
【最新版】2027年度入試!関西医科大学医学部の前期一次試験が2/2に!
こんにちは。
受験情報センター長の鈴村です。
少しずつ2027年度入試に関する情報が各医学部から公表されています。特に入試日程に関しては2026年度に引き続き、2月1日以降に集中するのかどうかが医学部受験生にとっては気になるところです。
学費を2023年度に2100万円に値下げして以来、医学部受験生の人気を集める関西医科大学は既に2027年度の入試日程を発表しました。ここでは関西医科大学の入試日程の変更が医学部入試にどのような影響を与えるかを見ていきましょう。
※私立医学部の2027年度入試変更点はこちらの記事にまとめています。
2027年度から関西医科大学も2月入試を実施
関西医科大学の2027年度前期日程が大学のホームページで公開されました。一次試験は2月2日(火)、二次試験はこれまで1日のみでしたが、2月20日(土)・21日(日)と初めて2日間もうけられます。
変更になるのは前期日程のみで、学校推薦型選抜および後期日程には大きな変更はないとのことです。また、第一次試験の試験会場はこれまで通り大阪・東京・名古屋・福岡の4会場で実施されます。
【一般選抜試験(前期) 大学入学共通テスト(前期)・一般選抜試験併用試験】
一次試験日 | 2月2日(火) |
二次試験日 | 2月20日(土)・2月21日(日) |
2026年度入試との大きな違いは?
関西医科大学の2026年度入試は、一次試験が1月31日(土)、二次試験が2月14日(土)でした。前年度(2025年度)は一次試験が帝京大学医学部3日目、東北医科薬科大学と重なっていましたが、今年度(2026年度)は単独日程となったため、志願者は大学の発表を待ってからになりますが、おそらく増加したと思われます。
関西の医学部受験生にとって、「大医」「関医」「近大」「兵医」の4つの私立医学部は、関西に残るために「どこかは押さえておきたい」大学です。しかし、関東の医学部受験生にとっては、一次試験・二次試験ともに関東の医学部と日程が重なることが多く、特に二次試験が2日間あるのは兵庫医科大学のみで、二次試験が1日しかないことから、難易度の高さも相まって「受けにくい」大学のひとつでした。
2026年度の関西医科大学は一次試験が単独日程だったので、関東の医学部受験生も受けやすかったとはいえ、2月1日から2月12日まで一次試験が連続している中で、わざわざ1月31日に試験を入れるのはためらわれる日程でした。さらに、二次試験の2月14日は関西医科大学の他に9大学と重なっていたため、やはり受けにくかったことは否めませんでした。
来年度(2027年度)の一次試験は2月2日になるとのことですが、毎年2月2日は東海大学・福岡大学が一次試験を行います。この2大学の2027年度入試日程はまだ発表されていませんが、東海大学・福岡大学ともに総合大学であり他学部との日程のからみもあるため、おそらくは2027年度も2月2日に一次試験を行うのではないかと思われます。
また、今年度(2026年度)は日本医科大学と杏林大学医学部も2月2日に一次試験を行いました。この2大学は一次試験日が固定されているわけではないので、来年度(2027年度)の日程がどうなるかは未定です。いずれにせよ、関東の複数医学部と一次試験が重なることは必至と思われます。
2026年度の入試日程は以下のように集中していました。
2月1日 | 日本大学(1期)・久留米大学(前期)・東京女子医科大学・川崎医科大学 |
2月2日 | 東海大学(1日目)・福岡大学・杏林大学・日本医科大学 |
2月3日 | 東海大学(2日目)・順天堂大学・北里大学・金沢医科大学(1日目) |
※赤字は毎年一次試験日が固定されている大学
受けやすくなる=入学辞退者が増える
今回の変更点の注目ポイントは一般前期の二次試験日が初めて2日間となることです。2月20日(土)・21日(日)とのことですが、今年度(2026年度)であれば、東京慈恵会医科大学と獨協医科大学の二次試験がこの日程で行われました。
ただ、複数の試験日が設けられていれば、出願時にある程度は調整することができます。これまで偏差値ランキングだけでなく日程的にも関東の医学部受験生にとっては敷居の高かった関西医科大学ですが、これで受けやすくなったと言えるでしょう。大学側の狙いもそこにあるものと思われます。
ただ、西日本の医学部が関東の受験生にとって受けやすくなるということは、それだけ入学辞退が増えるという可能性もあります。例えば、今年度(2026年度)は藤田医科大学が学費を2160万円に下げましたが、関西だけでなく関東からの受験者も増加したのかどうか、繰り上げ合格が非常によく回りました。メルリックス学院の二次不合格だった生徒にも繰り上げの連絡があったほどです。
関西医科大学はその学費の安さから(6年間で2100万円)国公立医学部志望者の有力な併願先となります。今年度(2026年度)も大阪医科薬科大学は早々に繰り上げ合格を打ち切りましたが、関西医科大学は3月31日まで回り続けました。その影響で、同じ関西の近畿大学医学部と兵庫医科大学もかなりギリギリまで繰り上げが回りました。
関西医科大学は繰り上げの人数を実数ではなく、連絡した時に入学すると回答した人数でカウントしていますが、大阪医科薬科大学よりも繰り上げは回りやすい傾向にあります。繰り上げには様々な要因がからみますが、他の私立医学部の入試日程が公表されるのを待ちたいと思います。





