴もありますので、幼い頃からの活動や提出物などで何か賞をいただいたことがないか思い出してみましょう。どんな小さなことでも、校内の表彰でもかまいません。

自分がこれまでどんなことに興味を持ち、どんなことをしてきたかをアピールする箇所だと思って、できる限り思い出して入力してください。400字ぴったりに埋める必要はありません。

資格・検定等

こちらは持っている資格・検定をそのまま入力するだけですが、特に何も持っていないという方もいるでしょう。その場合は「特になし」と入力してください。何もないのに無理にひねり出そうとする必要はありません。医師への資質は別のことでアピールすれば大丈夫です。

また、400字という字数にこだわる必要もありません。ただし、資格を取得した年月は書いた方がわかりやすくていいでしょう。

出願書類の点数化なし

コロナ前の昭和大学は出願書類を点数化していました。医学部は50点、歯学部は60点の配点があり、医学部は2次試験の点数に出願書類の点数を含んでいました。

しかし、コロナにより受験生の行動が制限されたため、現在は出願書類の点数化はしていません。ただし、調査書は面接試験時の参考資料にするとされています。

よって、入学志願票に入力する内容も点数化されることはありませんが、面接試験で聞かれる内容ばかりですので、そのことを想定して書くことを忘れてはいけません。昭和大学医学部は1期・2期ともに面接試験に100点の配点があります。歯学部も同じく面接試験は100点となっています。

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